1964-02-26 第46回国会 衆議院 文教委員会 第6号
こういう実態をとらえて家庭裁判所は甘いという批判があるが、そういう家庭裁判所の判事が甘いということは納得できないということを、家庭裁判所の首席調査官の日野照彦氏が言っておられます。私もそう思うのですが、さて先般の質問の中で、保護司さん、それから保護観察官、こういう人がいま非常に犯罪青少年が多くなったために手不足の状況になる。
こういう実態をとらえて家庭裁判所は甘いという批判があるが、そういう家庭裁判所の判事が甘いということは納得できないということを、家庭裁判所の首席調査官の日野照彦氏が言っておられます。私もそう思うのですが、さて先般の質問の中で、保護司さん、それから保護観察官、こういう人がいま非常に犯罪青少年が多くなったために手不足の状況になる。
私はそこできょ文部省に特にお聞きしたのは、その立場に立ってお聞きしたのですが、東京家庭裁判所の少年部首席の日野照彦氏が、もう非常事態ですということを言っております。刑事犯はおとな四十万に対して非行少年は二十万、交通事犯の七十五万を加えますと、百万人になるだろう。それ以外に警察に補導された者はこれの約五倍だ。そういたしますと、五、六百万人の青少年が悪の中にうごめいておるということになるわけです。
検 事 (刑事局長) 竹内 壽平君 委員外の出席者 警 視 長 (警察庁保安局 防犯少年課長) 中原 英典君 警 視 長 (警視庁防犯部 長) 渡辺 清君 参 考 人 (東京家庭裁判 所首席調査官) 日野 照彦
ただいま御出席の参考人は日野照彦君、藤森作次郎君、松崎米君で、澤田要藏さんはまだ見えません。この三名であります。 この際参考人各位に一言ごあいさつを申し上げます。本日は御多用中のところ御出席をいただき、まことにありがとうございました。