2007-04-25 第166回国会 衆議院 農林水産委員会 第11号
○岡本(充)委員 続いて、そもそも、FSIS、AMSは、抜き打ち査察を行うときに、日本政府は、日本側が行う通常の査察に加えて、AMS、FSISが行う抜き打ち査察に同行し、対日輸出認定施設における対日輸出プログラム遵守状況等を検証すると言っていますが、これは過去に行われた冒頭の八施設の査察以外に行われていたんですか。
○岡本(充)委員 続いて、そもそも、FSIS、AMSは、抜き打ち査察を行うときに、日本政府は、日本側が行う通常の査察に加えて、AMS、FSISが行う抜き打ち査察に同行し、対日輸出認定施設における対日輸出プログラム遵守状況等を検証すると言っていますが、これは過去に行われた冒頭の八施設の査察以外に行われていたんですか。
○岡本(充)委員 少なくとも、今副大臣が言われた、では、これまで行った年一回のすべての対日輸出認定施設を対象とした抜き打ち査察の結果、もしくは、いつ行った、いつ行ってどういう結果だったとか、これを早急にお出しいただきたいと思いますので、委員長、理事会で御協議いただきたいと思います。私のところにも持ってきてください。
三月二十三日、厚生労働省及び農林水産省は、米国農務省より提出された調査報告書を受け、同工場からの輸入手続を停止するとともに、米国政府に対しまして、当該施設について対日輸出認定リストから除外すること、他の対日輸出認定施設に対して出荷段階におけるチェック体制の点検を指導することを要請いたしました。
私ども、昨年十二月に、アメリカに行きまして対日輸出認定施設の現地査察を実施したわけでございますが、その際にも、米国側に対し、早期に調査の結果を取りまとめるよう要請したところでございまして、今後、機会をとらえまして働きかけ、督促を行ってまいりたいというふうに考えております。
米国産牛肉の輸入手続再開につきましては、日本側が本年六月二十四日から七月二十三日までの間に実施した対日輸出認定施設三十五施設の現地調査結果を踏まえ、三十四施設を対日輸出認定施設リストに掲載することを認めることとし、七月二十七日に公表いたしております。
本年七月二十七日の輸入手続再開以降の米国産牛肉等につきましては、問題はこれまで確認されておらず、私どもといたしましては、今後とも農林水産省と連携して、米国による対日輸出条件の遵守を厳しく求めるとともに、輸入時検査の強化のほか、対日輸出認定施設の査察等必要な対応に取り組んでまいりたい、このように考えております。
そのリストにつきましては米国農務省の方から我が方も提供を受けるということになっておりますので、対日輸出認定施設ごとの輸出可能な製品のリストというのを活用しまして、必要に応じて、輸入された製品が本当に日本に向けて輸出可能な製品かどうかということをまず衛生証明書等により確認するということが一つございます。
○政府参考人(中川坦君) 現在、アメリカに行っております現地調査団でありますけれども、六月二十四日から七月二十三日まで三十五のすべての対日輸出認定施設について厚生労働省、農林水産省、両省の専門家によって今調査しているところでございます。
○政府参考人(松本義幸君) 現在、日本側が米国で行っております対日輸出認定施設に対する現地調査でございますけれども、過去のBSE関係規制に対しますノンコンプライアンスレコード等の状況を踏まえて、各認定施設における対日輸出牛肉の処理のためのSRMの除去、分別管理、内部監査などの手順の文書化の状況ですとか実施記録等について調査を行いまして、米国における対日輸出プログラムの遵守体制の検証を行っているところでございます
こういったことが起こる背景としまして、当該地域、これはアメリカの東部でありますが、この地域にこの施設のほかに日本向けの、対日輸出認定施設がなかったというふうなこと、それから、この二施設は米国で初めて子牛肉を扱う対日輸出認定施設であったというふうなこと、それから、屠畜場とその後の部分肉加工施設が二つの施設として分かれていたということも重なった、そういう背景事情があったというふうに考えております。
対日輸出認定施設におきましては、屠体をのこで背割りした後に、脊髄を吸引除去機によりまして吸引除去して、その段階で、ちゃんと除去したかどうかは確認されます。その後、高圧水等による洗浄が行われて、その高圧洗浄が行われた後も、ふんだとかミルクだとかそういうものがついていないかどうかということが確認されているというぐあいに認識しております。
○松本政府参考人 米国の対日輸出認定施設におきましては、対日輸出可能品目の分別管理ということにつきまして文書化した手順をとるということとされておりますが、そういうことが不十分で一月二十日の事件が起きたわけでございます。
との答弁は、一月二十日の脊柱混入事例についての米国側の調査報告書がまだ公表されておらず、したがって、原因が不明であり、かつ、他の対日輸出認定施設の輸出プログラムの遵守状況についての米国側の調査が行われていなかった二月十五日時点の状況を前提として述べられたものであり、少なくとも輸出プログラムが子牛肉を出荷した二施設において遵守されていなかったことは確実であったという状況を前提としたものでありました。
この取り扱いにつきましては、今、全国十カ所で行っております米国産牛肉輸入問題に関する意見交換会におきまして、考え方を説明しておりますけれども、日本側による対日輸出認定施設の事前調査の際、この二十五カ所についても立ち入りまして、米国側が調べたという記録についても日本側として検証をし、特段の問題がなければ、その時点では書類上は輸出プログラムが一応担保されておったというぐあいに判断されると思いますけれども
リスコミで配られている資料の中に、「輸入再開前に全ての対日輸出認定施設における日本側の事前調査を実施」する、ここはいいんですが、「問題のないと判断された施設のみを輸入手続き再開の対象。」
ただ、議員御指摘のように、結局、アメリカの言うとおりをそのまま真に受けるのかということでありますので、我々としては、アメリカから報告書を受けましたけれども、それにつきましては、今後、対日輸出認定施設の事前調査におきまして、米国側のレビューの実施記録ですとか、不適合事例の改善状況についても検証することで考えております。
この資料がそのときに政府側から配付をされておった資料でございますが、この資料の三十五ページに、「今回新たに要請した追加措置」ということで「輸入再開前に全ての対日輸出認定施設における日本側の事前調査を実施し、問題のないと判断された施設のみを輸入手続き再開の対象。」とするという言葉が出ておりますし、三十六ページには、「全ての対日輸出認定施設について、実際の輸入再開前に日本側が調査を実施。」
米国産牛肉の輸入再開問題につきましては、先生もおっしゃいましたように、国会でのこれまでの御議論、それから四月にも消費者の方々と意見交換会を既にやっておりますけれども、そこで出されました消費者の方々などの意見なども踏まえまして、先般の五月の十七日から十九日まで三日間掛けて行いました日米の専門家会合におきまして、この輸入手続再開のための必要な措置として日本側が今考えていること、その一つとして、対日輸出認定施設
○高橋政府参考人 米国産牛肉の問題につきましてるる報道がございますが、政府間での正式な話といたしましては、五月二日に行われた日米の農相会談において、ジョハンズ長官から、今月前半には対日輸出認定施設の再調査を終えて、その結果を日本側に連絡するという説明がございました。 現在、そのアメリカ側の説明がどういう形で行われるのかについて照会をしております。
○高橋政府参考人 先ほども申し上げましたように、現在、アメリカ側におきまして、これまでに対日輸出認定施設につきまして再度のチェックを行ってきたというところでございます。私ども日本側といたしましては、アメリカ側におきます対日輸出認定施設の再調査の結果及び日本側が行った意見交換会の結果などを踏まえまして、今後の対応を検討していきたいというふうに考えております。
私どもは、昨年十二月に農林水産省と共同で実施した対日輸出認定施設等の査察及び調査の結果報告書については、日本側の査察作業が適正に実施されていることについて、国民への説明責任を果たす観点から、昨日、農林水産省と連名で開示をさせていただきました。その結果も委員に御報告をさせていただいた。国民への開示でございます。
○松本政府参考人 米国調査報告書によりますと、農務省食品監査官室OIGによる当該食肉施設の原因調査はまだ終了していないということでございますが、アトランティック社の品質管理プログラムにおきましては、入荷条件として、対日輸出認定施設から納入されるということ、製品には対日輸出条件に適合している旨記載された積み荷証券が添付されていること等が規定されており、製品に関する情報を入荷日誌に記録することとされております
○国務大臣(川崎二郎君) 今回のこの千三十六件、対日輸出認定施設に係る発行状況、整理中でありますけれども、最大でありましたのが十二件、最小で零件、ゼロ件となっております。 御指摘の違反発見は、三十か月齢以上の牛の頭部の不適切な取扱い、繰り返し六件、背割りのこぎりの洗浄が不十分なもの一件、SRMのレンダリングが不適切なものが一件と承知しております。
今回の査察におきましては、対日輸出認定施設の責任者や施設に常駐する農務省の検査官の責任者に、対日輸出条件の内容や不適合品を発見した際の措置についても確認いたしましたが、これらの検査官は輸出プログラムを理解しており、検査官の理解度に関しては問題は確認されなかったところでございます。