1950-04-26 第7回国会 衆議院 運輸委員会 第31号
しかし大体においてこの見返り資金というものは、日本の政府に対するグラントであつて、対日見返り物資の返済については、これを日本の政府の義務としないということが、おぼろげながら明瞭になつたのであります。
しかし大体においてこの見返り資金というものは、日本の政府に対するグラントであつて、対日見返り物資の返済については、これを日本の政府の義務としないということが、おぼろげながら明瞭になつたのであります。
その八十億円のうち、すでに二十一億というものが貸し付けてありますから、そうすると約六十億ということになるのでありまして、今日とうていこの六十億というような僅少な金では農林水産の資金としては不都合を來しますので、今政府におきましては、預金部等の結果にももちろんよりますが、相当の資金をこの農林、水産方面にまわして行きたい、かようなことを考えておるわけでありまして、今お話になりました対日見返り物資の資金に