1954-03-10 第19回国会 参議院 本会議 第16号
日本といたしましては、経済報復を懸念するというようなことよりも、むしろ英国及びその自治領、植民地等は日本の最大の貿易の相手国である関係上、我が国の経済自立のためにも、日英通商貿易の発展拡大を妨げないようにという考慮から、本件が、英国、イラン間の交渉中である現在はイラン石油のこの上の輸入を手控えることといたしたのであります。
日本といたしましては、経済報復を懸念するというようなことよりも、むしろ英国及びその自治領、植民地等は日本の最大の貿易の相手国である関係上、我が国の経済自立のためにも、日英通商貿易の発展拡大を妨げないようにという考慮から、本件が、英国、イラン間の交渉中である現在はイラン石油のこの上の輸入を手控えることといたしたのであります。
○佐藤(觀)委員 最近日英通商協定のために行かれました東条さんもお帰りになつたのでありますが、ランカシヤなんかは条約と申しますか協定がイギリスに非常に不利である——新聞には有利なように発表されておりますが、われわれもロンドンにしばらく行つておりまして聞いた話でございますけれども、ランカシヤの綿業者あるいはあの地区の国会議員なども、非常に日本に対して異議を持つておりまして、にわかにこの日英通商貿易協定
最近の特に日英通商貿易の締結について、果して自由というものは一つどの程度のものであるか、速記をとめてでも……。