2016-04-18 第190回国会 参議院 決算委員会 第6号
こうした取組を通じまして、世界各地におられます日系市民の方々に日本の立場を理解していただくべく、しっかりと努力をしていきたいと考えます。
こうした取組を通じまして、世界各地におられます日系市民の方々に日本の立場を理解していただくべく、しっかりと努力をしていきたいと考えます。
現在、政府は、国内において近現代史の教育に非常に力を入れておられますし、また、昨年度は大幅に対外発信予算を増やしロビー活動を強化しておりますが、私は、各国の議会や国際機関だけでなく、世界中に散らばる日系市民に対してもしっかりと日本の歴史や日本の立場というものを理解していただくよう取り組んでいくべきだと思っております。
そして既に三世、四世が誕生しておられる中において、そして日系市民というものがそれぞれの地域社会における相当な比重を持つ存在になっておる状況において、いわば故国である日本の中米あるいは南米地域に対する関心の薄さというものを嘆く声が我々にしばしばぶつけられておったことも事実であります。
昭和十六年、今から四十七年も前でありまするけれども、日本軍の真珠湾奇襲を発端に、米国にいる日系市民は住居を追われ、職業をも財産も奪われてキャンプに強制収容された。
○河上委員 最近の報道によりますと、軍事評議会が実権を持っていた時代に不当に拉致されあるいは殺された人は、八千人とか九千人とか伝えられておるわけでございますけれども、一部の情報によれば日系市民もかなりやられておる。
○河上委員 最後になりますけれども、この米州の協定に関連いたしまして、日系市民の方々が中南米には非常に多いわけでして、百万人とも言われているわけであります。
○安倍国務大臣 日系市民が特に中南米諸国において百万近く存在しているということは、日本と中南米諸国の関係を考えるときに非常に重要な要素であろうと私は思います。
そういうことからいくというと、日本で政府の対外援助を非常な勢いで今増加さしているわけなんだが、日本の日系市民が外国で非常に活躍し、そしてその社会に貢献しているという、その中でいろいろのグループをつくってやっている。
あのアメリカですら、アメリカ国民であるにもかかわらず日系市民を外国人のスパイになる可能性があるということで、十把一からげにキャンプへ送って悲惨な生活を強いたのであります。日本では、百年ぐらい前は平時でも外国人を敵国人扱いしたと思うのです。それから、外国人というのは卑しいものだという考え方もやはりかなりあったと思うのです。
ところが、アメリカの制度というのは一九四〇年にできた法律が前提になっておるわけでして、それ以前は、アメリカもともかく移民が来て国ができる、国民が形成されるのが前提ですから、パスポートさえないような時代もあったわけで、やはり第二次世界大戦のあの異常な雰囲気の中で、日系市民さえキャンプへ送り込むというような、いま大変アメリカでも大きな反省の材料になっていますが、そういう雰囲気の中でできた一九四〇年法を下敷
今日の南米、将来の南米を築くのも私は日系市民であると、こう思っておりますが、強く訴えておりました。私たちは日本の国策によって移住してきた移住者であると、そうしてジャングルを開拓して今日の南米にした。ところが、われわれが汗水流して働いてつくったその産物を祖国日本は買ってくれない。買う義務があると思うのだが買ってくれない。これを嘆いておりました。ぜひ総理に訴えてくれという注文もございました。
私も一昨年南米を、ブラジルなどを訪問いたしておりますが、あの地で働いております日系市民ですね、あの人々の立場なんかもずいぶん配慮してやるべきだと、こういうふうに考えております。喜屋武さんと同じような気持ちで今後とも南米政策は進めてまいりたいと、このように存じます。
○喜屋武眞榮君 大臣にお尋ねしますが、特に南米の場合、日系市民がおり日本の移住者が大部分を占めておる。そういった方々の切実な要求があるわけですよね。このことに目を向けなければいけないのじゃないかと、こう思いますが、今後の見通しとしてぜひこのことを政府として、特に農林省として配慮をしてもらう必要があると思うんですが、どうでしょうか。
そして日本人、これら日系市民を通じまして日本とカナダとの友好関係を促進するということは非常に重要なことでございまして、外務省といたしましても、たとえばことしは日系百年祭に当たりますもので、文化事業部といたしまして特に対カナダの文化広報政策というものに重点を置いてことしは展開するつもりでございます。
が、しかし、私はそれはそれであるにせよ、つまり中南米諸国、つまり後進国と言ったんじゃこれうまくないわけでありますが、開発途上国に対して応分の援助をするということは、これは異存のないところでありますし、また中南米には日系市民が多数おる。この人たちのためのことを日本は考えるということが、よりやはり経済外交的な視点に立つ発想だろうと私は思うんですね。
まず一つは、ボリビアにおける日系市民が何人おるか、その中で沖繩県民は幾らおるか、どんな仕事をしておるか、生活状態はどうなっておるか、このことを簡単にひとつ。
むろんそうは言いつつも、一方においては日本人の市民社会が北米あるいはハワイ、あるいは中南米等にすでにできていることであるし、それらの日系市民社会と本国である日本との間に今後とも血縁的な文化的な関係を深め、またそのことを通じて当該国と日本との国交をさらに平和的に伸展させるという意味からいっても、私は呼び寄せを含めた移住並びにそういうような在外日系社会との政策は非常に重点を置いて考えなければならぬと考えるわけでありますが
ことに、ただいまもお話がありましたけれども、現地の在留邦人あるいは日系市民が集まってつくっております農業協同組合、あるいはその他の団体というものは現地については非常な力を持っております。終戦後ブラジルの移民が再開されたのにつきましても、松原移民あるいは辻移民あるいはコチア産業組合の青年移民等、それぞれ民間人の努力によって窓口が開けた移民事業であります。政府がやったのではないのであります。
なおもう一つ私がお考えを願いたいと思うことは、外国人の中でも、アメリカに主として滞在する日系市民、つまり二世でございますが、この二世は今日アメリカにおきまして、従来と違つて非常に信用を得ていい立場をとつておりますし、教育も殆んど大学を出ておるものが多いというような人があり、語学、翻訳その他の点におきまして、今日日本において教育を受けた人よりも、或る点におきまして、頭脳的にも又いろいろな生活條件から言
○倭島政府委員 今御質問の日系市民の数については、ここに数字を持つておりませんので、調査の上他日また御返答申し上げたいと思います。
○山本(利)委員 米国における日本の移民問題については、米国における日系市民、第二世の人々の活動ということに、われわれは注目しなければならないと思うのであります。すでに市民権を持つております者が向うで活動する場合にその人たちに日本の事情をよく知らして、大いに活動してもらうという点に日本政府は十分な連絡を保つことが必要だと思う。
先般私は、ハワイ並びに北南米在留同胞及び日系市民の対日援助に対する感謝決議案の趣旨弁明を行いました際、國際社会復帰の問題を取上げて、永井松三氏のローマにおける國際オリンピツク大会参加の説明をいたしました。
昭和二十四年四月二十八日(木曜日) 議事日程 第二十一号 午後一時開議 第一 ハワイ並びに北南米在留同胞及び日系市民の対日援助に対する感謝決議案(松本瀧藏君外十二名提出)(委員会審査省略要求事件) 第二 國民金融公庫法案(内閣提出) 第三 揮発油税法案(内閣提出) 第四 酒税法等の一部を改正する法律案(内閣提出) 第五 下級裁判所の設立及び管轄区域に関する法律の一部を改正する法律案
日程第一、ハワイ並びに北南米在留同胞及び日系市民の対日援助に対する感謝決議案を議題といたします。提出者の趣旨弁明を許します。松本瀧藏君。 〔松本瀧藏君登壇〕
○松本瀧藏君 ただいま議題となりましたハワイ並びに北南米在留同胞及び日系市民の対日援助に対する感謝決議案の提案理由を説明いたします。 今日ややもすると、アメリカ、特に合衆國を、ただ單に裕福な、物のあり余つている國のように考え、そこに居住する同胞や日系市民を單に幸運な人人であるかのごとく考える風潮がありますが、これは大いなる偏見ないし誤解であります。
それじや衆議院からいつ頃來るかということでありますが、先程衆議院の議事部長の方に問合せましたところでは、大体午後一時近くに開会されて、一等始めに國有鉄道運賃法の一部を改正する法律案を上程する、それでそれに対しては討論が四人あつて、約一時間かかる見込だ、それから次に飲食営業臨時規整法案を上程して、これには討論が二人あつて三十分かかる見込だ、それから日程に入つて、ハワイ並びに北南米在留同胞及び日系市民の
日程の第一に載つておりますのは、昨日御決定を願いましたハワイ並びに北南米在留同胞及び日系市民の対日援助に対する感謝決議案、これは趣旨弁明を松本瀧藏さん、討論なしであります。
第四がハワイ並びに北南米在留同胞及び日系市民の対日援助に対する感謝決議、あと日程二、三、四は大蔵委員会の、御上程で、川野芳滿さんがおやりになります。
○大村委員長 次にお手元に配付いたしましたハワイ及び北南米在留同胞及び日系市民の対日援助に対する感謝決議案の議題にいたします。