1981-05-22 第94回国会 衆議院 本会議 第27号
総理が、日本の国会での与野党の論議を踏まえて、日本国憲法の制約下における防衛の問題、国民感情、日米経済問題等、レーガン大統領と率直に話し合われたということはうかがい知ることができますが、総理、あなたは、仮にも国の最高指導者であり、政策決定者であります。日米会談のすべてはあなたの責任に帰結するのであります。
総理が、日本の国会での与野党の論議を踏まえて、日本国憲法の制約下における防衛の問題、国民感情、日米経済問題等、レーガン大統領と率直に話し合われたということはうかがい知ることができますが、総理、あなたは、仮にも国の最高指導者であり、政策決定者であります。日米会談のすべてはあなたの責任に帰結するのであります。
特に石油を初めとするエネルギー問題、日米経済問題等緊急に解決すべき幾多の問題が山積しております。このときに当たり、本委員会に課せられた使命はまことに重大であると存じます。 もとより微力ではありますが、幸い、練達堪能なる委員各位の御支援と御協力を賜りまして、委員会の公正かつ円満な運営を期してまいりたいと存じます。何とぞよろしくお願い申し上げます。（拍手） ————◇—————
本年七月、参議院選挙直後に行なわれた内閣改造は、日中問題、沖繩返還、日米経済問題等の重要課題をかかえる佐藤内閣がいかなる陣容をもって臨むか、国民がひとしく注目したものであります。その中で、田中角榮君が通産大臣に選ばれたことは、党人としてその経歴、力量を知る国民から、ひそかにその活躍を期待され、大方の好感をもって迎えられたのであります。