1951-06-14 第10回国会 参議院 電力問題に関する特別委員会 閉会後第2号
○参考人(井上五郎君) 只今加藤君からお話がありました点で一応尽きておると思うのでありますが、つまりこの問題は逆の場合を考えまして、私どもこの量が懸念があるということは確かなんでありますが、少く見積るということは、逆に非常な又今日の特需関係或いは日米協力態勢からいつてこれだけの量を見てもなお且つ不安なんであります。
○参考人(井上五郎君) 只今加藤君からお話がありました点で一応尽きておると思うのでありますが、つまりこの問題は逆の場合を考えまして、私どもこの量が懸念があるということは確かなんでありますが、少く見積るということは、逆に非常な又今日の特需関係或いは日米協力態勢からいつてこれだけの量を見てもなお且つ不安なんであります。
ところがその後安定本部等で、日米協力態勢その他の新しい事態で、いろいろ数字を計上されて参りまして、大体一億四千七百万トンから、さらに一億五千万トンくらいふえるのだというふうなことになつて参つたのであります。
休会となりましても、日米協力態勢等によりまして、十分事前に検討を加えて行かなければならぬ。そういう意味で、この休会中の審査の中に、ぜひこの新財政金融政策の問題についての会議を續けるようにしたいと思いますが、この点をひとつお諮りいただきまして、休会中の審議の案件中にお加え願いたい、こう希望するわけであります。
閉会中の審査の対象として、先ほど申し上げました納税及び徴税状況、金融状況のほかに、日米協力態勢に関する新財政金融政策の調査、これを加えることに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
それは現在日本の経済態勢の中に、第十国会でも非常に問題になりました日米協力態勢の問題が考えられております。これに対しては閣僚諸君は、こういう態勢はないということをひたすら頑張つた。併しその後休会になつて選挙、れれからそれ以後の態勢を見ると、こういう態勢は刻々出ておるのであります。
(拍手)目下、吉田政府の日米協力態勢が問題となつている。——態勢強化、政府機構の——態勢への再編成並びに公務員、労働者の生活水準は昨年末にすえ置くこと等々の構想が新聞紙上に伝えられております。これこそ日本を————に縛りつけることであり、勤労者にはいよいよ植民地的生活の強要であり、民族にとつては、独立を失う帝国主義への——なのであります。
こういうような意味から、われわれは国民の犠牲によつて日米協力態勢を確立せんとする本法案に対しまして、断固として反対の意を表明するものであります。 第二は、緊急物資輸入基金特別会計法案の反対の討論であります。これも第二にこういう法案を出さざるを得なかつたということは、先ほども申し上げました中共貿易の禁止にその原因があるのであります。日本において必要なる工業資源が中共から入つて来ない。
そこで私がこれと関連いたしましてお伺いいたしたいことは、最近においていわゆる日米協力態勢ということが、新聞で盛んに言われているのであります。この日米協力態勢というものは、やはり直接的には通産省も敏感にこれを感じられているやに承わつております。
○高良とみ君 先ほど今の日本の現状からは、政府の線を飛び趣えて、産業方面において資金の日米協力態勢が確立して行きつつある。而もそれは再生産を含まないところの非再生産的な方前にこれら資金も労力も動員されて、又政府においても緊急生産力拡充計画のようなものを持つて行く傾向を、私どもも十分に認めておるのであります。