2007-02-21 第166回国会 衆議院 北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会 第2号
私は学生時代に、早稲田ですけれども、私淑していた、私淑というか、その本を読んで尊敬を申し上げておりました石橋湛山先生は、日米中ソ平和同盟ということをおっしゃっておられました。当時は全く相手にされなかったそうでございますけれども、今でいうと日米中ロ、さらにそれに韓朝、将来は日米中ロ韓朝平和同盟をつくるんだというぐらいのビジョンをしっかり持ってやっていかなきゃいけないんじゃないかなと。
私は学生時代に、早稲田ですけれども、私淑していた、私淑というか、その本を読んで尊敬を申し上げておりました石橋湛山先生は、日米中ソ平和同盟ということをおっしゃっておられました。当時は全く相手にされなかったそうでございますけれども、今でいうと日米中ロ、さらにそれに韓朝、将来は日米中ロ韓朝平和同盟をつくるんだというぐらいのビジョンをしっかり持ってやっていかなきゃいけないんじゃないかなと。
実はジョセフ・ナイ自身、二、三年前から、日米同盟などはやめて極東で日米中ソの四カ国条約をつくったらどうかとか、ちょうど日英同盟をやめて四カ国条約をつくったらというようなアイデアを持っておりました。しかし、国防省に入って現実の政治に直面しているうちに考えを変えまして、はっきりこうなりました。 私はこの考え方がいいと思います。
だからそのかわりに、例えばさっき申し上げた日米中ソ集団安全保障構想のようなものを出していくとか、もっとポジティブな積極的な代案というものを日本外交が出していくべき時期に来ているんじゃないかというふうに私は思います。
○中山国務大臣 この日米中ソ印という考え方については、私はまだ時期尚早であるという考え方を持っておりますけれども、日米ソの問題について、まず第一に米ソの緊張緩和、近く首脳会談が再開されるというふうに聞いておりますけれども、この大国同士の話し合いというものが進展をするという中で、私ども日ソのトップの関係も、これから会談を持つ機会を多くして、それぞれが協議をする場をつくっていく、あるいは日米の間でもいろいろ
それから、日米中ソ印の、この印がどうして入ってきたかよくわかりませんが、五カ国会議を言っておりますね。 そうしますと、日米ソの会議、それから日米中ソ印の五カ国会議というものを、つまり今あなたも四をお認めになった。だから、四の戦略的価値をどう減らしていくか。今度は軍備を少し縮小するということは、私はいいことだと思いますね。これは全面的に撤退してもらわなければいかぬ。
では、日本が、そういうアジアの、あるい は太平洋のそういう問題について、日、米、中、ソでひとつ話し合いましょう、そういう時期に来ていると私は思うのです。だから、そういう勇気を持ってほしいと思う。日、米、中、ソで話し合う、アジア・太平洋の問題について率直に話し合う。個別の問題が片づかなければと言っておったら片づかぬわけです。全部時間がかかってくる。
○菅原委員 次に、アジアの平和のためばかりではなく、人類の秩序安寧のためにも危惧される、北朝鮮に対して国際核査察の受け入れ要請も国交正常化に当たってなすべきだと思いますが、これはどうなるのか、さらに、朝鮮半島の緊張緩和のためには、日、米、中、ソと韓国、北朝鮮の六カ国の合意、協力が不可欠でありますので、その会議を実現すべきであります。
例えば、これは私見でございますが、日米中ソ四カ国間の相互集団安全保障協定というものをつくり出すとか、そういった形でむしろ環境づくりに第一の外交目標を置くべきではないのかというふうに考えております。 お答えになったかどうかわかりませんが、そのように考えます。
だから、南北の緊張緩和あるいは朝鮮半島をめぐる状況について日、米、中、ソという関係国で話し合う、どうして解決をしていくかということについて話し合う。話し合ったことがありますか、あるいはそれを話し合うということを進めようとしたことがありますか。
だから、これにはやっぱりアメリカを入れて、日、米、中、ソ、南北朝鮮というふうなものでシベリアから北東アジア、日本海をめぐる開発、そういうものをこれから進めなければいかぬ、こう思いますが、その点についての通産大臣の見解、通産大臣大分うなずいているから……。
我が党の永末委員長は、さきの代表質問において、北東アジア、特に朝鮮半島の緊張緩和のために、日、米、中、ソ、韓国、北朝鮮の六カ国会談を実現するよう提唱いたしました。もとよりこの実現は決して容易ではありませんが、我が国としてはその実現のために最善を尽くすべきであると考えます。 同様に、この地域の緊張緩和にとっても日ソ関係の改善は重要であります。
例えば、極東における最大の緊張点である朝鮮半島の緊張緩和のため、その平和を求める日、米、中、ソ、韓国、北朝鮮の六カ国会談を行うことは極めて有意義であると思いますが、いかがか。総理の御所見を伺いたい。 第二は、最近の日米関係についてであります。 言うまでもなく、日米関係は、我が国外交の基軸であり、我が国の平和と繁栄にとって死活的に重要な関係であります。
○川崎委員 今後特に日米、中ソそれぞれ関係深いわけでありますから、ぜひひとつ今のお答えのような方向で閣僚としての御努力をお願いしたい、こういうふうに思います。 そこで、きのうの、アクションプログラムに向けての市場開放のための取りまとめを進めつつあるわけでありますが、そのことについてお尋ねをしたいと思います。
大塚さん個人の責任にするとまたあなた方がいじめたりするといけないから、平和研究所ということで申し上げたいと思うのですが、日米中ソの各代表というか研究員が来ておるわけですね。そして、そこでアジアの安全保障という大変難しい議論をそれぞれしておる。ディスカッションではできるのだ、しかしペーパーにしようとするとなかなか困難だ、こういうことを言っておりました。
技術水準は、日、米、中、ソ、同じである。これも参考人が申しておりましたが、問題は、それに取り組む姿勢の問題であり、それを指導していく政治の責任であると思うわけでございますが、この地震対策についての位置づけというものをどのように感じておられるのか。
しかし、そういった違いはございますが、純学術的には、レベルとしては日米中ソ四カ国、私はほとんど本質的に差はないと考えております。 にもかかわらず、五回のうち四回そういうことができたのはなぜかという問題でありますが、これはいろいろな理由がございます。もちろん政治体制の違いというようなのも多少は影響しているかとも思いますが、私の考えによりますと、一番大きなものは社会状態の違いではないかと思います。
すなわち、わが国が、米、中、ソに働きかけて、韓国と北朝鮮の国連への同時加盟、日、米、中、ソによる韓国、北朝鮮のクロス承認、南北不可侵条約の締結、さらには日、米、中、ソを含む朝鮮半島の新たな安全保障機構の確立など、これが実現を図るとともに、これと並行して、わが国は、韓国との友好関係に万全の配慮を加えつつ、北朝鮮との接触、交流を促進し、もって南北対話の環境づくりのために誠実に努力すべきであると考えるが、
そうすれば、日中条約と日ソ間の共同声明と米中上海コミュニケによって、日米中ソの四大国が、いずれもアジア・太平洋地域において覇権を求めないという結果になり、ここに初めて、日本海も太平洋も波静かに、日本は裸で昼寝ができる、平和安全の国になる。その入り口に向かうではないか。
第四は、南北の国連加盟とともに、わが国は北朝鮮を承認する方針に立ち、その場合、アメリカが北朝鮮を、中ソが韓国を承認するというクロス承認を実現するよう努力すること、第五に、国連軍解体後の朝鮮半島に日米中ソを含む新たな安全保障機構の樹立を推進すること。 わが党は、以上の五項目をわが国の朝鮮政策の主柱としてこれを積極的に推進すべきであると考えるが、政府の御見解はいかがでありますか。
○糸山英太郎君 日米中ソによる南北のクロス承認の時期はすでに来ているのではないかと私は考えます。この点について、米中ソの三国に折衝する考えはありませんか。
あるいは日米中ソの四つの国に南北が加わった東北アジア平和会議を持つべきだ――これは新民党の金泳三総裁が言っていることですね。そうしたさまざまな提案が行われておりますが、この二つの案について、これはまあ論評を差し控えると言われずに、お気持ちを伺いたい。
たとえば、南北が同時に加盟をするというようなことは、平和の増進に寄与するのではないかというようなこと、あるいはまた、これはわが国が正式に申したことはございませんけれども、ただいま言われましたような、日米中ソ等々が、南北を同時に承認するというクロス承認という問題がもし可能であれば、これも平和の増進に役立つのではないかというような議論は従来からなされております。
それから、全然これは違いますけれども、ワシントンポスト紙に、日米中ソ、これが、言うならば現在の南北朝鮮をそのまま肯定するような形で、現在の緊張を緩和するという方式はとれないものだろうかという意味の紙上提案みたいなものがあったと思います。