2018-06-13 第196回国会 参議院 本会議 第28号
米国の離脱によって、その分の輸入量は発動基準数量にカウントされないので、オーストラリアなど他の締結国が対日牛肉輸出量を増やしても、セーフガードは発動されません。カナダ政府は、発動基準数量がかなり大きいため、CPTPP諸国からの輸出増は牛肉セーフガードを発動させることにはならないと断言しています。十二年目になくなる豚肉のセーフガードに関しても、カナダ産豚肉の対日輸出力に影響ないと述べています。
米国の離脱によって、その分の輸入量は発動基準数量にカウントされないので、オーストラリアなど他の締結国が対日牛肉輸出量を増やしても、セーフガードは発動されません。カナダ政府は、発動基準数量がかなり大きいため、CPTPP諸国からの輸出増は牛肉セーフガードを発動させることにはならないと断言しています。十二年目になくなる豚肉のセーフガードに関しても、カナダ産豚肉の対日輸出力に影響ないと述べています。
つまり、アメリカが離脱して、この分はカウントされないので、オーストラリアが現在から対日牛肉輸出量を二倍にしても、まだセーフガードの発動基準に足りないわけです。 こんな基準をなぜ残してしまったんでしょうか。伺います。