2020-11-20 第203回国会 衆議院 外務委員会 第4号
財務省によれば、日欧EPA発効後にEUからの農産品の輸入が急増しています。牛の冷凍肉は前年比一八一%、バターは一三六%、ミルク及びクリームに至っては二〇八%と倍増しています。本協定の締結により、欧州全体から引き続き安い輸入品が大幅に流入すれば、国産品の値崩れなどの事態を招くことは明らかであります。
財務省によれば、日欧EPA発効後にEUからの農産品の輸入が急増しています。牛の冷凍肉は前年比一八一%、バターは一三六%、ミルク及びクリームに至っては二〇八%と倍増しています。本協定の締結により、欧州全体から引き続き安い輸入品が大幅に流入すれば、国産品の値崩れなどの事態を招くことは明らかであります。
そして、EUから輸入が倍増しているという事態、ここの事態について、欧州委員会が日欧EPA発効一年に行ったプレス発表を見ても、対日輸出が伸びているのがわかる。これを見ても、EUからの輸入が増加しているのは明らかであります。 そこで、政府は、日欧EPA発効時の影響試算で、国内生産額が最大一千百億円減少すると試算してきました。
チーズについて、茂木大臣は、この間、十一月十二日の本会議で、EUからのチーズ輸入量は日欧EPA発効前から増加傾向にあり、急増したとは認識していないと答弁されています。しかし、我が党の笠井議員が指摘したように、日欧EPA発効二カ月後には、EUからのチーズの輸入量が一・五倍に増加しているのは事実です。 きょうは茂木大臣に聞くんじゃなくて宮内副大臣に聞きますが、チーズ以外はどうなっているのか。
日欧EPA発効するんでしょう。なぜこれだけ急激に増えたのか、それどういう理由なのか、本当に日本の農業に影響ないのかどうか。細かく私通告はしておりませんでしたけれども、これ、今日、畜産物価格の話ですよ、すぐ答えられないなんておかしくないですか。答えられない方がおかしいですよ。それで本当に影響試算しているとよく言えますね。