1974-11-12 第73回国会 衆議院 法務委員会 第4号
「被告人田中彰治は第四十六乃至第四十八国会において衆議院決算委員会の委員として国の収入支出、国有財産の受払等に関する議案、請願等を審査する職務を有していたものであるが、田中彰、菅谷恒進と共謀のうえ国際興業株式会社会長兼日本電建株式会社代表取締役小佐野賢治より手形割引を受けた約束手形計四通金額合計一億円の支払期日が切迫したのにいずれも決済不能の見透しとなり、小佐野に決済延期方を依頼するも承諾を得られなかったことから
「被告人田中彰治は第四十六乃至第四十八国会において衆議院決算委員会の委員として国の収入支出、国有財産の受払等に関する議案、請願等を審査する職務を有していたものであるが、田中彰、菅谷恒進と共謀のうえ国際興業株式会社会長兼日本電建株式会社代表取締役小佐野賢治より手形割引を受けた約束手形計四通金額合計一億円の支払期日が切迫したのにいずれも決済不能の見透しとなり、小佐野に決済延期方を依頼するも承諾を得られなかったことから
まず、八月二十六日に起訴いたしました公訴事実は、被告人田中彰治は、国際興業株式会社会長兼日本電建株式会社代表取締役小佐野賢治から手形割引による融資を受けていたのでありますが、その手形四通合計一億円の決済が不能の見通しとなりましたので、小佐野に決済延期方を依頼しておりましたが、承諾を得られなかった。
まず第一に、田中彰治、田中彰、菅谷恒進に対する恐喝の公訴事実の概要でございますが、それは、被告人田中彰治は、国際興業株式会社会長兼日本電建株式会社代表取締役小佐野賢治から手形割引による融資を受けていたが、右の約束手形計四通、金額合計一億円になりますが、その決済が不能の見通しになりまして、小佐野に決済延期方を依頼いたしましたが、承諾を得られなかったということから、小佐野がいわゆる旧虎の門公園あと国有地