1989-06-14 第114回国会 衆議院 運輸委員会 第4号
○小渕(正)委員 ただいまも質問が出ておりましたが、要するに、過日の米国造船業界からの日本造船界に対する不公正貿易という観点からの提訴問題であります。 今運輸省としての考え方その他をお聞きいたしましたが、突如としてこれが今回出てきた、その背景は一体何なのか。
○小渕(正)委員 ただいまも質問が出ておりましたが、要するに、過日の米国造船業界からの日本造船界に対する不公正貿易という観点からの提訴問題であります。 今運輸省としての考え方その他をお聞きいたしましたが、突如としてこれが今回出てきた、その背景は一体何なのか。
この時点で日本造船界全体では千四百三十万グロストンでございますから、比率で申しますと、ざっと一二%程度でございます。 それから、能力でございますけれども、一昨年の海造審の算定の方式で申し上げますと、日本全体が年間に千九百万トンの供給力を持っておるわけでございますけれども、その同じ方式で私どものメンバーの能力が約二百二十万グロストン、この点でも大体一二%弱というシェアでございます。
○斉藤(正)委員 時間がありませんので、最後に、今日やはり世界的な注目を浴びている日本造船界でございます。
○砂田委員 そういったいろいろなそれぞれ金融上の、あるいは直接補助金のようなもの、あるいは税制的な、日本側のわれわれが考えれば、日本よりももっと手厚い政策的な助成を受けながら、西欧諸国が日本造船界に巻き返しをはかってきているのですが、どうも最近の日本の造船会社は国際競争に負けているような気がしてならない。たとえばエッソが超大型タンカーを十二隻も発注をしておりますが、日本へは一隻も来ていない。
これには政府として援助を惜しみなく与えなくちやならぬものだと思うのでありますが、ソ連の修繕あるいは新造の希望の状態、及びこれに対する日本造船界の注文に対する受注希望の状態、これらのことがおわかりでありますならば、運輸省あるいは通産省の係の方から御答弁をお願いいたしたいと思うのであります。
○細迫委員 ソ連においても、日本造船界におきましても、また運輸省におきましても、そういうふうに希望が合致しているといたしますればこれはスムーズに発展して行かなくちやならぬと思うのでありますが、現在において決してこれはスムーズに運んでいない。
いわゆる川南造船所のお家騒動については、権限外のことにつきましても、運輸大臣が公私ともに御多忙の中で、日本造船界の円満な発達のためにいろいろ御配慮くださいもしたことは、関係の地元民としてまことに感謝申し上げる次第であります。
他方におきまして、これが日本造船界に與える影響は、まつたく破滅的なものでありまして、来年度の造船計画でありますところの第五次造船計画、すなわち五十六隻、三十万トンに及ぶ造船計画は、ために、まつたく中止のやむなきに至つておるのであります。これは單に労働者、船員の問題であるばかりでなく、実に日本の造船業界にとりまして、まさに生死の瀬戸ぎわに立たされたということになるのであります。