2001-03-07 第151回国会 参議院 国際問題に関する調査会 第5号
先般、財団法人日本外交フォーラムというところが主催しております海洋国家セミナーという勉強会の中で日本論のようなものを何人かの方々と検討させていただいたんですけれども、そうした中で一つ浮かび上がってきた日本の、枝村先生のお言葉で言えば価値観といいましょうかアイデンティティーといいましょうか、日本らしさというもので揺らぎというキーワードが慶応大学の石井威望先生の方から出されまして、私自身もこの揺らぎというのは
先般、財団法人日本外交フォーラムというところが主催しております海洋国家セミナーという勉強会の中で日本論のようなものを何人かの方々と検討させていただいたんですけれども、そうした中で一つ浮かび上がってきた日本の、枝村先生のお言葉で言えば価値観といいましょうかアイデンティティーといいましょうか、日本らしさというもので揺らぎというキーワードが慶応大学の石井威望先生の方から出されまして、私自身もこの揺らぎというのは
先ほども、雑誌編集を業として、流行の中で業を進めてきました、それを反省していますと申し上げましたように、実は日本人論、日本文化論、日本論、これは総合雑誌でやりますとかなり当たるわけですね。読者は物すごく要求するわけであります。だからやっていればいいだろうというふうに開き直ってはいけないと思います。ですから、常にまた反省をするわけであります。
そういう中で多くの日本論及び日本人論が論文として問題を提起されて、それが大変な量になっているわけでございます。 それからまた、先生が御紹介いただいたように、その中では、それぞれの時代の、若干の成功かなといった時代、それから若干これは失敗したかなといった時代、それに応じて論調が大きく変わるというようなことも教えていただいたわけでございます。
日本人が日本論あるいは日本文化論を唱えることで、他国との違いを明確に認識して、その中で劣っている部分には実は目をつぶって、すぐれている部分だけをクローズアップして、どうも優越感を全国民が享受しようとしているのではないのか。
このような状況、あるいはこのような背景と申しますのは、皆様もよく御存じの小泉八雲、ラフカディオ・ハーンですね、こういう人に代表されるようなエキゾチックな日本、あるいは東洋の神秘の国といったたぐいの日本論とは全く別のものでありまして、ルース・ベネディクトの「菊と刀」、西洋の罪の文化に対する日本の恥の文化、こういう対比論、これにある意味で近いところがある。
総理、このような大幅な円高差益等により日本は軍事費大国であるという指摘、アーミテージ氏の軍事費大国日本論について、どのような御見解をお持ちになっていらっしゃるのか、お聞かせいただきたいと思います。 私は、世界の軍縮潮流のもと、現在、我が国は防衛改革、軍縮を再考するまたとないチャンスであると思っております。
○中村哲君 済んだことを蒸し返すわけでは全然ないんですが、この委員会でも中国の侵略云々というような問題が問題になったことがありますが、ああいう発言は、我々と学校が大体同じごろの大臣が発言したものですから、人ごとであるけれども同時に人ごとじゃないような気持ちが私にはありまして、そして新聞の伝えるところによると、ライシャワーさんの日本論を引いてあったようですが、ライシャワーさんの日本論という、ついでに書
○佐藤昭夫君 二つほどの点でお尋ねをしたいと思いますが、大河原さんのお話の中でもちょっとありましたけれども、国際国家日本論というか、日本はこれだけ経済大国になったのだから他の分野についてももっと大きな役割を果たすべきだという、そういう意見がアメリカの中にはかなり強まっている、こういうお話がありましたけれども、これに呼応するかのように、日本の中では政府を初めとして、だからもっと防衛費をふやそうとか、事実上軍事援助
私は、日本的というのはどういうのかなと、これは随分いろいろな日本論がございますから、総理が思っていらっしゃる日本的とはどういうことかな、これは折があったらばお話を承っておきたいと思いますが、きょうはとてもとても時間がないから。 それから、「家庭を中心とする福祉」、こう言われました。
それは何だということを言ってくださいとおっしゃられましても、私は、それを述べるには一時間とか二時間とか、日本論といいますか世界論みたいなものをここで申し上げなければならないのです。非常に大きな問題が私たちの前に差し迫っている。
支那の革命等もこれによつて鼓吹されたということは、後に国民党の元老になつた戴天仇の「日本論」という書で詳しく書いております。青年トルコ党もこれによつて起きた。インドの志士も日露戦争に刺激されて起きた。