1954-05-08 第19回国会 衆議院 外務委員会 第47号
○細迫委員 ところが読み方によりましては、供与される装備品、されるということは、日本語におきましては未来の意味を持つ言葉として通常解されるのであります。そうしますと、ここに疑問、用心しなければならぬところが出て来るのでありまして、現在いまだ供与されていない品物については、一切この法は適用できないということに理解して間違いございませんか。
○細迫委員 ところが読み方によりましては、供与される装備品、されるということは、日本語におきましては未来の意味を持つ言葉として通常解されるのであります。そうしますと、ここに疑問、用心しなければならぬところが出て来るのでありまして、現在いまだ供与されていない品物については、一切この法は適用できないということに理解して間違いございませんか。
これは日本語の微妙な点でありますが、解釈によりましていろいろと誤解を受ける点ではないかと私は考えますが、その点に関する立案者の気持をお伺いしたい。
例えば本協定の第八条の中において日本語の翻訳においては「自国の政治及び経済の安定と矛盾しない範囲でその人力、資源、施設及び一般的経済条件の許す限り自国の防衛力及び自由世界の防衛力の発展及び維持に寄与し、」とある。然るにこの原文を見ますと、ここには「寄与し、」という字の前にフル・コントリビユーシヨン(full contribution)と書いてある。全面的に寄与する。
○政府委員(下田武三君) 「影響するときは」と日本語でなつておりますために、影響しない場合が多々あつて、そのうち特に影響する場合だけというようにとられますが、これは影響することのある租税という観念と御承知願いたいと思います。
○高良とみ君 日本語のほうにはそういうふうに訳してないのですけれども、ほかの国のも見ると、個々の場合に言うのは、十ぱ一からげのマルチラテイラルでなしに、個々の場合に合意することもあるべきその他の国というふうに書いてありますね。
○亀田得治君 これは原案が「至らしめるに足りる」という少し日本語としてはどうかと思われるような言葉があつたから非常に不明確になつたんだと思うのです。不明確のような印象、私は特定の政党を支持し、又はこれに反対するような教育も含むようなと平たく、やれば少しも問題にならなかつたと思う。「至らしめるに足りる」と、こういうふうな字句がむしろ問題になつて、議論がそういうふうに発展したんだと思います。
私は日本人としての日本語の解釈の立場からいたしますればそういうふうに考えられるのですが、緒方副総理如何ですか。ちよつと緒方副総理から先に。
○国務大臣(岡崎勝男君) 私の日本語の知識によれば、何々をすると共に何々をするとは、一つのことをすると共にこつちのことをする、こういうことであります。ここにあるのは、安全保障条約に基いて負つている軍事的義務を履行すると共に、防衛力の増強をするというのであつて、防衛力の増強が軍事的義務だとは一つもここに書いていないと私の日本語の知識は教えます。
松重参考人が当時おつしやつたことは、日本語の解釈は、非常にこういう点に不便があると思う、何か非常に錯誤を来しておるので、これは訂正をいたしたいというようなこと生育つておられるわけでございます。
それは私が曾つてブラジルに参りましたときに、ブラジルに在住の日本人の学校が日本語の教育、日本人教育をやることがブラジルの政府で問題になつたことがあります。それはブラジルの二世です。二世のブラジル人が日本語の教育を受けることはけしからんということをブラジルの新聞でじやんじやんやられているときに丁度私は行つたのです。
コストというのは、私は、原価計算という言葉に日本語は訳せられると思う。それからその次のものを読んでも、「今の安定帯価格と実際のコストがそんなに開きがあるということは私は考えられない」と言つている。
これは敵国でなければならないであろうと思うような放送を日本語でいたしております。又今いつも例になります中ソの条約関係というものもありますし、船、漁夫等のつかまえられたのも随分あります。これは決して沿岸で捕えられておるのじやない、こういうことを考えますと、まあちよつと手のつけようがないという状況になつておるように思います。
残念ながら私日本語が喋れませんので、直接皆さまがたにお話することができませんが、皆さま方が貴重なお時間を割いてお聞き頂きましたことを心から御礼申上げる次第であります。(拍手)
それをわれわれ日本の国民大衆が選出した日本の代議士諸君が、日本の議会において審議して定められたものでありますから、その初めのいきさつがどうあろうとも、われわれ国民大衆が祖先から受継いで来たところの日本語の力をもつて正直に文字通り解釈するのが正しい解釈でありまして、三百代言的に解釈する必要は毛頭ないものと私は思つております。
戦争遂行能力、むしろ日本語の意味における戦力、あるいは工業、これもその通りであります。ひいては国民結合の権利もウオーポテンシャル、教育もウオーポテンシャル、言論もウオーポテンシャル、交通の機関通信の機関、ことごとくこれウオーポテンシャルであります。もしほんとうに憲法に忠誠ならんと欲するならば、われわれは商船隊を持つてはなりません。鉄道、通信の設備を持つてはならぬ。
こういうことになつてしまうわけで、さような法制局長官が今御答弁したような字句の解釈は、これは全然日本語としてなつていないというような気がいたします。改めてこれは責任ある官房長官からのはつきりしたお答えを願いたい。そういう三百代言みたいな法制局長官の答弁なんか聞きたくない。
○堀木鎌三君 どうも吉田内閣の良識、この頃、良識という言葉が、緑風会の良識とか、或いは政府の良識だとか、いろいろ使われるのだが、どうも日本語というものはそういうふうになつて来るとおしまいだと、こう感ぜざるを得ません。併し私は小笠原さんに特に申上げたいことは、私は何も野党だからそう申上げたのではありません。
○大倉精一君 ほかの法律にもそういうものがあれば、その法律の条文が悪いのであつて、今言われたそのことがいわゆる日本語で言う限度ではないかと思うのです。
つまりここにあります自国が受諾した軍事的義務というと日本語の表現が少し受諾という点がはつきりしませんが、英文で御覧願いますと、すでに自国が受諾しておる業務というふうに書いておるのであります。従つてMSA協定を結びます当時にMSA援助を受けるときに持つていた義務でありまして、その後結びました条約、その後の義務というものはここには入つて来ないわけであります。
そういうようなつもりではなくて、フル・コントリビューション・ハーミツテドということで、ハーミツトされる限りのフルということでありまして、日本の許す限りというのは多少日本語のほうが弱いかも知れませんが、むしろそれのほうに近いという見地から、こういうように訳したものでございますが、この日本語のテキストにつきましては事前にアメリカにも見せまして、アメリカが納得の上で調印をいたしておるのでございます。
○政府委員(下田武三君) 前にお手許に配付いたしましたのは、米国の法律を御紹介する意味で極めてずさんな訳を付けた日本語のテキストをお配りしたと思つております。そのときには確かに全面的と訳したのでありまするが、今度は日本語のテキストもこれは同じく成文でありまして、これによつて日本が義務を引き受けることにいよいよなるのでございまするから、慎重に全部検討いたしまして日本語を作り直したわけであります。
死の灰でございまするとか、原子まぐろでございまするとか、急性放射能症などの新しい日本語が生れたのは、けだしゆえなしとしないのでございます。今回の実験はその破壊力が専門家の予想をもはるかに裏切るほど強大であつたばかりでなく、その第二次的放射能が想像以上の広い範囲に及んでおると言われておることは、今後なお引続きまする実験の恐ろしさを物語るものであります。
と申しますのは、私この間国会から派遣されて台湾に参りまして、あの台湾の空気を見たときに、一体台湾というのは日本の領土であるのか、中国に返された領土であるのか、台湾をまわつてみてときどき錯覚を起すくらい日本人に対して非常に協力的であるし、そして言葉の上でもほとんど台湾語を使わないで、日本語を使つておりまして、しかも鉄道線路を中心にして東西南北にいたしまして、南の方は中国人とはつきりしておるが、北の方は
例えば日比谷公園なんかは外人の非常に出入りする公園でありますが、それに対しまして日本語で書いたものを紙に貼つて或いはプラカードを以て示しているだけで、外国語で周知徹底せしめる方法については手を打つていない。こういうことが私は日本の東京都というものが国際的な都市として外来者に対して非常に親切を欠く一つの措置である、私はこう申上げたのであります。
どうも日本語で読みますとそんなふうには読めませんが、情報という言葉はそういうことでありますならば、「秘密の物件又は役務に関する情報、」あるいは「物件、役務」とそこで切つて、「それらに関する情報」と、文章としては書き直さなければいけないと思うのですがどういうものでございましようか、情報は独立いたしております。