1948-06-07 第2回国会 参議院 運輸及び交通委員会 第2号
國有鐵道事業は獨占的であり、且つ公共的性質のものでありますので、經營竝びに運賃の如何は直接國民大衆の日常生活に多大の影響を及ぼします關係上、その經營能率を高騰いたしまして經費を節減し、運賃値上げは最少限度に止めなければなりませんことは申上げるまでもないのでございますが、この度の改訂に際しましても、日本經濟の現状に鑑みまして、物價の高騰は依然としてできるだけ抑制しなければならないことが強く要請されますので
國有鐵道事業は獨占的であり、且つ公共的性質のものでありますので、經營竝びに運賃の如何は直接國民大衆の日常生活に多大の影響を及ぼします關係上、その經營能率を高騰いたしまして經費を節減し、運賃値上げは最少限度に止めなければなりませんことは申上げるまでもないのでございますが、この度の改訂に際しましても、日本經濟の現状に鑑みまして、物價の高騰は依然としてできるだけ抑制しなければならないことが強く要請されますので
○角田(幸)委員 私の承りたかつたことをお答えがありませんでしたが、そこで進んで外資導入の結果、日本經濟に一體どういう影響を及ぼすのであろうか。これは私の考えでは、これによつて惡性インフレが高潮するのではないかという懸念をもつのであります。
○角田(幸)委員 そこで承りたいのですが、これもまた外資導入のはいつてくる性格によつて違うのでありますが、これは日本經濟に大體どういうような影響を及ぼすであろうかということをお考えになつているか、たとえば物價の問題、株の問題、あるいは為替の問題、こういうような問題について、どういうようにお考えになつているか、安本長官の御構想を承りたいと思います。
それを預かる所管大臣としては當然そういうことのために、要するに石炭を増産するということが、日本經濟にとつて最も前提的な條件であるというところの觀點に立つて、勿論これをやつたがよいといつて商工省から強制されたものではなくして、ある方がよいという勸奬をされた程度のものである、こう考えておりますので、私の考え方も水谷君の考え方も、この間に食い違いがあるとは思えない。
こういうことでは日本經濟再建途上にある今日の段階におきましては、結局言葉ではどういう言葉が用いられておつても、結果としては日本經濟の再建を阻害することは言うまでもないのであります。これは賢明な栗山君の十分御承知のところであります。
そこで經濟團體としては、日本商工會議所、それから日本經濟團體連合會、この二つが贊成の意思を囘答してこられましたので、政府としてはきよう閣議で正式に連合軍司令部に國際勞働機關に參加できるように好意ある斡旋を求めるような手續をとつてもらうことを決定しまして、その準備を進めているわけであります。それが今日までの經過であります。
そこを企業整備と行政整理というものは、本年から來年にかけての日本經濟の重大問題であり、また勞働問題にも關連しての大きな問題になつてきておると思うのですが、私の信ずるところによるならば、企業整備と行政整理はいかなることがあつても斷行しなければならぬ。ただそのやつていくやり方、あるいはテンポというものについては、緩急よろしきを得なければならない。
ところが日本におきまして、御承知の通り何としても日本經濟の復興をはからなければならぬ。これが何としても最大の命題であります。この日本經濟復興をはかるについて、その主要なる要素は、言うまでもなく勞働力であります。勞働力のないところに經濟復興は考え得られないのであります。
これが上昇しないことは、わが日本經濟全體から見てその通りである。日本の經濟の企業が、戰前の三〇%であることは、當然のことであります。從つて經理面で一般會計と企業というこの二つを分離しなければ、日本の鐵道は幾年經つても合理慎しないのであります。それをただ經理面だけやつてこれを補つていくということは、官僚がそれによつて温存をはかろうという魂膽があることを見破らなければならぬ。
はこれをやる、利拂停止を前提として委員會と申しますか、懇談會を持つ、その委員會の結論というものは、未だに明確になつていないように了承いたすのでありますが、十九日に總理が大阪の中央公會堂の民主黨大阪支部役員會で、さきに發表した施政演説を噛み締めて貰えば分ることだが、社會黨の政策は考えていない、飽くまでも我々の考えでやつておるので、軍事公債の利拂停止も、第三次農地改革もやる意思はないと仰せられたと、これは日本經濟新聞
要するに統制ということもこの危機を突破し、日本經濟を再建するに必要な國民生活を最小限度に少なくとも最小限度安定さすということについて必要なのでありますから、その線に副うように十分改善その他をも考えたいと思うのであります。施設の上その他についてもこの諸般の政策と相俟ちはして實行に移したい、こう考えておる次第であります。
これ又詳細な點に亙りましては、前の懇談會に中小企業廳設置法案提案理由の中に随分詳しく述べましたもので、その點で言い盡されておりますけれども、要約すれば、やはり現在の振興課、而も生活必需物資局の振興課という一課では、終戰後の激變いたしました日本經濟の下における中小企業の代辯者としては不十分であろう、このように考えております。
今お尋ねのございました、今年度の物資需給計畫を作りまする根本の方針として、通信部門を如何に考えておるかという點について、一應只今考えておるところを御説明いたしたいと思いまするが、本年度も、よく言われておりますように、日本經濟再建の最重點というような趣旨からいたしまして、今度の計畫で狙つておりますのは、いわゆる産業復興の基盤をこの際作るということ、それを第一主眼に置きます。
然るに最近における日本經濟の実情はますます深刻となつて來ており、経済の危機を克服して経済安定を図るためには、少くも今後一年間は強力な物資の統制を継続する必要があると考えられますので、附則を改正して、明年四月一日までこの法律の効力を延期したいと考えるのであります。 次に第一國会において地方自治法の一部が改正されましたのに関連して、臨時物資需給調整法の一部を改正する必要が生じたのであります。
さつき申上げましたように、日本經濟として外資の導入ということは非常に必要な、緊急な國策と相成つております。物資と資金の需給の適合を圖らなければならない經濟事情でありますことは變りございませんのありますが、最近のいろいろな情勢から考えますと、やり方について、適合のやり上についてはいろいろ考えなければならないということに相成りましたので、これを一應廢止をいたすという考え方になりましたわけでございます、
これに對しまして政府側としては、二千九百二十圓が不滿足なものであるということもよく分るし、又なんとかして勤勞者の生活の安定化を圖らなけりやならんということも十分に考えられる點であるけれども、この新給與の改訂の問題につきましては、將來どうしても日本經濟の再建のためには生産増強即ち勤勞者の生産意欲が増強されなきやならん、これには若干の能率的なものが加味された新賃金體系が定められなければならんという點を一
第三點といたしましては、これはむしろ財政問題より政策的な問題でありますが、今、日本經濟の再建にとつて食糧の確保ということが一番大事である點、これには何といつても供出という問題を第一に取上げなければならぬ。殊に政府は來年は一割増産ということをいつて、非常に農業者に對して大きな期待を掛けておる。この際に新らしい税を起して農民を徒らに感情的に刺戟することは適當でない。
○木村禧八郎君 私の質問はまだあるのでございますけれども、例えば大藏大臣が就任以來今の日本經濟の危機についていろいろ御意見を述べておられ、又軍事公債の利拂停止の問題もいろいろ御意見を述べておられます。併しこういう問題は今度は二十三年度の暫定豫算が出て來た場合に御質問したいと思います。他に御質問される方も多いと思われますので、私の質問はこれで打切りたいと思います。
○政府委員(佐多忠隆君) 通貨發行審議會を設けました趣旨は、お話の通りに現在のようなインフレーシヨンが止め度もなく進展して行くことは、結局日本經濟の破局を導くことであり、すべてが臺なしになるということを恐れまして、この際通貨發行を極力抑止するということを主要な目的にしなければならないのであります。その抑止のためにこういう審議會を設けるという趣旨でございます。
政府においては、從來ともに種々の對策を講じつつ勞務者の募集及び移動の防止とともに、日本經濟再建の中樞産業たる纎維産業の増産と復元をはかりつつあるのでございますが、何分にも纎維勞務者の數が多大であることと、石炭等に比してまだ全般的な認識が徹底していないきらいがあるので、今後極力各方面に呼びかけ推進するつもりでございます。さよう御了承を願います。 —————————————
行政整理等の關係によりまして、政府はでき得る限り日本經濟の再建のために、それらの方面の國家の支出を縮減しなければならない場合に、かような機構の改正によりまして、より以上官吏の増加するということは、時代的な認識におきましてどうであるかという點につきましても、私ども一應お伺いしたいのであります。
館代議士からまことに詳細にわたつていろいろと御説明がございましたように、北海道の日本經濟におきまする地位、また青森を含めましての鐵道輸送の日本再建上まことに重要な地位につきましては、まつたく御同感でございます。ただ最近におきましていささか勞働情勢をも反映し、その他季節等の關係も關連いたしまして、輸送が混亂いたしておるかの感がございます。
私の先ほど申しましたことは、もちろん高橋委員と同感なのでありまして、日本經濟興隆の經濟交通の觀點から立ちまして、その中における細分的な、いわゆる基地問題を取上げて論じたのでございまして、その點は御了承をお願いいたしたいと思うのであります。
以上のような諸原則の附加によりまするところの修正を主張するのでありまするが、これは我が國の民主革命の完を成妨げ農民の生活と農業の發展を壓迫している封建的な殘存物を農村から後を絶つて、以て陰慘な農村を明るい農村に一變し、眞に日本經濟を破滅より救い、民主的日本を建設する礎石を築くための主張に外ならないのであります。
しかしながら、これらの統制機關は、その資本も構成もすべて私的な民間團體であり、このような團體に國家的な統制權能を賦興いたしますことは、去る四月に改正された臨時物資需給調整法、七月二十日施行を見ましたいわゆる濁占禁止法等に見られる日本經濟の民主的再建えの一連の指向と相容れぬものであることは、否定しうべくもありません。
しかしながら、これらの統制機關は、その資本も構成もすべて私的な民間團體であり、このような團體に國家的な統制權能を賦與いたしますことは、去る四月に改正された臨時物資需給調整法、七月二十日施行を見ましたいわゆる獨占禁止法等に見られる日本經濟の民主的再建えの一連の指向と相容れぬものであることは、杏定し得べくもありません。
○土井政府委員 前田委員からの御質問でありますが、日本經濟にそういうような記事が掲載されておりましたので、勞働省といたしましては、ただちにそれに對する手配をいたしたのであります。十一月分の不拂というようなことは、これはおそらく間違いではないか、こういうふうに今のところ想像しておりますが、十分調査いたしませんければ確たるお答えを申し上げることはできないと思います。