1998-06-17 第142回国会 参議院 本会議 第35号 護送船団方式を脱却すると言いながら、不良債権処理は遅々として進まず、情報開示は不十分で、経営責任もとらせず、あまつさえ銀行救済のために公的資金をつぎ込むなど、国際的信用を失い、円安、株安を進行させ、日本経済立ち直りの動脈である金融システムを麻痺状態にしております。 第二の理由は、安心できる二十一世紀社会構築への政策を全く打ち出せないでいるからです。 今井澄