1965-04-08 第48回国会 衆議院 農林水産委員会 第25号
かりにことばを変えて極端な言い分で言いますと、漁業の大手三社、それと関連しておる商社というのが伊藤忠、丸紅、日本糧穀、東京丸一だそうですね。そうすると、大手三社とこういうような関係商社のために、何万かの零細漁民が犠牲にならなければならぬ、こういう結果があらわれてくるおそれがあるわけなんです。それだけにこれらの点については十分慎重に扱われなければならぬ。
かりにことばを変えて極端な言い分で言いますと、漁業の大手三社、それと関連しておる商社というのが伊藤忠、丸紅、日本糧穀、東京丸一だそうですね。そうすると、大手三社とこういうような関係商社のために、何万かの零細漁民が犠牲にならなければならぬ、こういう結果があらわれてくるおそれがあるわけなんです。それだけにこれらの点については十分慎重に扱われなければならぬ。
しかしながら、そのうちに保税工場会というのがありますが、その保税工場会の裏にいわゆる日本糧穀株式会社というのがあって、そこに非常な問題がひそんでおるのではなかろうか。こういう飼料に対する抜本的な対策、あるいはまた、肥料にいたしましても、今貿易の自由化がされようとするときに、通産省あたりがいわゆる硫安工業の近代化を阻止しておる。
○小川(豊)小委員 私の方で調べてみたら、このとき組田君に対する贈収賄といいますか、この関係者というのは、この金額まで新聞で発表されたのが正しいかわかりませんが、中東商店というのは五百三十万円、日綿実業は八十万円、日本糧穀は百万円、大賀倉庫は五十万問、それから金額はわかりませんが豊年麻袋も入っておる。日本飼料畜産も三十万円。私のお聞きしたいのは、この中に東北砂鉄というのが入っておる。
これらの配給のルートの問題でございますが、政府の方から払い下げますえさは、大体におきまして競争入札の形でおろしておるわけでありますが、特にそれぞれの実需者団体を指名いたしまして、そうしてこれを競争入札の形でやっていく、全購連でありますとか、あるいは全蓄連でありますとか、養鶏運でありますとか、あるいは配合飼料工場向け飼料を扱う日本糧穀株式会社であるとか、五つ、六つの実需者団体に対しまして、競争入札の形
○山田委員 食糧庁長官に伺いたいと思うんですが、前に食糧庁へ勤務されておった片柳真吉さんが神田の美土代町に日本糧穀株式会社というのを作っております。この会社の目的は米を払い下げることが目的で立てられたような会社のようですが、やはり払い下げの場合にはこの会社を通して払い下げるような事態をやろうとしておられるのかどうか、参考に伺っておきたいと思います。
また、病変米の処分につきましては幾多公正を欠く点が見られ、二十六年度輸入のものは、通産省及び民間酒造会社に売り渡すのに、日本糧穀株式会社なる中間会社に随意契約で売却しているのでありますが、売り渡し価額トン当り約三万円は、このほかに指名競争契約によった分の平均三万二千余円よりも低価となっているばかりでなく、日本糧穀のごときものを介在させる必要も納得できなかったのであります。
○説明員(前谷重夫君) 日本糧穀につきましては、解散したとか解散交渉にかかつたとかいろいろ噂を聞いておるのであります。事実上機能を停止して、一年くらい前からもうつぶれておるのじやないかと思いますが、従いまして当時の関係者がどの程度おりますか、わかりませんが、我々としては、どの程度の資料が出ておるかわかりませんけれども、調べるように手はずをいたします。
○八木幸吉君 只今の問題についてはそれで結構ですが、日本糧穀株式会社の内部が多少ごたごたしているというお話で、果して所期のものが出るかどうかわからんというお話もございましたが、一応まだ会社があるようですから、食糧庁から、例の百七トンの行先についての意見を出せという書画照会だけでも一つ結末をつけて頂きたいということをお願いしておきます。
私はどうも二%一八という数字が出ていますが、四千トンで百七トンあれば二%四、五分になりやせんかと、算盤をおいておりませんので私何とも申上げられませんが、ただ日本糧穀株式会社に渡して、それが通産省に行つたというだけで、どうも二・二%以上の減耗というのは、いろいろ理由が書いてありますけれども、私は納得が行かないので、具体的にもう少しお調べを願いたいと思うのと、全般的のこれを裏付けるような一般の数量の事実
○八木幸吉君 それからもう一つ伺いたいのですが、この前請求しました資料の一部を頂戴いたしましたが、そのうちに日本糧穀株式会社に農林省が払い下げた数量と、それから会社から通産省へ売つた数量との間に百七トンの減耗がある。
○八木幸吉君 次に伺いたいのですが、厚生省が配給米として不適格に認定されました米を、病変米をアルコール原料にするにつきまして、日本糧穀株式会社を中に通じてお買いになつた。この点について通産次官に伺いたいのですが、官営工場でお使いになる原料を、同じ政府の手持品をお買いになるについて、民間の会社を通じてこれをお買いになる。従つてその間に相当国の損を出した。
○八木幸吉君 それから併せてお伺いしておきたいのですが、その前の二十六年度のときには日本糧穀株式会社に売渡した数量が四千百九十九トン、通産省がお買いになつた数量が四千九十二トン、その間に百七トンが行方不明になつた、こういう事柄があるわけでありまして、百七トンの米が行方不明になつたということは運送上のロスというようなことでは私は納得ができませんので、いずれこれは法務省にもお願いをして、十分その百七トン
昭和二十七年農林省から日本糧穀株式会社が払下げを受けた四千百九十九トンの不適格米のうち通産省にアルコール原料として売渡した四千九十二トンとの差百七トンの行先明細、これは農林通産両省及び法務省の調査報告書を要求いたします。
それからもう一つ現在ストックされている米に関して、これは蛇足かも知れませんが、八木委員から日本糧穀会社に関する若干の質問がありましたが、私はやはり昭和二十六年のこの黄変米処理をめぐる他の民間会社の払下げをめぐつての横流し等の、従来もあつたことですから、これは現在のこういつた変質米の処理については、これはもう会計検査院から指摘されるまでもなく、こういう不正不当な処理は断じてないように一つ注意を払つて頂
○八木幸吉君 それからもう一つ不適格品、つまり病変米として日本糧穀会社ですか、どこか払下げておられるのが、和歌山県で横流しになつておるというような御報告があつたわけですが、そういう点のお調べもできておるかどうか、或いは又味噌や菓子のほうには相当パーセンテージの高いのを払下げておられる、それの行先もはつきりお調べになつておるかどうか、要は、つまり消費者の立場として、どうもこの頃の味噌は危い、菓子は困るというような
○八木幸吉君 黄変米の売却実績の表がありますが、通産省のアルコール原料として日本糧穀株式会社に随意契約でお払下げになり、それを更に通産省がお買いになつてアルコールにしておる。我々はこれはどうも、政府のアルール工場で使う原料をわれざわざ食糧庁が民間の一会社にお払下げになつて、更にそれを買上げる、常識ではまるで納得のできない径路なんですが、詳細に一つ御説明して頂きたい。
東洋醸造の人たちが日本糧穀会社の重役の中に大分入つておるわけです。それで完全に食管法違反を東洋醸造の重役陣は犯しているわけなんです。東洋醸造の人を、それでは何人検察当局は喚問して調べているか、参考に伺つておきます。これは食管法違反を犯しているばかりでなくて、完全に黄変米をやみ流ししているのであつて、食管法違反のほかに、政府当局をごまかしている。
もう一つは、この間から私はたびたび伺つているのですが、どうしても理解のできないことは、日本糧穀会社のような会社があつて、その配給後にこの配給米のやみ流しをするわけですが、農林省としては今後払い下げたあとの事態をどんなふうに考えておられるのか、これを伺います。この二点で私の質問を終ります。
○杉村委員 次は日本糧穀株式会社と食糧庁との関係でありますが、昭和二十七年の黄変米のトン当りの価格は九万一千二百五十二円であります。それを二万九千七百円で随意契約で払い下げておるのであります。ところが指名競争入札によつて払い下げた価格は三万二千三百十五円であります。
これは日本糧穀株式会社が五千六百四十九トン払い下げておるのですよ。東洋醸造外二会社で払い下げたのはごくわずかなんですから、東洋醸造だけのものじやないでしよう。
それとも日本糧穀株式会社から払い下げた米でありましようか。どちらでありますか。日本糧穀の手を通じて東洋醸造が手に入れた米でありましようか。東洋醸造が直接食糧庁から払い下げた米でありましようか。
フィリピンで食べなかつた黄変米を輸入したことが事実なりや否やという点を私はこの際明確にして頂きたいということが一点と、それから今まで片柳さんが社長の日本糧穀会社ですか、ここに払下げていたのは、これは変黄米の混入率のどのくらいのものを払下げておいでになるか、ちよつとそれだけ伺いたい。
それから、只今お話のありました日本糧穀会社に対する売却でございますが、これは二十六年に入りましたものを二十七年に売却したわけでございます。これは従来の基準に従いまして、一%以下は配給に廻したと、それ以上のものは、パーセンテージによりまして、醸造酒、工業原料と、こういう形になつております。それを実需者に対して売却いたしたわけであります。実需者の代行として糧穀会社がやつたと、こういうことでございます。
まず黄変米の前の払下げについては、昨年十月ごろ国会の本委員会において言われたと思うのですが、そのときに日本糧穀会社に払い下げた黄変米が、買つて来た価格は一石一万四百円であつたが、それを四千六百円で払い下げた。
○杉村委員 そうするとそれは日本糧穀とあなたの方で――これは政府同士なのです。結局ほんとうのトンネル的な行為でもうけた、こういうことになるのですか。
○杉村委員 そうすると日本糧穀が荷渡しをして、あなたの方ではただ保証金を出した、これだけなのですか。そこなのですよ。要するに、三菱の倉庫にもわれわれ行つてみてたくさん積んであつたのだが、その倉庫から日本糧穀が受取つて通産省にやるということであつて、あなたの方ではその通産省に納めた額の一%をもらつた、こういうことになるのですか。
日本糧穀というのはわれわれから見ればトンネル会社みたいなものです。食糧庁の倉庫に預けてあるところの黄変米を払い下げたつて、それを別にどうというのではない。それを今あなたのお答えのように通産省へ納め、運搬その他のことをやつたというのでしよう。そういうことになると、日本糧穀はどういうことをしたのですか。
○小峰会計検査院説明員 日本糧穀と政府の契約の中に全販連が介在したわけでありますが、これは日本糧穀に資金がございませんので、全販連が農林中金から借りまして、そうして出した、こういう関係に立つております。もとの起りは、先般来問題になりましたように、現物をあり姿のまま引取る、金を先に払う、これが事の起りなのであります。で政府間の契約でありますから、当然に代金をあと払いができるわけであります。
○柴田委員 会計検査院に承りますが、こういうような契約を食糧庁と日本糧穀が結んでおるというのは正当だとお考えでございましようか、会計検査院から承つておきます。
○東畑参考人 この点をよく取調べをいたしたのでありますが、日本糧穀は三月末までは中金等から員外貸付ができるということになつております。そこで政府とアルコール特別会計といろいろ折衝をいたしておつたのは、二月、三月のころからがそうであります。そこで値段等をいろいろやつおりまして、三月末までは金がない、四月にならないと金がないというようなことになりまして、そこで日本糧穀との契約をいたしました。
しかし取扱い方につきましては、ただいま御指摘の片柳某というようなお話は、黄変米払下げに関して、日本糧穀会社が介在したというところに、見方によれば非常な疑いの目がかかるわけであります。食糧庁の扱いとしては、今後は実需者に対して払下げ処分をして行く、中間を通さないという原則の上に、間違いの起らないようにやつて行きたい。
それは当時片柳眞吉君は日本糧穀株式会社をつくり、黄変米の払下げを受け、その数量は五百五十トンと言われているのであります。石当り一万四百円の買入れ価格を四千六百円で払い下げられ、石当り五千八百円なりの損失を国家財政が受けておるのであります。先ほど農林大臣も申されましたごとく決算委員会においては八億四千万円の損失を国家財政に与えられたことは明らかにされておるのでございます。
つきましては、その参考人として日本糧穀株式会社社長片柳眞吉君及び前食糧庁長官東畑四郎君を招致して意見を聴取いたしたいと思います。従つて右両君を参考人に指名するに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
そこに相当値開きがあるのにかかわらず、なぜ安い値段で唯一の随意契約を日本糧穀と結んだのであるか、三万二、三千円で売れたものを、なぜこの違いを生じたのだろうか、この点についての御所見を伺つておきたい。
○吉田(賢)委員 日本糧穀会社の社長さんに伺いますが、二十七年度に政府が黄変米を買却いたしました。その買却処分したものはあなたのみには随意契約で、その他は全部入札なんです。どういうわけでこういう区別になるのだろうか、あなたの方の申出によつて契約したのだろうか、あなたの方だけを信用したのだろうか、その点についてはあなたの方から聞いてみたいと思います。