2014-10-15 第187回国会 衆議院 内閣委員会 第2号
日本が諸外国に比べて女性の社会進出がおくれている理由の一つに、日本社会特有の残業体質があると感じてきました。女性が働きやすい社会、男女ともに子供を育てやすい社会を実現するためには、そもそも大前提として、男女を問わず人間らしい働き方ができなければなりません。日本人のライフスタイルそのものを変えていく必要があります。
日本が諸外国に比べて女性の社会進出がおくれている理由の一つに、日本社会特有の残業体質があると感じてきました。女性が働きやすい社会、男女ともに子供を育てやすい社会を実現するためには、そもそも大前提として、男女を問わず人間らしい働き方ができなければなりません。日本人のライフスタイルそのものを変えていく必要があります。
同時に、女性の社会進出を阻んでいるのは、日本社会特有の長時間労働も大きな要因であることを指摘しなくてはなりません。 女性は、出産、育児と長時間労働との間で厳しい選択を迫られているのが現状です。三年間休職することで労働市場での女性の地位が下がりかねないことに不安を感じている女性がいることも、また事実であります。 男性が家事に携わる時間が長いほど第二子以降が生まれるとの諸外国の統計もあります。
その何十年と続いてきた中には、しかも、日本の社会における雇用の、建前の部分ではとてもとらえ切れない、例えばコネによって就職をする以外には入れない会社があるとか、そういったさまざまな日本社会特有の本音の部分での要素というのが非常に多くある、そんなことは御存じだろうと思います。
ただ、そういうことが行なわれなければならないということには、やはり日本社会特有の社会的理由もございまして、一がいに一刀両断のもとにそういうものを整理することはむずかしい点もあると思いますが、ともかく鉄鋼にしてもあるいは塩ビ電線にいたしましても、その他の物品にいたしましても、特約店とか問屋とか指定販売店とか、いろんな名前で何段階かがありまして、そういう過程においてかりにも多少ずつ手数料なりあるいは少し