2002-01-28 第154回国会 衆議院 財務金融委員会 第2号
日本総合研究所の宮脇淳さんという方が、日本版PFIが、従来の民活の看板をかけかえるだけになれば、第三セクターと同様、負の遺産を積み上げる結果となるという指摘をしておられますが、私はこの指摘は非常に重く受けとめていかなきゃいけないだろうというふうに思います。
日本総合研究所の宮脇淳さんという方が、日本版PFIが、従来の民活の看板をかけかえるだけになれば、第三セクターと同様、負の遺産を積み上げる結果となるという指摘をしておられますが、私はこの指摘は非常に重く受けとめていかなきゃいけないだろうというふうに思います。
これまでの取り組みといたしましては、少し前になりますけれども、平成十年五月に建設省としての考え方、日本版PFIのガイドラインというものをまとめております。また、省内にPFI推進会議あるいは相談窓口というものを設置いたしまして、対外的に公共団体や民間の方からの相談にも応じているところでございます。
この実施方針の作成に向けた建設省の日本版PFIのガイドラインというのがございますが、リスク分担の考え方として、リスクは適切に管理できる主体が分担をする、このようにされております。そして、事業破綻時の公共側の対応として、ほかの民間で引き取り手がなければ、全施設を管理者、つまり公共が引き受ける、このようにされております。結局、事業が破綻すれば公共が後始末を請け負うということになります。
多々伺いたいことはあるんですけれども、時間の関係がございますので、法案の中に盛り込まれました民間資金等活用事業推進委員会いわゆる日本版PFIのタスクフォースでございます。こちらのあり方について御見解を伺いたいんですけれども、一つは人選ということでございます。 具体的なお名前等々ではないんですけれども、どういう方を想定していらっしゃって、どういう方を期待していらっしゃるのかということ。
そこで質問でございますが、以上述べさせていただきましたような問題も含めて、建設省の日本版PFIに対する基本的認識みたいなものをお聞かせいただければありがたいと思う次第でございます。
そして、これは陣内委員のときにも航空局長の方からお答えをいたしましたけれども、特に民間のイニシアチブということになりますと、具体的に申し上げますと、例えば旅客ターミナルあるいは貨物ターミナル、店舗等を中心としたいわゆる機能利便施設の運営や海外等へのポートセールス、空港収入の増加策などが考えられるのではないかと思いますが、そういった民間の経営ノウハウというものをできるだけ生かすようにして、日本版PFI
できるだけこういうホームページを利用して広く情報がオープンになるような、先生が先ほどお話しになりました日本版PFIについてのアイデア募集といったようなことも実はインターネットでやっているわけでございます。
日本版PFIというのはどうも民間の資金を使うということだけに使われているような気がいたします。PFIを実施するためにはきちっとした費用効果分析が必要である、そういう点におきまして今先生のお話にありましたように時間がかかるということだと思います。 それで、どれだけ費用がかかってどれだけ効果が上がるのかということで、民間では当然できない部分も出てくると思います、費用がかかり過ぎると。
いわゆる日本版PFIにつきましては、現在、自民党においてそのスキーム等を検討していただいているというように聞いているところであります。