2012-06-19 第180回国会 参議院 財政金融委員会 第10号
二〇〇九年の「年金情報」ですね、さっきから出ていますが、「年金情報」という雑誌で日本版マドフという記事が出て、もう暗にAIJのことを言われているということで大騒ぎになったわけですね。そのとき浅川氏が複数の年金基金の人間に対して、AIJを調査するのかどうか確認をしたと、大丈夫だということを説明して、複数の二つ以上のところに説明して回っているんです。
二〇〇九年の「年金情報」ですね、さっきから出ていますが、「年金情報」という雑誌で日本版マドフという記事が出て、もう暗にAIJのことを言われているということで大騒ぎになったわけですね。そのとき浅川氏が複数の年金基金の人間に対して、AIJを調査するのかどうか確認をしたと、大丈夫だということを説明して、複数の二つ以上のところに説明して回っているんです。
日本版マドフ疑惑に関する報道もある中で、証券会社として行うべき確認義務を怠ったにもかかわらず、何を根拠に水増しが行われていない正しいものだと判断されたのか、改めて説明してください。
ちなみに、二〇〇九年の二月十六日号の「年金情報」という雑誌がありますけれども、これは年金関係者はほとんど読んでおりますが、その中に既にもう、実名は挙げておりませんが、日本版マドフという記事が載りまして、AIJのことが業界の中では大丈夫なのかということが大きな話題になっていた時期でございます。
ただ、採用先の年金基金の間ではヘッジファンドである同社の運用成績に満足する声が多い一方、運用成績の根拠や開示内容に関する不透明さを指摘する声もある、中には不透明さを認識しつつも、運用成績のよさからあえて問題視しないという基金もあるという記事であったり、この前も当委員会で話題になりましたが、AIJ投資顧問を想定して、日本版マドフの影という記事が掲載されたのは、二〇〇九年二月十六日の記事でございました。