2012-03-22 第180回国会 参議院 厚生労働委員会 第3号
入浴関連死の事故の問題でありますけれども、これまで関連学会、日本温泉気候物理医学会、あるいは救急医学会、そしてまた法医学会でそういう入浴関連事故の患者さん等を診ておるということでありますけれども、まだまだデータは少ないんですけれども、もしかすると一万四千人ぐらい、年間、入浴関連事故で亡くなっている方がおられるんじゃないかということで、この対策をしっかりやるべきではないかと。
入浴関連死の事故の問題でありますけれども、これまで関連学会、日本温泉気候物理医学会、あるいは救急医学会、そしてまた法医学会でそういう入浴関連事故の患者さん等を診ておるということでありますけれども、まだまだデータは少ないんですけれども、もしかすると一万四千人ぐらい、年間、入浴関連事故で亡くなっている方がおられるんじゃないかということで、この対策をしっかりやるべきではないかと。
○政府参考人(冨岡悟君) 環境省におきましては、現在、温泉の禁忌症、適応症及び利用上の注意事項に関する最新の医学的知見を収集するために、日本温泉気候物理医学会に対しまして、温泉と医療に関する研究論文等の文献調査を実施しているところでございます。
○冨岡政府参考人 環境省におきましては、現在、先生御指摘がございましたように、温泉の禁忌症、適応症及び利用上の注意事項に関する最新の医学的知見を収集するために、日本温泉気候物理医学会に対しまして、温泉と医療に関する研究論文等の文献調査を幅広く実施いたしているところでございます。
一方で、例えば、日本温泉気候物理医学会が文献調査を行っていますけれども、温泉の効果というのは、泉質だけではなくて、掲示している泉質にはあらわれないような微量成分の作用とか、温熱、水圧などの物理的な作用とか、気候、生活リズム、景観などの環境作用が総合的に働いていると指摘しております。
○宮路副大臣 私は今手元に、委員おっしゃいました日本温泉気候物理医学会の趣意書と申しましょうか、それを今ここに持ち合わせておるわけでありますが、それによりますと、温泉療法医は、温泉治療学の啓蒙と療養指導を行い得る医師の教育を目指しているということ、また認定医は、温泉医学等の水準の向上を目指しておって、いずれも同医学会の認定を受けているものだ、こういうことに規定されておるわけでございます。
もう一つ、私がこの温泉療養をめぐりまして、温泉医療をめぐりまして重要な資格といたしまして考えておりますのが、温泉療法医、これは日本温泉気候物理医学会というところが認めている制度なんですが、そういう資格がございます。これが現在八百十一人ということで私伺っております。