1989-11-28 第116回国会 衆議院 内閣委員会 第3号
ところで、本年七月にソ連側から我が国に対しましてソ連太平洋艦隊の日本海演習に招待をするという話があった。これを我が国は断ったということだそうですが、この経緯についてまず御説明を願いたいと思います。
ところで、本年七月にソ連側から我が国に対しましてソ連太平洋艦隊の日本海演習に招待をするという話があった。これを我が国は断ったということだそうですが、この経緯についてまず御説明を願いたいと思います。
ただ、信頼醸成措置ということをおっしゃいましたが、今回のソ連艦隊日本海演習に日本がオブザーバーとして出席をいたすことがあるいは視察すること自体がこの招待の内容からいたしまして信頼醸成措置に資するものである、そのようには私ども必ずしも考えていないのでございます。
○国務大臣(山崎拓君) ただいま御質問のありましたソ連艦隊の日本海演習に関することでございますが、これは、実は突然の招待でございましてソ連の真意がはかりかねる点もございましたが、私ども急遽慎重に検討をいたしました。
この日本海演習に連動して、海上自衛隊は対地攻撃などの演習を繰り広げました。十月下旬には、北海道や太平洋海域などを舞台に、初めて陸海空の自衛隊とアメリカ三軍が統合した大規模な実動演習が行われようとしています。しかも、これには在韓米空軍のA10攻撃機なども参加します。
いわゆる若狭湾演習区域と俗称せられましたように、当初は若狭湾に近接した所でありましたのですが、現在は経岬から三十六マイル、三国崎を去る三十一マイル半、越前崎を去る四十三マイルということで、若狭湾とはいわば無縁の海域になりましたために、名称も中部日本海演習区域ということになりまして、遙かにはずしました。