1953-07-17 第16回国会 衆議院 外務委員会 第15号 は、フィリピン共和国との国交の調整のためには、できるだけ早く賠償の実施を開始することが必要であると認めまして、さきに本年一月マニラ湾等にある沈船の調査を目的として、君島丸を派遣いたしましたが、この調査作業と並行して、マニラにおいて、わが在外事務所とフィリピン外務省との間で、沈船引揚に関するとりきめにつき交渉せしめましたところ、双方の意見が一致いたしましたので、本年三月十二日に、マニラで、日本政府在外事務所長中川融 小滝彬