1987-07-20 第109回国会 参議院 予算委員会 第2号
これは、北京、上海の日本工業展覧会への出品をココム違反ということで不許可にしたことに対する判決でありますが、こういうふうに言っています。「ココムの申合せ自体はココム統制物資の輸出制限をする法的根拠となしえず、国民に対しココム統制物資の輸出制限をなしうるためには、ココムの申合せの趣旨、目的に沿った国内法がすでに存在するか、新たな立法措置を要するといわなければならない」、こうなっているわけです。
これは、北京、上海の日本工業展覧会への出品をココム違反ということで不許可にしたことに対する判決でありますが、こういうふうに言っています。「ココムの申合せ自体はココム統制物資の輸出制限をする法的根拠となしえず、国民に対しココム統制物資の輸出制限をなしうるためには、ココムの申合せの趣旨、目的に沿った国内法がすでに存在するか、新たな立法措置を要するといわなければならない」、こうなっているわけです。
これは一九六九年の北京・上海日本工業展覧会、これが原告です。例の日工展の出品について、通産大臣が——あなたじゃない、前の方だ。輸出貿易管理令一条六項の規定によってこれの輸出を認めなかった。これについての訴えですね。その判決は、長くなりますから簡単に申し上げますけれども、いずれにしても、経済外的理由による輸出制限は、この輸出貿易管理令の一条六項に違反するとはっきり書いてあるわけです。
○木原(実)委員 あわせてお伺いしたいのですけれども、朝鮮民主主義人民共和国がこの秋に平壌で日本工業展覧会を開催する、それに対する機械工業振興資金からの援助を打ち切る、こういう御方針のように聞いておるのですが、これは打ち切るということでございますか。
二月二十日に外務省の須磨経済局長事務代理から正式に北京・上海日本工業展覧会の理事長あてに回答が参りました。 〔主査退席、倉成主査代理着席〕 その回答を読みますと、なぜココムで禁止をするのだという問題でいま訴訟中ですが、それについて外務省の返事はこういう返事なんですね。
いま進行中の日本工業展覧会、北京、上海でやるもの、これはココムを理由にして、不当な、十九品目が持ち出し禁止、あと十九品目が向こうへ売り渡し禁止、こういうことでなされたわけです。これは、きょう時間がありませんから、ちょっと簡単に結論だけの質問をいたします。 第一にお尋ねしたいのは、これはココムによる国際関係の義務によって行なっていると思うのですけれども、そうであるかどうか。
それを私が承知をいたしておるのだけ申し上げましても、たとえば日本工業展覧会の出展品目の制限問題というのがございまして、もうこれは詳しく申し上げるまでもございませんが、この展覧会は日本が補助金まで出して助成をしておる展覧会で、二年に一ぺんぐらい上海か北京などで行なわれるわけでありますが、そこの出展品目を日本側が制限をいたしております。
その最も新しい端的なものが、現在、社会の注目を集めている北京、上海での日本工業展覧会であります。今回の出品物に対する政府の審査は、過去五回の中国での展覧会や、ソ連、チェコ等の社会主義圏を含む世界のどの地域で行なわれたものにも見られない厳重なものであったと言われています。展覧会をやる以上、諸外国との競争もあり、輸出振興のためにも最高の技術を集め、最高の品目を展示するのは当然であります。
けさの読売新聞にも出ているけれども、「通産省は、来春、北京と上海で開く日本工業展覧会の出品物審査をしているが、出展品目七千点のうち一割の七百点がココムの禁輸規定とからんで精密審査をする必要が生じたため、二十一日から日工展事務局から補足説明をうけることになった。」ということで日延べになっているのですね。そうすると、日工展の日は非常に迫ってくる。
――――――――――――― 十月十四日 機械類賦払信用保険法の一部改正に関する陳情 書 (第四一号) 輸出振興対策に関する陳情書 (第 一〇三号) 中小企業対策確立に関する陳情書外一件 (第一〇四号) 産業再編成に関する陳情書 (第 一〇五号) 発展途上国の一次産品開発輸入に関する陳情書 (第一〇六号) 一九六九年北京、上海日本工業展覧会出品物の 展示許可範囲拡大に関する
そこで具体的にお尋ねいたしますが、来春北京と上海で日本工業展覧会が開かれるということになるわけです。これに対しては多数のココムに抵触するいわゆる禁輸品というものの出品申込みというのがなされておるわけです。この前一九六五年の場合におきましても、十七品目というものが実はその直前にこれはだめだというので出品が認められなかったという経緯がある。
御承知のように、この秋に北京と上海で日本工業展覧会、日工展が行なわれるということになっておりまして、これは日中貿易に関係のある四つの団体が昨年八月に中国において調印をして、ことしやるということになり、中国においても国慶節を中心に一番人が集まるときに日工展を開こう、こういうことになって、日中貿易の促進のため、日中友好の促進のために有意義な催しであると思っておったのであります。
術委員長) 高橋 辰夫君 参 考 人 (全国LPガス スタンド協会連 合会会長) 郷 裕弘君 専 門 員 渡邊 一俊君 ――――――――――――― 本日の会議に付した案件 高圧ガス取締法の一部を改正する法律案(内閣 提出第一一〇号) 通商に関する件(一九六五年度北京・上海日本 工業展覧会
一九六五年度北京・上海日本工業展覧会に関する問題について板川正吾君より発言を求められておりますので、これを許します。板川正告君。――板川君、簡単にお願いいたします。