1964-01-28 第46回国会 参議院 大蔵委員会 第2号
○柴谷要君 四国班は、天田理事、川野委員と私とが参加し、租税、金融及び専売事業につき、四国財務局、高松国税局及び日本専売公社高松地方局管下における、それぞれの所掌業務を中心として調査を行ないました。これら業務の一般概況につきまして詳細に申し述べることは割愛いたしまして、以下特異な事情、今後配慮を要すると思われる事項等につきまして御報告いたします。 まず、財務関係について申し上げます。
○柴谷要君 四国班は、天田理事、川野委員と私とが参加し、租税、金融及び専売事業につき、四国財務局、高松国税局及び日本専売公社高松地方局管下における、それぞれの所掌業務を中心として調査を行ないました。これら業務の一般概況につきまして詳細に申し述べることは割愛いたしまして、以下特異な事情、今後配慮を要すると思われる事項等につきまして御報告いたします。 まず、財務関係について申し上げます。
さらに、四国地方におきましては、四国財務局、高松国税局、日本専売公社高松地方局及び徳島地方局において、それぞれ管内の状況の説明を聴取しました。特に徳島県におきましては、塩の収納価格引き下げをめぐって、塩業者の間に多大の不安と脅威をもたらしており、また塩業労務者のストライキが行われて、相当深刻な様相を呈しております。塩業問題の円滑なる解決のためには、さらに一そうの努力を要するものと認められます。
ついでながら、愛媛県の塩の生産実績は三十二年度四万九千トンでありまして、その全国対比は五%、つまり香川、愛媛を含めた日本専売公社高松地方局管内で、国全体の塩の三三%を生産しているわけです。ところで香川県における本年度、昭和三十三年度の塩の生産見込量は二十八万六千トンで、この代金は三十六億二千万円となっており、すでに六月までの累計生産額では、計画量を上回る実績をおさめております。