2013-11-21 第185回国会 参議院 国家安全保障に関する特別委員会 第6号
最後に、自己責任と国家の役割という話をさせていただきたいんですが、今、皆さんは最近、生々しい事件だったのでアルジェリアの日本人人質事件をよく口にされますが、その昔、ペルーの日本大使館人質事件というのがありました。
最後に、自己責任と国家の役割という話をさせていただきたいんですが、今、皆さんは最近、生々しい事件だったのでアルジェリアの日本人人質事件をよく口にされますが、その昔、ペルーの日本大使館人質事件というのがありました。
在ペルーの日本大使館人質事件以後、在外邦人の救出体制についてはいろいろ議論されまして、対策も講じられてきましたが、今回の人質事件の教訓を踏まえて、改めて在外邦人保護について抜本的な対策を練る必要があるんではないかと思います。
ペルー日本大使館人質事件の折、ペルー政府はシュプリアーニ大司教を交渉担当者に起用するという決定を行いました。いかに宗教的な問題を抱えている国とはいえ、外国公館内の事件に政府以外の民間人を調停役に起用するというようなことは普通では思いも及ばないことだと思いますが、これはやはり時代の転換が始まってきたんだ、私はこういうふうに解釈いたしております。
本日は、二つの条約の質疑をさせていただきますが、その前に、在ペルー日本大使館人質事件に関連して、青木大使の辞任問題について、外務大臣に幾つか質問させていただきたいと思います。 辞任問題に関して、私は、しっくりいきません。理解することができないので、外務大臣にいろいろ教えていただきたいと思います。