2008-04-02 第169回国会 参議院 政府開発援助等に関する特別委員会 第3号
その印象は、言わば日本の国際的なアイデンティティーであり、日本外交そのものと言えます。 対象国の絞り込みも重要なポイントと感じました。国によって多少は援助分野のニーズも異なるでしょう。しかし、相手のニーズに合わせるのか、日本のODAの特性に合致したニーズを表明した先を対象にするのか。つまり、受動的なODAを行うのか、能動的なODAを行うのか。
その印象は、言わば日本の国際的なアイデンティティーであり、日本外交そのものと言えます。 対象国の絞り込みも重要なポイントと感じました。国によって多少は援助分野のニーズも異なるでしょう。しかし、相手のニーズに合わせるのか、日本のODAの特性に合致したニーズを表明した先を対象にするのか。つまり、受動的なODAを行うのか、能動的なODAを行うのか。
本委員会は、外務省の一連の不祥事発覚以来、これを外務省の体質に帰するだけでなく、日本外交そのものの危機であるとも深刻に受け止め、しばしば議論を重ねてまいりました。
これは日本外交そのものが非常に軽視をされておる、日本の存在自身が非常に軽視されておる一つのケースじゃないかと私は思うのですが、そのあたりについての見解はどうでしょうか。 それといま一つは、時間の関係もありますので集約して申し上げますが、先ほども御答弁がありましたように百八十億ドルの今予定されておる援助額は、さらにふえることはあっても減ることはないだろう。
に関して、大臣が御出発の前に電力業界が反対を表明するというようなことが続いており、これは今後の長期貿易取り決めをした途端にこういうことがあるわけでありますから、大臣の御力量を疑う者は先方にはおらぬとは存じますが、この長期貿易取り決めというのは、単なる民間人が取り決めたというだけのものではなく、日本としても重大な関心を持ち、その遂行に当たらなければ、両国関係に非常に大きな打撃を与えるばかりか、日本外交そのものの
私の考えるのには、その原因は、まさにそういう欠陥が十分吟味もされずに、主張の是非を正しく判断できなかった日本外交そのものにあったのではないか、このように考えます。
○中川(嘉)委員 御答弁ですけれども、私は、先ほど申し上げたような判断をもって、言いかえれば漁業だけでないという、そういう判断をもって、この際、対ソ政策に限らず、いわゆる対外政策あるいは外交、防衛政策等を再検討する必要があるのではないだろうか、いまやわが国が日本外交そのものを変える転機にあるのじゃないだろうかとすら考えるわけですけれども、政府の御見解はどうでしょうか、大臣にひとつ。
これは日本外交そのものが非常に混乱している、不統一だと、こういうことを国際的にもこれはさらけ出した最も具体的な例じゃないかと思いますが、この点について佐藤総理どう思いますか。