1951-02-12 第10回国会 衆議院 予算委員会 第13号
そこでポツダム宣言の解釈上において非常な疑点を生ずるのでありますが、ポツダム宣言の第十二条には「前記諸目的ガ達成セラレ且日本國國民ノ自由ニ表明サル意思ニ従ヒ平和的傾向ヲ有シ且責任アル政府ガ樹立セラルルニ於テハ聯合國ノ占領軍ハ直ニ日本國ヨリ撤収セラルベシ」とこう書いてある。
そこでポツダム宣言の解釈上において非常な疑点を生ずるのでありますが、ポツダム宣言の第十二条には「前記諸目的ガ達成セラレ且日本國國民ノ自由ニ表明サル意思ニ従ヒ平和的傾向ヲ有シ且責任アル政府ガ樹立セラルルニ於テハ聯合國ノ占領軍ハ直ニ日本國ヨリ撤収セラルベシ」とこう書いてある。
新憲法のもと、連合國側における厳正にして寛容なる施策のもとに、日本國國民は、遅々たりといえども一歩一歩荒廃を興し、再建の緒につくを得たることは、吾人の最も喜びとするところにして、われわれは、ここに連合國最高司令官を通じて、連合各國に対し、満腔の謝意を表するものであります。
ポツダム宣言には、「日本國政府は、日本國國民の間における民主主義的諸傾向の復活強化に対する一切の障礙を除去すべし」と命じておるのである。これらの反民主主義的一連の疑獄に対し、政府はいかなる決意を持つて國民にこたえんとされるか。 二十日、本議場において、吉田総理は、共産党の徳田君の質問に対し、たとい民主自由党から多数の犠牲者を出すとも政界浄化を断行すると言明された。
日本國政府は、日本國國民の間における民主主義的傾向の復活強化に對する一切の障碍を除去すべし。」「一三 吾等は、日本國政府が直に全日本國軍隊の無條件降伏を宣言し、且つ右行動における同政府の誠意につき適當且つ充分なる保障を提供せんことを同政府に要求す。」