1992-06-06 第123回国会 参議院 本会議 第20号
理由の第一は、我が国の政治の基本である日本国憲法擁護を主張してきたと言われる宮澤喜一君が、憲法に違反すると同時に、一九五四年六月、宮澤喜一君も賛成をして行われた本院の自衛隊の海外出動を為さざることに関する決議に反する国際連合平和維持活動等に対する協力に関する法律案を提出し採決を強行させようとしている責任は極めて大きいと考えるからであります。
理由の第一は、我が国の政治の基本である日本国憲法擁護を主張してきたと言われる宮澤喜一君が、憲法に違反すると同時に、一九五四年六月、宮澤喜一君も賛成をして行われた本院の自衛隊の海外出動を為さざることに関する決議に反する国際連合平和維持活動等に対する協力に関する法律案を提出し採決を強行させようとしている責任は極めて大きいと考えるからであります。
まず、自民党の方からこれはそれぞれ善処が起きるでしょうが、善処が起きなければ国会において国連憲章擁護並びに日本国憲法擁護——国民の中にほうはいとして国連擁護、日本国憲法擁護、憲法改正論者の思想反対という国民運動が起きることは当然の理です。
私は、総理と閣僚は、あらためていま一度日本国憲法全文を読み直して、日本国憲法擁護の精神に徹していただくよう、大いに勉強していただきたいことを忠告して質問を終わります。 ありがとうございました。(拍手) 〔国務大臣田中角榮君登壇、拍手〕
戦後、日本の教育は、平和憲法のもと、教育基本法に基き、教育の中立制を保持し、教員の創造性と熱意のもとに行われて参ったのであり、従って、その教育が日本国憲法のもとに行われるのでありまするから、日本国憲法擁護の立場に立つことは当然であるといわなければならぬと思うのであります。