1959-03-24 第31回国会 衆議院 本会議 第28号
それによりますと、「北ベトナムとの貿易交渉は、南ベトナムとの賠償調印近しの報道によって最悪の事態に陥り、新貿易協定はもちろんのこと、石炭、鉄鉱石、繊維、肥料の商談さえすべて停止し、賠償が調印されれば日本商社代表は即時帰国せざるを得ないおそれがあるばかりか、日中貿易再開にも悪影響を及ぼす。従って、万難を排しても調印を阻止するよう国会に働きかけてほしい」、こういう趣旨の電報でございます。
それによりますと、「北ベトナムとの貿易交渉は、南ベトナムとの賠償調印近しの報道によって最悪の事態に陥り、新貿易協定はもちろんのこと、石炭、鉄鉱石、繊維、肥料の商談さえすべて停止し、賠償が調印されれば日本商社代表は即時帰国せざるを得ないおそれがあるばかりか、日中貿易再開にも悪影響を及ぼす。従って、万難を排しても調印を阻止するよう国会に働きかけてほしい」、こういう趣旨の電報でございます。
本文を読みますと、南ベトナム賠償調印近しとの報に、新貿易協定はもちろん、石炭、鉄鋼、繊維、肥料等の商談はすべて停滞しあり、仮調印されれば、日本商社代表は即刻帰国のやむなき状態となるおそれあるのみならず、日中貿易再開にもきわめて悪影響ありと思われる、万難を排して貿易協定調印を阻止するよう国会に強く要請されたし、明和産業西川、第一通商野村、住友商事柳瀬、燐鉱貿易小暮、日商商事井尻、日越貿易会中原。