1949-04-04 第5回国会 参議院 経済安定委員会 第2号
尤もこの間に処しまして、今の米國援助の見返り資金につきましては、これは米國側が、米國側だけの見地で決められるのではなしに、日本側から米國側に申請をしまして、司令部の一件毎の承認を以て放出先が決まる、或いは又団債の借入償還というようなものが決められるというようなことで、双方の協議が行われるわけでありますから、この分だけは今までの復金資金計画とは違いまするし、相当程度の経済復興に対する計画の面に反映させることが
尤もこの間に処しまして、今の米國援助の見返り資金につきましては、これは米國側が、米國側だけの見地で決められるのではなしに、日本側から米國側に申請をしまして、司令部の一件毎の承認を以て放出先が決まる、或いは又団債の借入償還というようなものが決められるというようなことで、双方の協議が行われるわけでありますから、この分だけは今までの復金資金計画とは違いまするし、相当程度の経済復興に対する計画の面に反映させることが
その以前におきましては、大体輸出入の実績というものは、日本側からの司令部に対する希望的な数字というような恰好になつておりまして、大体計画を立てますと、それに対する二割乃至三割程度が実現するというような状況でありまして、それが漸次接近いたして参りまして、まあ二十三年項になりますと、輸出計画も、年度計画というよりも、むしろ四半期別の計画を立てて行くような恰好に相成つておりまして、四半期別の計画から言いますと
○説明員(稻益繁君) 只今貿手というお言葉がございましたが、この支拂は日銀扱いの方は昨年の八月十五日から行なつておりまする決済手続におきまして、外貨爲替が取組まれますると、日本にあります外國銀行がそれを買取りまして、その通知が参りますと、日本側の貿易廳が指定しております爲替取扱銀行から支拂われるという筋合のものでございまして、その結果がその前に純粹な國内金融として行われておりまする貿易手形の割引、その
○栗山委員 賠償廳としては、なるほど受身の立場でありますから、そうした態度になると思いますが、日本の政府としては、先方が賠償の主目的として日本側に保管を命じておるもの以外の、私が明示したその構内の遊休土地、遊休建物には、ほとんどインタレストを持つておらない。私もしばしば交渉していくつか開放してもらいましたが、日本側か交渉さえすれば、これは日本人の福利のために使えるものがたくさんあるのです。
日本側としては、構内の土地を耕作あるいはその他の目的に使いたい。建物は建築の不如意な折柄、これを学校の建物とか、その他の公共の建物等に拂い下げたい。
○山本(利)委員 今ので概略はわかりましたが、日本側では外務省、あるいはその他の日本側の当局として、大体どの程度にしてもらいたいとか、いつごろまでには決定してもらいたいとかいつたような、意思表示をしたことがこれまでにおありでございましようか。
それからまた、実質的にこの公團の内容を、われわれが希望するような内容でとつてくれるならば、形式の問題はあえて日本側といたしましては目をつぶりまして、場合によつては一公團に整理をして、そしてできる限り実質的に、機構も人員も充実したもので進めて行くことも大事なのではなかろうかというので、そういう意味の交渉を進めたこともあるのでありますが、累次交渉を進めておりました間に、こういうようなメモランダムが出たのでございます
○中西功君 さつき聞いておりますと、日本側の準備と、又関係方面との交渉という問題が出ておりますが、これは要するに日本側の具体的技術的の準備ができないためなのか。それともその関係方面とのいろいろの交渉が十分まだ終つておらんからという面で準備が不足なのか、どちらなのか。伺つておきます。
これは日本側の反動のサボタージユによるものである。このサボタージユによつてソ連側の計画というものが齟齬を來しておる。何故そういうようなサボタージユをするか。それは諸君が今内地に帰つて來られても日本に受入れ体制ができておらない。だから帰つて來られては迷惑である。
但しこれは注目すべきことは船内の責任である方々といいますか、日本側から私たちを受け取りに來た人達が仲裁をしたのではなくて、そこでは自主的に丸く治めたのである、これは上陸して後においては、この編成が全然ひつくり返りましたので、ひつくり返ると同時に暴力事件が起つたということを以て、私は官廳側、特に政府側のここにおられる方々の責任を追究したい、こういうふうに考えるのであります。
併し又我々も最初の時代には非常に一部の將校並びに経理官をやつておつて連中が、日本側に來るところの糧秣を横流ししてしまう、——或いは自分達の特別食、幹部食とか、將校食とか、將校食という食は決められてあつたのですが、それ以上に砂糖でも皆とつてしまう。 そうして自分達は腹一杯食つて兵達に渡らないということが、初期にはあつた。
それは今度三月三日ですか、閣議の内容は私たちはよく分らないのですが、行政整理をなされるのに対して、これは勿論日本側の方のお話じやないのですけれども、その方法として新らしく就職した者、或いは若い者らから、いわゆる順位を以て整理して行く。
我々参議院の外務委員の有志の人々が、連絡調整事務局が現在占領軍と日本側との間に介在して、両者間の連絡調整に任じ、占領下の政務、経済、その他の業務の遂行の上に重大な役割を担当する、その重大性に鑑みまして、去る二月十八日から二十五日までの間、伊東、岡田、淺井、團、金子及び私の各委員が、関西、中國、九州地方の連調地方事務局当局の執務内容を調査いたし、併せて、地方占領軍当局と隔意なき意見を交換いたしたのであります
それをマツクアーサーが日本側に手交したわけでございまし、これもやはり一つの勧告書でありまするが、かようにして二つの勧告書を日本側が受取ることになつたのであります。それで第一の勧告書と、第二の勧告書には、これは皆樣お読み下さいますと分りまするが、多少の矛盾撞着がないでもないのでありまして、これを我々が如何に受入れるかという点について、少しこの二つの勧告書の内容をお話し申上げたいと思います。
從いまして極く最近の機会に正式に決定され、そうして日本側の措置としては、その或るものについては復興金融委員会の決定を修正する必要のあるもの、それから復興金融委員会の通知を発する必要のあるもの、或いは又事実上復興金融金庫当局において措置すべき事項等に分けられるのでありますが、正式にこれでよろしいという指示がございましたならば、直ちに実施に移るような態勢になつておるわけでございます。
日本にもむろん永井松三さんなどが会長になつて、委員会的なものがあると承知いたしておりますが、万國委員会において承認されるかどうか、もしもそれが承認されるようになると、おそらく万國オリンピツク委員会の方から日本のオリンピツク委員会の方へ、公式か非公式にか連絡があるものと考えるのでありまして、その場合においてマツカーサー元帥の方に連絡があるか、あるいは日本側で連絡を受けたのをマツカーサー元帥の方へお傳えして
○馬場委員 重ねてお伺いいたしますが、今問題になつております二十万トンのシヤム米の輸入の問題は、日本側からの希望によつて起つた問題でありますか、向う側の輸出の必要上起つた問題ですか、それをお伺いしたいと思います。
○並木委員 引揚げの費用について、日本側で負担すべきであるというようなことが傳えられておりましたが、今日ただいままでにその点に関する情報がおわかりでありましたら、お知らせを願いたい。
すなわち、経済の面では貿易契約についての統制を緩和し、政治の面では対日管理を緩和して、日本側に現在以上の責任を持たせ、社会的の面におきましては外國との文化関係を促進させようとするものであります。 かくのごとく、米國並びにソ連において日本復興援助の好意と熱意の高まりつつあるということは、日本民族の將來に光を與えるものとして、われわれ歓喜にたえないのであります。
ておるのでありまして、要するに日本の民主化のために、國民を教育するために非常に必要な一般日刊紙、これは一般日刊紙と申しまするのは、特に会員、組合員を、つまり限定された読者を対象としませんで、誰でも読める一般の國民を相手にした新聞、日刊新聞、こういうわけでありまするが、これはまあ新らしい國民教育のために非常に必要であるという趣旨からいたしまして、一般日刊紙というものを重視しておるのでありまして、これは日本側
ところがアメリカのこの勧告書を読みますると、大体アメリカの考え方は日本の調査会の第一段階を目論んでおられるように見受けられるのであります、そこで若し第一段階、あの日本側の第一段階をアメリカの勧告に從つてやるとしますならば、私はそんなに日数は掛からないと思いますと申しますのは現在ございます健康保險、國民健康保險、或いは年金保險、労災保險、失業保險というような各種の保險と、恩給制度とそれから各省に亘つております
日本側に対する援助の額が明確でないようでありますが、大体においてどのくらいのものが予定され得るものでありますか、お伺いいたしたいと思うのであります。
だんだん砂糖その他の食糧にいたしましても、さような方式で、なるべく経済でしかも日本がそのために安く手に入れられるというような、日本側の希望を連合國のアメリカの方にも御依頼いたしまして、さようにとりはからうべく着々具体的にいろいろな交渉を今やりつつある次第で、ただいまの米のシヤムの例は、その最も具体化しつつある例でございます。
占領当局は日本の経済的復興を急ぎ、日本を自主経済までに持つて行くためにあらゆる努力を続けておるにも拘わらず、日本側においてはとかく一時逃れの安易なる行き方を選ぶ傾きのあることを頗る遺憾に思うものであります。
総理は、その要件として、経済の復興あるいは政治の民主化、外國信用の回復等々の要件をあげておられるのでありまするが、しかし、これは連合國側の制定にまつべきところであつて、われわれは、その日の一日も早からんことを断念しておるものなので、日本側としては、一体いかなる具体的な工作をなされようとしておるか。それが先般の決議案の求めているところでもあるのであります。
もちろん今申しますように、満州方面に日本軍が蓄積しておつた武器その他の物資等が中共側の手に入つておるだろうということは考えられるのでありますが、しかし華北並びに華中地区では、日本軍は蒋介石の命令を忠実に守つて、全部政府側に接收されておる実情でありますので、華北や華中においては、さように日本側の持つておつた物資を中共がまとまつて手に入れたということはないだろうと思います。