1977-04-22 第80回国会 参議院 本会議 第10号
第二には、今日までとり続けた高度成長政策が、工業生産力及び年間資本輸出量においても、国際的には上位のいわゆる日本企業株式会社にのし上がったのでありますが、一方では、構造不況のもとで、負債一千万円以上の企業の倒産は、三月においてついに史上最高の千七百件を超え、中小零細企業ではさらに深刻な状況にあると言われています。
第二には、今日までとり続けた高度成長政策が、工業生産力及び年間資本輸出量においても、国際的には上位のいわゆる日本企業株式会社にのし上がったのでありますが、一方では、構造不況のもとで、負債一千万円以上の企業の倒産は、三月においてついに史上最高の千七百件を超え、中小零細企業ではさらに深刻な状況にあると言われています。
同時に、また、もう一つ、海外経済協力という面から、あるいはまた海外におけるところの日本企業進出という面からとかくの風聞がいまわが国を取り巻いておることも否定できない事実であろうと思います。
さらに、また、その劣勢化している諸条件の中においても、特に日本企業の持つ信用度、信用力というものがきわめて弱い。それから、もう一つには、競争力を劣化させている諸条件の中で、その競争に打ちかとうという形の中で、諸外国に対して、わが国自身においても指摘されている公害その他の問題を内包するものについてプラントを輸出しようとしている。
○工藤(晃)委員(共) さて、次に、大企業のプラント輸出が実際わが国の中小企業にどういう影響を与えるのかという問題で、はね返り問題がいろいろ出されてきておりますが、具体的に韓国の繊維産業について日本企業との合弁が非常にふえている。それからまた韓国向けに繊維のプラントの輸出が非常にふえている。この問題につきましてどういう資料があるのか、この資料を説明していただきたいと思います。
このお金を出している立場に立つと、ADBの融資によって日本企業に——非常にむずかしいお尋ねかと思いますが、大ざっぱに言ってどれくらいの仕事として返ってきているのですか。
そこで、もう一つは、中東諸国での工業開発に当たりまして国際入札をいたしますと、日本企業の入札価格が他国に比べてけたはずれに高い例が新聞等で報道されておるわけでございまして、具体的なケースは省略いたしますが、特にサウジアラビアでのプロジェクトについて調査をしておいでになると思いますが、この点についてまずお聞かせを願いたいと思います。
○森山(信)政府委員 私の先ほどのお答えが若干舌足らずでございましたので補足して申し上げますと、連帯して契約を履行する義務がある場合には、連帯の当事者である外国企業と日本企業との間には連帯責任が生じますから、連帯先の外国企業に責めがある場合、つまり、有責の場合は当然にわが国企業も連帯して有責義務を負いますので、そういう限りにおきましては保険金を支払うことはない、有責である、こういうふうに了解するわけでございます
それで、その外国政府が別途の契約をもちまして日本企業等から調達するわけでございます。したがいまして、基金は直接の当事者でございません。そういうことで、先ほど申し上げましたような立場になるわけでございますが、もちろん事実上、そのメーカー等から話を聞く場合もあるわけでございます。
現実に日本企業がそういうところにどのように出ておるのかという点につきましては、国税庁から、わかりますればお答えいたしたいと思います。
国際的な競争力に対しまして、日本企業といたしまして堂々と進出するだけの力強さというものを堅持しなきゃならぬというような面におきまして、いろいろと検討を進めてまいっておる次第でございまして、あくまでも前向きに、しかも積極的な気持ちを持って取り組みたい、かように考えております。
第三点は、大臣にお伺いしたいわけでございますが、前の中曽根通産大臣は、日本企業の国際競争力を低下させるということから、独禁法の改正には消極的であったというふうに私は感じるわけでございますが、新しく就任をされました田中通産大臣は、こういう点を勘案する中でいかがお考えでございますか、そういう点をお伺いしたいと思います。
従来新聞報道等、いろいろ日本企業の東南アジアにおける所業がよろしくないという形で批判が多いわけであります。もちろん特定の国における特定の個人や企業がやったことの中に少なからぬものがあったとは思いますけれども、そうした個々の企業の悪行が、多国籍企業に対する批判の根本的な原因であるというふうには考えるべきでないであろう。
むしろそういうのは日本企業——日本企業だけじゃございません、もっとアメリカ企業に対するコンプレイントが強いのでありますけれども、しかしある時期に、ある時期というのは要するに日本の外貨事情が非常によくなりまして、途端に政府の政策によって海外投資を促進するというようなことがありまして、そのためにラッシュした。
そのうちの相当の部分はやはり日本企業のプルタミナとの商法のあり方、リベートその他コミッションあるいはプレミアム、そういったことも影響しておる部分があるのです。 そこで、たとえば私は特にまず低硫黄原油の問題から入りますけれども、これは四十七年と四十八年に私は予算委員会と外務委員会で問題を提起している。そのとき私が心配しておったのが実は現実の問題として出てきた。
特にこの七四年から七五年春にかけての約一年三カ月という期間は日本企業の特に海外不動産投資、観光事業投資、こういうものは外貨のむだ遣いだから厳しく規制された、これがこの当時の行政の基本だったんじゃないでしょうか。局長の答弁をいただきたい。
なかでもホテル業については、現在10ホテル(部屋数約5、000室で、ハワイの全ホテル室数の約15%)を日本企業が取得しており、最近ではシェラトン・ワイキキなど3大ホテルの日本人への売却をめぐり、ハワイ州議会のアンダーソン上院議員が連邦取引委員会に調査を依頼するとともに、ホテル売却規制法を検討しているといわれ」ている。どうですか。
この見舞い金の性格をひとつ説明していただいて、なぜ一体この周りの新日本実業株式会社、安全自動車株式会社はもちろんですが、大林組、日本交通、大日本企業、こういうものに対する見舞い金が必要になったのか。これは予備費から出されている金額としては大きいのですが、なぜこんな見舞い金が必要なのか。
○藤井委員 いろいろ金融機関側の事情もありましょうけれども、私はぜひこれは今後、いろいろ御苦労でしょうけれども、現下の不況の状況、日本企業の実態、これをひとつよく御理解いただいて、一層の御努力をお願いをいたしたいと思います。 昨年四月以来、ちびりちびりですが、公定歩合が二・五%下げました。
また、海外における日本企業のあり方は適切であったか等々の諸問題を思い起こすなら、残念ながらきわめて否定的な答えしか生まれてこないのが現実であります。 複雑化する国際社会の中で、主体性もなく、大国間の抗争や対立のもとで右顧左べんするような外交は、かえって混迷を深めるだけであることを、私は三木総理に厳しく指摘したいのであります。
もっとも全般的に見れば、いわゆるマクロ的には、鉱工業生産は昨年の春に底入れをして景気回復の基調はできたのでありますが、いわゆるミクロ的には、個々の業種や企業にばらつきがあり、また日本企業の持つ雇用や借入金依存の特殊事情も手伝い、まだかなり深刻な問題が残っていることも事実であります。
もっとも、全般的に見れば、いわゆるマクロ的には、鉱工業生産は昨年の春に底入れし、その景気回復の基調はできたのでありますが、いわゆるミクロ的には、個々の業種や企業にばらつきがあり、また日本企業の持つ雇用や借入金依存の特殊事情も手伝い、まだかなり深刻な問題が残っていることも事実であります。
それから一部は、現地ですでに開発されました外国の石油会社と合弁で探鉱を継続するというようなケースもございますが、それが出資でございまして、先ほど申し上げましたのは、日本企業が単独で、また部分的には合弁でやる場合もございますけれども、主として探鉱事業をやるものに対しまする融資、出資、この二つの機能でございます。
○森山(信)政府委員 この数字は二通りございまして、外国系の企業と操業する場合に、オペレーターといいまして、日本企業が直接、探鉱に従事するケースと、それから資金だけを投入いたしまして、オペレーションを外国系の企業にお任せするというケースと二つございますので、いま先生の御指摘の数字は、その後者の方を御指摘になったのではないかというふうに思います。
この昌原機械工業団地に入住を決定した韓国企業に対する日本企業の技術提携、資本援助、これがすでに始まっているのです。 これはたしか一九七三年十月に、商工部長官の李洛善さんという方の序文がついた「投資案内韓国の機械工業 その長期育成計画と昌原機械工業基地建設計画」、こういうのが発表されて、日本の方にどんどん持ち込まれているのですね。昌原基地への入住御案内なんです、これは。
第三の問題は、パンフレットの主催団体といたしまして、この協会のほかに日本企業発展研究所というものが書いてございます。これは私の調べによりますと、この日本工業技術振興協会の専務理事である中野氏の自宅に併置をされておりまする、言うならば中野氏個人の会であるというふうに聞いております。
○森下昭司君 それと最近似通った制度といたしまして、公害防止関係で非常にいかがわしいような団体が巧妙な宣伝をいたしまして、無辜の大衆に被害を与えるような行為が多数出てくるということを私は心配をいたしておるわけでありますが、ここに一つ例といたしまして、いわゆる日本企業管理協会というパンフレットがございます。このパンフレットを見てみますると非常に巧妙なことが書いてございます。