1998-04-21 第142回国会 参議院 交通・情報通信委員会 第12号
具体的な大臣の承認に際しての就業範囲の指定に当たりましては、この制度が日本籍外航船の国際競争力の強化を目的とする国際船舶制度の拡充方策の一環として日本人船機長二名配乗体制を実現し外国人船員の受け入れの拡大を図るために、海運政策上の必要性から設けられるものであることを配慮いたしまして、船長と機関長以外の職についてのみ認める、また国際航海に従事する船舶についてのみ指定するということとしております。
具体的な大臣の承認に際しての就業範囲の指定に当たりましては、この制度が日本籍外航船の国際競争力の強化を目的とする国際船舶制度の拡充方策の一環として日本人船機長二名配乗体制を実現し外国人船員の受け入れの拡大を図るために、海運政策上の必要性から設けられるものであることを配慮いたしまして、船長と機関長以外の職についてのみ認める、また国際航海に従事する船舶についてのみ指定するということとしております。
このような状況のもとで、若年船員の不足から今後の日本人船機長二名配乗体制に支障が生じるということが懸念されるわけでございまして、昨年の五月にまとめられました海造審の報告書に基づきまして、平成十年度に約八千六百万円の予算を計上して若年船員養成プロジェクトを開始することとしておるところでございます。