1996-03-01 第136回国会 衆議院 厚生委員会 第4号
去年の十一月八日の同じ委員会ですが、米国在住の同性愛者が日本人エイズ患者第一号として八五年三月に発表されたけれども、現在この患者がどうなっているかと質問したところ、松村保健医療局長は、今承知しておりません、後刻調査して報告させていただきますと答えられました。質問が終わった後、わざわざ私の席に来られまして、このようなメモを私に渡されました。
去年の十一月八日の同じ委員会ですが、米国在住の同性愛者が日本人エイズ患者第一号として八五年三月に発表されたけれども、現在この患者がどうなっているかと質問したところ、松村保健医療局長は、今承知しておりません、後刻調査して報告させていただきますと答えられました。質問が終わった後、わざわざ私の席に来られまして、このようなメモを私に渡されました。
今お話がありました日本人エイズの患者第一号の公式発表の前日に、安部エイズ研究班長は、二名のエイズ患者と二十一名がHIV感染者であるというようなことを発表するわけです。これは、八四年六月に御自分の患者五十人分の血液をアメリカの国立がん研究所のギャロ博士に送って、そしてそのデータをもらったということで、そのデータを発表したわけです。
そして八五年三月には、米国在住の同性愛者を日本人エイズ患者第一号として大々的に発表しました。日本において血友病患者のHIV感染が早い時期に発表されていたら、こんなにも大きな被害を出さなくて済んだはずです。なぜ第一号患者を血友病のHIV感染者にしなかったのか、その疑問に改めてお答えいただきたいと思います。よくわからないのです。