1948-06-26 第2回国会 衆議院 厚生委員会 第16号
そうしてその藥とかあるいは保健上の問題、衛生上の問題についても、みな考えるのでございまして、一体日本人はそういう衛生上の知識が非常に低いということは、今までの医療というものはお医者さんにまるきり預けられるような感じで、あなた任せであつたから、そういうことにもなつたのではないかと一面考えられるのでございます。
そうしてその藥とかあるいは保健上の問題、衛生上の問題についても、みな考えるのでございまして、一体日本人はそういう衛生上の知識が非常に低いということは、今までの医療というものはお医者さんにまるきり預けられるような感じで、あなた任せであつたから、そういうことにもなつたのではないかと一面考えられるのでございます。
先般わが國に御來渡願いましたドレーパー御使節の報告書を拝見いたしましたが、わが日本の統制経済も徐々に解除して、重要産業はしかたがないが、その他のものはなるベく寛大にして自由経済に復帰し、將來の日本を自由なる民主國家にするといす、日本人にとりましてはありがたい御報告を受けたのであります。
日本人の食生活を戰前の水準、すなわち一人一日当りカロリー攝取量二千百六十カロリーにまで引上げますためには、おおむね五千万石は不足するのであります。現在の配給量は二合五勺で、しかもその中には甘藷、馬鈴薯その他の雜多なものが含まれているが、それでもなお千二百万石の不足を來す。二合五勺とは、まさに飢えたる動物の生存である。われわれは、いつまでもこれに滿足するわけにはまいらぬのであります。
日本人の法人税に対する考えと違う。向うはいろいろ海外投資を計算いたしております。それが税によつて、その利益がほとんど上げられなくなるというような目にあつた例もたくさんあるのでございます。その辺は鋭く向うは考えておる次第であります。そういうふうな一連の受入態勢をすることが、もちろん必要であります。
これにつきましてはやはり政府としましても國際信義と國際取引、こういう線に沿うて処理をいたしておるのでありまして、隣邦とおつしやいますと、いろいろその中にもまだ一部残つた所がありますけれども、これはその國々の政情もありまして、漸次拡大をいたしまして、戰時中殊に日本人に対する感情その他からして貿易その他が円滑にいかぬ点は、徐々に回復されるものと思つておるのであります。
○平田(敬)政府委員 第三國人の所得税の問題は、從來若干税法の適用につきまして疑義がございましたが、昨年以來その点がはつきりなりまして、やはり本邦内において居住いたします第三國人は、所得税その他の普通の経常的な租税は、日本人と同じように負担をするということが明らかになつております。税務の運用におきましても、同じ方針で臨むことになつているのでございます。
これは私ども敗戰はいたしましたが、日本人といたしまして、再三司令部のごやつかいになることは、お互いに感心したことではないのでありますけれども、何としても石炭の問題は、ただいま水谷商工大臣もお示しのように、日本の産業復興にとりまして、一番基礎的な問題であります。
次に現在日本人の平均年齢は男が四十五で女が五十五でありまして、列國に比べて、医学の進歩にもかかわらず、短命でありますのは、医師法等に欠陷があるのではないかと思うが、政府のお考えを承りたいと思います。
そこで私はおのれの志をもつて他人を律するということのないことを希望しておるわけでありまするが、先ほど申しましたように、アメリカの資本がはいつてきた場合に、日本がアメリカの植民地ないしは半植民地の状態になり得るということが言われるゆえんのものは、これはおのれの志をもつて他人を律するから、そういうように非常に懸念するのだということを私はよく説いておるのでありますが、日本人自体から考えた場合においては、しばしばこういうことが
○冨田委員 建設省はその第一の使命としますものは、現在敗戦によりまして四つの島に閉じ込められた八千万の日本人としまして、最も待望いたしておりますものは、全面的な國土計画であります。
(「全然仮定じやないか」と呼ぶ者あり)少くとも、日本の政治を名実ともに日本人の手でやらせようという占領軍当局の好意と苦心を無にするような結果になるおそれは十分にあると思われるのであります。 御承知の通り、今や西尾問題の帰結いかんは列国環視の的となつております。この問題の扱い方いかんによつて、世界の輿論は、日本国民に真の民主主義政治を行う能力ありや否やを判定するでありましよう。
日本の徴税技術、徴税方法は、戰前の日本人の國家観念のきわめて強い時代にできた法案であります。かつ國民のすべてが納税という責任をもつておる現在では、敗戰の日本の國民として國民道義が廃頽し國家観念の薄らいだ國民に対して、この課税方式では完全な徴税は確保ができない。また納税をしようという心構えがないと私は考える。
○小野光洋君 尚戰時中、或いは戰争以前においてもそうでありますが、日本人の海外に進出しておつた当時、残しました日系人というものは相当数に上つておるように窺われるのであります。特に戰時中大陸に出動しておりました軍或いは軍関係の民間人の残したところの日系兒童というものは相当数あるやに承わります。
内閣成立以來三箇月でありますが、その期間に從來に比べてはるかに多数の日本人が海外に旅行することができる氣運になつたことは、原君もよく御承知の通りと思います。その辺の事情は、ここではつきり申し上げかねますが、大体その結果を待つて、御批判を願いたいと思います。
第二、右会議に出席するオブザーヴアーは、総司令官が必要と考え、また会議主催國がこれを受諾するならば、日本人技術者も隨行することができる。これが極東委員会の決定であります。從つて今日までのところ國際会議に際しては、日本側の発意によつて自由にこれに参加するという程度には事態が進展しておりません。
そこで私はこの海外渡航の問題と併せて、國際会議にわが日本人の参加の件をお尋ねしたいと思うのであります。極東委員会でアメリカの主張が通つて、日本人の國際会議に参加する権限を総司令部に対して與えるということが決定されたように報道されております。まことに前途明るいことであつて仕合せと存じます。
それで先般見えましたドレーバー使節に対しましても、政府からこの点を十分懇願いたして海運を再建することを許されると同時に、それまでの間チヤーターしたい、裸傭船をやりたいということを申しこみまして今なお懇願中でありますが、先方も國際関係等を考えますと、相当の船舶を予備にもつことも必要でありますし、また向うの海運労働者C・I・Oの方からも日本人に働かして自分等が失業する結果になるということで、多少の文句もあるというわけで
それからクレームの起つた場合に、ほんとうにこれが正当なクレームであるかどうか、日本人の利益が擁護されているかどうかということでありますが、これはみな向えでサーヴエーアか何かの証明のあるもののみクレームを取上げておりますから、あまり不合理なクレームは起きてないように考えております。
ただ日本人だけ行きましても、まだ通商條約もできていないものでありますから、やはりスキヤツプの人がついていつて、アメリカの領事館の世話になつていかなければ行けないという状態でありますので、万事思うようにまいりませんが、漸次出ていくことにしております。それからここで民間貿易と申しましたのは、向うから來たバイヤーのみならず、日本の業者が先方と電報、手紙等で往復してできました商賣をも含めております。
これは新聞紙上にも出ておりましたが、その現われといたしましては、私どもは日本人の常といたしまして、また銀行家といたしまして、預金者の方々にも非常に御迷惑をかけておりましたが、第二封鎖の打切りにつきましても、どうしても変更を予儀なくされたといいますのは、われわれといたしましては、良心的にこれだけの切捨て、これだけの処置をとりますれば十分だ、なお隠れたところの含みをもつておるので、良心的にもう大丈夫だという
そこで私はあなたに、副総裁という衣を脱いで、日本人個人として、戰爭の跡始末としての軍事公債というものを、しかもあれは戰爭直後に打切るべきものであつたものを、今日利拂を停止するとか、もしくは延期するという問題を、今ここで取上げるのは、銀行に対する影響がこの程度で止まるならやつてもいいとか、やつてはいけないとか、一應この問題の過去の事情、それから現在おかれておる状態を、あなたが銀行を保護しようという立場
また御指摘のように、われわれ日本人は、昔から数千年の特殊的の習慣、あるいは日本人の特性というものがございまして、アメリカ人やドイツ人のように、與えられました勤務時間中は一心不乱に心身ともに打ちこんで仕事をやるというような習慣の点において、あるいはまた與えられる報酬に対する義務という観念において、遺憾ながら相当に劣つておるということは認めないわけにいかないと存じます。
ところが、今日の日本人のやみ買いは普通のことであつて、一般には悪いと考えておらない。警察に見つかつて初めて悪いと思うのであります。だから見つからないようにするという態度が、いつの間にか一般道徳に食いこんでまいつたのであります。何事でもこつそりやつていく、見つからぬようにと考えていくことが、今日の法律に対する、道徳に対する國民の態度であります。
○山田節男君 そうして今後この労働ボスを芟除するために、たとえPD関係の職業であれ、今日におきましても日本人は立入禁止であります。併し渉外労務関係の官吏、或いは労働基準局のそういう監督官吏はこれはこの労働ボスの立入調査のために許されることになつておるのでありますか。
そういたさなければ、日本人の体位も衣料も一つも保証することができない。こういうことになるのでありまして、敗戰の國民であるから、まずい物を食うというこ徳はもとよりでありますけれども、ぜひまずい物ばかり食つて生きておらなければならぬということはないと思います。
この教育長の養成等に関する経費が、これほどたくさん要るのはどういうわけかという御不審をすぐ抱かれる方がありますがこれは相当たくさんの人を地方から送つてきまして、日本人とアメリカ人とおのおの約二十名くらいの講師がそれにつきまして、約三箇月間にわたつてみつちり教育するわけでございます。大体そういうような予定になつておるのでございます。