2016-03-09 第190回国会 衆議院 文部科学委員会 第2号
同時に、まず、球団として自浄能力が本当に働いていたのかどうかということを強く指摘せざるを得ませんので、今般の事案にかかわっている選手がまだいるとするならば、正直にやはり話をして、そして球団においても、また日本プロ野球機構においても適切な処罰がまずされるべきだ、私はそういうふうに思っています。
同時に、まず、球団として自浄能力が本当に働いていたのかどうかということを強く指摘せざるを得ませんので、今般の事案にかかわっている選手がまだいるとするならば、正直にやはり話をして、そして球団においても、また日本プロ野球機構においても適切な処罰がまずされるべきだ、私はそういうふうに思っています。
私も、日本プロ野球機構、NPBの医事委員として、かつて、プロ野球のアンチドーピング活動の立ち上げのときからずっとそれにかかわってきたという経験をしてまいりました。実際にどういったルールにするかとか、二月の時期になると、それぞれのキャンプ地を回って、選手たちにアンチドーピングに関して講習をしたりとか、そしてドーピング検査を実際に係員としてやったりといったことをずっと続けていたわけであります。
これは、確かに日本プロ野球機構、任意団体であって、その中の私的自治ということなのかもしれませんが、ただ私は、その一私的自治として語るには余りにも、そのような問題ではなくて、やはり社会の公器として我々も重大な関心を持って、そしてその健全化について努めていただきたいなというふうに思いますし、我々としても必要なことがあればお手伝いをしていかなければいけないなと、こういうふうに思っているわけであります。
選抜が始まる前日にも、今回のいわゆる西武ライオンズによる当時の高校生ほかに対する金銭供与という問題がありまして、そのことが発覚をいたしまして、そしてプロ野球のスカウト陣が高野連の関係者にも謝罪をするということもございましたし、それから、同時に今、日本プロ野球機構の方でもこのドラフトの在り方ということをめぐっていろいろな議論があるようでございまして、そしてまたその議論の中でなかなか結論がすっきりまとまらないと