1959-08-10 第32回国会 参議院 農林水産委員会 閉会後第2号
なお、これと関連して日野川の護岸工事が老朽化し、台風期ごとに国道、山陰線、送電線、日本パルプ米子工場等が危険にさらされるので、早急直轄改修工事を実施してほしいという陳情と、年々浸食のはなはだしい美保湾海岸線に対し、現在県営の浸食防止堤が築造されているが、なお海岸線全線の被害を防止し得ないので、この際、建設省直轄の浸食防止事業として八億円の事業を実施してもらいたいという要望が述べられました。
なお、これと関連して日野川の護岸工事が老朽化し、台風期ごとに国道、山陰線、送電線、日本パルプ米子工場等が危険にさらされるので、早急直轄改修工事を実施してほしいという陳情と、年々浸食のはなはだしい美保湾海岸線に対し、現在県営の浸食防止堤が築造されているが、なお海岸線全線の被害を防止し得ないので、この際、建設省直轄の浸食防止事業として八億円の事業を実施してもらいたいという要望が述べられました。
この間大阪府庁、鳥取、島根の両県庁を初め、鳥取、倉吉、米子、境港等の各市役所、日銀の大阪支店、造幣局等において資料の提供を受け、かつ現地の実情について詳細な説明を聞き、また日本パルプ米子工場、境港の港湾施設、中海及び宍道湖の各干拓現場、美保の米軍、自衛隊の両基地、大東町の新農村建設地域等を視察いたしました。
なかんずく日本パルプ米子工場は明年には操業を開始する予定をもつて着々進んでおるのであります。本県はきわめて財政難の折から、木材価格の値上り、税収入の増加等の見地から、極力工場誘致に努めておるのであります。