1947-10-03 第1回国会 衆議院 隠退蔵物資等に関する特別委員会 第19号
○鈴木國務大臣 梶川君の憤慨のお心持ちはよくわかるのでありますが、かりに梶川君が檢事總長になつてこれをやると假定してみますと、今日本には檢事というものはわずかに定員は七百五十人でありますが、缺員が多くて五百人そこそこであります。
○鈴木國務大臣 梶川君の憤慨のお心持ちはよくわかるのでありますが、かりに梶川君が檢事總長になつてこれをやると假定してみますと、今日本には檢事というものはわずかに定員は七百五十人でありますが、缺員が多くて五百人そこそこであります。
そうすると、第八軍の手によらないで、直接C・P・Cが摘發した場合には、C・P・Cが自由に日本政府に指示することができるが、第八軍の手に保管が移つた以上は、一應——これはバロー大尉じやない、C・P・Cとしての見解としては、おそらく大阪の造幣局にまわされて、造幣局にまわつたときに第八軍からC・P・Cの方に、その旨の報告がある。
○鈴木國務大臣 これはちよつと日本の法律でお答えがてきない問題に變るのでありまして、進駐軍の立場というものは、日本の法律以上のものであると考えなければならぬと思います。從つて法律問題を考えずにやられることが多いと思います。しかしわれわれの方からこれを依頼することはできませんが、進駐軍自身がおやりになることは、占領下にありますからこれを認めざるを得ないのであります。
但し、第二十五條乃至第二十七條の規定は、日本医療團の清算結了の登記のあつた日の翌日から、これを施行する。」、こういうふうに改めたいという修正動議を提出いたします。 〔「賛成」と呼ぶ者あり〕
医師会、歯科医師会及び日本医療團の解散等に関する法律案について、採決に入ります。先ず討論中にありました中山君の修正案を議題に供します。中山君提出の修正案に賛成のお方の御起立を願います。 〔総員起立〕
この際医師会、歯科医師会及び日本医療團の解散等に関する法律案の審議を進めることにいたします。前囘委員長より質問いたしました予算に関する件につきまして、政府委員からの答弁がございます。
すでに倉庫に一ぱい詰めて、そうして値上りを待つておる工場がいくつもあると私は信ずるのでありまして、このことは現在の日本の漁業者の行動を阻止しておると言うて差支えないと思うのであります。從つて値段の上り下りという問題を別にして、今ある綿絲、綿網原料は、ことごとく早く配給さすようにしてもらわなければならぬと考えるのであります。
これは一つはどうしても日本の水産行政がどういう行き方をしているかということは、その豫算がわれわれの頭にはいつていなければ、いわゆる群盲象をなでるの類に過ぎないと思うのです。
三原氏という人は日本で浮世繪を集めることの非常な大家でありまして、この人のもつておられた浮世繪は、日本で有數なものでありますから、これをどうかして手に入れたらと思つております。浮世繪は、今、御承知のように日本よりも世界で有名なものになつております。
日本の輿論によつて、國會の人たちが必要だと思つてやつたことだと私は思つております。そのことを私は末弘さんによく言つておきました。
八月二十二日に、日本十進法に關して森君から御説明を願いました。 それから左の事項に關して懇談をいたしました。第一、日本圖書館の分類法の理想的方法、第二に、館長人選に關する關係方面の意見傳達、それから第三に、新館設立まで特許局あるいは永田町の小學校使用の件、それから和漢洋書の分類に關して土井君からの御説明を願つたのであります 右今日まで行われた打合會の模樣について御報告申し上げた次第であります。
しかしわれわれとしては新憲法に應ずるよう、道路法をできるだけ早く改正して、そうして先ほど申した通り、日本の幹線道路を一つの道路網として認定したいというふうに考えておりますので、できるだけ早く道路法の改正案を本國會に提出したいものと努力しております。
また國道に編入してくれというようなお話でありますけれども、日本全體で見ますると、横斷的な國道というものは全然ないのであります。これは道路法を改正した曉においては、日本國を横斷する重要路線を國道と認定することが最も策の得たものと考えておりますけれども、ただいまの道路法を一應改正しないと、御希望に副うことができませんから、將來においてそれは十分考慮いたしたいと考えております。
○岩澤政府委員 先ほど横斷的のものはないというように申し上げましたけれども、これは現在の道路法に準據して認定することができる横斷國道というものは、先ほど生方さんがお話になりました前橋から新潟に行く九號線とか、あるいはまた現在兵庫縣を横斷しておる山陽道と山陰道とを連絡しておる路線が一、二ありますけれども、しかし日本全體から見ますと、もともと日本の幹線道路としては、國道は取上げるべき横斷道路は必要であるということを
○政府委員(伊原隆君) 個々の御説明では現実の数字を落してございまして第三・四半期におきまして通貨の増発日本銀行券の増発が二百五億九千四百万円ございまするが、これは三月末に千百五十七億二千六百万円、それから六月末に千三百六十三億二千万円でありまするので、差引きこういう数字が出ておりまして、大体毎月の増加額が六十億乃至七十億の間になつておるわけであります。
支拂いと申しますのは、御存知のように実際に金を使うわけで、つまり歳出にはなつたことになつておりますが、例えば日本銀行の当座預金から現実に拂い出されておらないというのが支拂済みになつておらないという意味であります。
○森下政一君 この第一・四半期における日本銀行券の発行増加額について簡單な説明がしてありまするが、この点少し詳しく説明を聞きたいと思うのであります。
日本の憲法においてのみでなく、これは最新の世界における憲法に現われたところの、人類の大いなる血の犧牲の下にできたものであるということを考えなければならないと存じます。將來生れる憲法にいたしましても、又それに基くところのいかなる法律、殊に民事関係の法、民法におきましては、この点が非常に大きな値打を持つだろうと考えるのであります。
○岡部常君 御説明承りましたが、新らしき憲法におきましては、從前の大日本帝國憲法と変りまして、國民の権利義務というようなものは非常に詳細に規定してあるのでありまして、ここに法律の基本解釈というものが集中せらるべきものと考えるのであります。
○委員長(伊藤修君) そうすると、権利関係の伴わないいわゆる從來の日本の家というものを認めての上の立法でありますか。そういうふうに伺つてよろしうございますか。
御承知の通り、日本國憲法においては、裁判官の身分の保障に関し、その第七十八條において裁判官が心身の故障のために職務をとることができない場合においても、裁判によつてその認定がなされなければ罷免ができない者、及び裁判官の懲戒処分は、行政機関がこれを行うことができない旨を規定しているのであります。
現在のように日本經濟というものが高度な資本主義の發展の段階に達しました場合において、特に敗戰後の經濟の危険が襲つてまいりました現在の段階におきまして、資本の私的獨占が、新しい國民經濟的な立場において、計畫的な經濟が行われるためには、當然これは國家管理という方向をとらなければならないと思う點は、これは言うまでもないと思うのであります。
從つて法案が通るまでは、贊成あるいは反對というぐあいにいろいろわかれておりますが、一たび法案が通りますれば、單に石炭關係業者だけではなしに、全國民もこの法案の國會の決定に從いまして、石炭増産をやりまして、日本の經濟危機を打開していかなければならない、このように考え、またそのように期待しております。
われわれは現在の日本の經濟危機克服のために、乏しいふところから石炭に對して超重點的の政策をもつておるのでございまして、この點におきましても、經營者だけでなしに、勞働者の側におきましても、十分その點を認識していただいて、なお一層の奮闘をしていただかなくてはならぬのでありますが、しかしながら、政府としてはいたずらに竹槍主義を強要するものではなく、この書簡の趣旨に副つてなすべき點は十分なし、打つべき手は打
組合の内部におきましても、その組合と組合の間におきまして、非常な激論が鬪わされたことは聞いてもおりますし、想像も十分にでき得る次第でありますが、結局この問題を片づけます際にあたりましても、私ども組合の分裂が日本の健全なる勞働運動の發達のために、非常に害のある點に強く注意を向けまして、全體の組合が不承々々ながら、とにかく最大公約數で話がまとまるところを押えようといつたところから、私どもの當初の案を何囘
併し観光事業全体を重要産業の中に入れてこれを審査するということはなかなかむつかしいだろうと思いますけれども、併し今観光事業を整備するということは今の日本に取つて非常に重要なことでありますし、而も重点的に或るものを持つて來てこれは是非急いでやらなければならんというふうなものは重要産業としてお取扱いになつてもいいのじやないかというように小委員会で我々は話合つたのであります。
由來天草は、曾て西洋文化の門戸でありまして、日本におきましてキリスト教文化の発祥地であります。天草学林の存在と、天草版平家物語、対訳辞書等の刊行が日本の文化史に大きな足跡を印しておることは周知の通りであります。従つてキリスト教に關しまする遺蹟及び切支丹宗彈圧による、いわゆる殉教戰をめぐる史蹟は、その策源地である談合島、富岡の首塚を初め全島に亙つて随所にこれを探ることができるのであります。
それで民間におきましては、各府縣区域の單位にありまする観光協会、或いは中央においてこれを統轄しております全日本観光連盟、或いは又観光事業をいたしております日本交通公社、その他いろいろの観光事業に関する民間團体があるのでありまして、これはますます強化して行く必要があると考えておるのでありますが、又官の政府機関といたしましての観光機関というものを強化する、この点について政府当局において案をお持ちであるかどうかこの
この根本の考え方になつておりますのは、新らしい憲法によつて新らしく日本が本年五月三日に出発したわけでありまするが、從つて総ての人民は基本的な人権を保障されて、國民としての生活を始めたわけであります。然るに戰爭に敗けた後國内におきまする國民は何人といえども戰爭による犠牲を大なり小なり受けておるわけでありまするが、その間に著しい不均衡があるのであります。
本年の國会の第一囘におきまして、片山首相の施政方針に対しまして、私の質問演説の中においても、日本の民主主義の政治を徹底するためにはこうした海外引揚者であるとか、戰災者であるとか、復員者であるとかいう、いわゆる戰争の犠牲者の根本的な生活の水準を定めて行かない限りにおいては。
窮乏日本の教育というものは、そういうように、國民がほんとうに本氣になつて文化國家の最も大事な道である教育を興していくという氣にならなければ、実はむづかしいのではないかと存じておるのであります。 さらに、この三十一億の豫算につきまして、いろいろ御親切なお言葉がありましたが、私どもも、單に赤字財政を防ぐをいうことのためにこういう國の大事な國策がいろいろな衝撃を受けるということは望ましくない。
なお、幸いにして國會においては、兩院の文教委員會その他の方々の力強い指示があり、國民におきましても、窮乏日本の状態を十分に心に入れながらも、新しい日本建設の途として、苦しい中にも六・三制をやつていこうという決意が方々に現れておりまするので、私はもし政府の提案がされたならば、必ず國會は通過いたすことと期待しておるのであります。
しかるに北九州にはすでに御案内のごとくに、福岡に總合大學が設置されまして、着々として文明の建設に實績をあげつつありますが、將來日本の建設に最も重大なる責務に任ずべき地である南九州におきましては、未だこの施設がないのであります。地方的に、また國家の文化配置の上からいたしまして、この點ははなはだ遺憾と思われる次第であります。
○中西功君 私は日本共産党を代表しましてこの補正第三号に対して意見を申上げます。 第一に、この補正第三号と一般追加予算との問題でありますが、実は私たちとしては一号、二号、三号というように全般的な追加予算の全貌が分らないのにも拘わらず、こういうふうにちよぼちよぼと出されるということは実に迷惑をいたします。迷惑だけに止まらず実際に全般的な討議がこれではできないのであります。
で、まあそういう点でこの所得税法自体の総則の中に、これ程はつきり明記してあるのに、それをわざわざ除くということは、一体政府はどんな意図でそれをやつておるのか、即ち我々個人に対しては、どんな時得に対しても税金が掛かつておる、勤労所得税に当つては、昨年來日本の労働者や勤労者は、これを撤廃するために非常に大きな運動を展開しておる。
従いまして今日までのところにおきましては、この民間貿易の再開によつて、非常に日本の貿易が殖えたというわけにはまいらぬのであります。
○新井政府委員 先ほども申し上げました通り、これは非常に大きな問題でありますので、私どもといたしましては、なかなかこの席上でお答え申し上げるのは、むつかしいことを御了承願いたいと思いまするが、しかし為替相場と申しましても、先ほど申し上げました通り、現在の状態においてつくられまする率と申しまするものは、為替相場ではございませんで、結局日本が物を輸出いたします場合におきまして、その價格をどういう基準によつて
しかし、理論上の問題といたしますと、いつ為替相場をきめましても、日本の經濟並びに通貨の状況が安定しない以上は、その為替相場をもちこたえるわけにいかない。これがどんどん日本に不利になつてまいるというふうなことになりまして、かりにこれを設定いたしましても、日本として非常に困つた立場に陥るのではないかと考えられます。
殊に現在に日本のごとく、課の下に係がありまして、その係り内におきましては五、六人あるいは十數人の人がおりまして、敵當に仕事をわけ合つてやつておるというような現状で、それぞれ地位の仕事をきちんときめてこれを格づけをすることはなかなか困難なことだと思うのであります。
どうも私ども考えまするに、民主主義國家として發足いたします日本におきましては、あくまでも官尊民卑の風はなくしていかなければならない、そういうことになると、もしかりに政府當局で地方の公務員は別の法律によつて律するというような態度をとりますと、またそこに何らか官尊民卑のにおいが殘らないでもない、こういうような懸念がありますので、この際お伺いしておきたいと思います。
○高津委員 昨日私たちは十人の證人の意見を聽いたのでありますが、私はそのはつきりした論旨を聽いたのであつて、ここで一切繰返すことを省略いたしますが、日本教職員組合の代表荒木正三郎君、國鐵の加藤閲男君、全逓の土橋一吉君、全官公勞協の佐藤安政君、これら大衆組織をもつておられる人々が、委員會において下部の意向を十分取入れて、そうしてあそこでああいう意見を述べられたのであるから、實に廣汎なる世論だと思うのであります
○村上勇君 私は、日本自由党を代表いたしまして、ただいま議題となりました電力危機突破に関する決議案に対して、賛意を表するものであります。 敗戰後の石炭不足と火力発電所の賠償等によりまして、今日日本における唯一の動力源は、水力電氣の最高度活用以外にその途はないのであります。この消耗することなき水力電氣こそ、石炭動力に代りまして、わが國経済復興の中心となるべきであります。
この際日本の電力資源を檢討するときに、ただ一つ世界に誇るべきものは、開発いかんによつて生ずる五千万キロという厖大なる水力電氣である。しかるに、わが國における水力電氣の利用は、ほんの序の口で、残る厖大なる水力資源の開発こそ、敗戰日本の包藏し得る唯一最大の天然資源である。 しかるに、今や炭も薪もガスもない、最後の家庭の頼みであるところの電熱器は使えない。
○議長(松岡駒吉君) 日程第五の請願は、八月七日本院において採択された請願と内容が同一でありますから、採択とみなすこととするに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
去る九月二十七日本委員會において可決いたしましたる石野久男君外四名提出の電力危機突破に關する決議案が本日の本會議に上程されることになりましたが、衆議院規則第百三十六條によりますと、「委員會は、その委員の中から討論者を指名して議長に申し出ることができる。議長が承認した討論者については、他の通告者より先きにその發言を許さなければならない。」と規定されております。
八千萬石というのは司令部の正規の機關でない方面から、かりにこういう考え方もとれるという話で、日本でもある特別に専門家が、七千萬石穫れるとか七千五百萬石穫れるとか數字をいう場合もあるのであつて、公式の數字は日本政府もマッカーサー司令部も一致しております。
もう一つ、日本政府は今年の米の収穫高は六千萬石ぐらいが實収高だと發表しておる。しかるにマッカーサー司令部は八千萬石からあると發表しておる。そこに多少の差があるならいざ知らず、二千萬石という開きが日本政府とマッカーサー司令部との調査の間にある。これに對して政府は、いかなる統計をもつてさような發表をされたか。そうでないということがどうして言えるか、この點を農林大臣から承りたい。
その際特にアメリカでは百ドルの保険金に對して、わずか五十セントの火災保険をかけている、日本は百ドルに對して何十圓の率にあたつておるのではないか。こういうことではとうてい国民の福祉を護ることはできない。なおまた豫算の點からみても、向うは国民一人で四ドル五十セントないし五ドルを負擔をしている。日本はわずかに二圓より負擔していない。
たとえ年度の途中であろうとも、これだけの豫算で現在の日本の實情において何かできるだろうということを考えますると、非常にさびしい感じがいたします。第七條に「この法律で、兒童福祉施設とは云々」ということがございます。先日野本委員からも御質問いたしたのでありますが、母子寮という文字を拔かれております。