1954-12-05 第20回国会 参議院 予算委員会 第3号
日教組は御承知の通り選挙のあるたびに、選挙のたびに公認候補を出して、そしてそれに選挙資金を供給をして、そして現在国会議員として二十数名のいわゆる日政連議員団というものを日教組出身の議員として確保しております。日教組の文書に従えば、この前の教育委員の選挙の際にも、これは県の教育委員だろうと思います。この辺ははつきりしませんが……。
日教組は御承知の通り選挙のあるたびに、選挙のたびに公認候補を出して、そしてそれに選挙資金を供給をして、そして現在国会議員として二十数名のいわゆる日政連議員団というものを日教組出身の議員として確保しております。日教組の文書に従えば、この前の教育委員の選挙の際にも、これは県の教育委員だろうと思います。この辺ははつきりしませんが……。
そこで最後に日政連議員団の問題でありますが、日政連の議員団に属せられる議員諸君が側々にどういう考え方をしておられるか、これは私にはわかりません。
そうしてそれを推進するために選挙のあるときは候補者を公認をして、そうしてそれに対して政治資金を援助して、そうしてその出て来た人は日政連議員団というものを組織しておられる。これは政党と、政党とは言いません、政党とは言わんけれども、政党とあまり違わんものであるということは私は言い得ると思うのであります。併しそれが悪いと言つておるのじやない。日教組はけしからんとは思いません。
何となれば、日教訓は選挙のたびごとに何人かのいわゆる推薦でありますか、公認でありますか、という候補者を出してそうしてこれに対して選挙資金の援助もして、現に日政連議員団という特殊のものを組織して、そうして国会に議員を送つておる。これは間違いのない事実だと私は思います。(「当り前だ」と呼ぶ者あり)だからそれは当り前ではないと言わない。悪いと言つていない。
現に日教組は選挙にあたつては公認候補者を立てておつて、そうして少くとも日教組の資料によつて見る限り、これら公認せられた人は、所嘱がどの政党であろうともいわゆる日政連議員団という名前のもとにこれが集約されておる。これも日教組の資料によつてきわめて明瞭であります。
そういう平和闘争とかあるいは選挙闘争とかいう場合には、全部日政連議員団という名前で出ておる。そうしてこの日政連議員団というものは、日教組が公認候補として推薦した人々であります。