1972-10-26 第69回国会 衆議院 石炭対策特別委員会 第4号
ところが、その一地域に、特殊地域にいま出ておるあれでは、御承知かどうか知りませんけれども、たとえば貝島大之浦炭鉱と古河日尾炭鉱というのがあって、それの地域としては勝野、小竹というような地域があるのですね。それに、これは午前中にも通産大臣に工業再配置の面から伺ったのですが、大体二万人見当の大工業地帯をつくるというプランがいま進められつつあるのですね。
ところが、その一地域に、特殊地域にいま出ておるあれでは、御承知かどうか知りませんけれども、たとえば貝島大之浦炭鉱と古河日尾炭鉱というのがあって、それの地域としては勝野、小竹というような地域があるのですね。それに、これは午前中にも通産大臣に工業再配置の面から伺ったのですが、大体二万人見当の大工業地帯をつくるというプランがいま進められつつあるのですね。
それから古河の日尾炭鉱、これは福岡で、大手に属して二百九十名おられる。山住炭鉱、百五十名、長崎で中小企業。飛島炭鉱、三百四十四人、長崎。新高野炭鉱、百三十八人、長崎。明治鉱業、杵島、麻生、雄別。これは明治鉱業の中にも幾つも山があると思うのですが、こういったものは軒並み今後閉山という方向に進められつつあるということを聞いておるのですが、そういう内容についてはおわかりでしょうか。
○政府委員(井上亮君) 小竹町の日尾炭鉱の露天掘りによる道路の被害の状況につきまして、先生のおっしゃるとおり、さっそく電話で福岡通産局に連絡しまして、一ぺんおそらくそのお話では現場は見ていると思いますけれども、さらに念のため現場を視察して、原因が何からそうなっているか、それから、それに対する対策はどうしたらいいかというような点について至急連絡をいたします。
視察箇所は、福岡県遠賀郡、嘉穂郡、鞍手郡、粕屋郡の各地、関係炭鉱は高松炭鉱、新入炭鉱、大ノ浦炭鉱、日尾炭鉱、忠隈炭鉱、鯰田炭鉱等のうち約二十五カ所に亙り各地区ごとに関係者と懇談会を開き、地元の意見を十二分に聴取、更に最終日には福岡市におきまして通産局長の肝入りで関係者との懇談会を開催し、各方面からの総括的な意見を聴取して参つた次第でございます。