1996-02-22 第136回国会 参議院 外務委員会 第2号
日米関係は、沖縄の問題とか安保体制のあり方、クリントン大統領の訪日、日台関係等、大変重要な懸案事項を抱えている。また、米国は大統領選挙を控えているということで、総理の訪米が米国の国内政治にいわば利用されることのないように十分配慮すべきではないかというふうに思っております。昨年十一月のクリントン大統領の訪日の延期、こういう事態が二度と起こらないように期待いたします。
日米関係は、沖縄の問題とか安保体制のあり方、クリントン大統領の訪日、日台関係等、大変重要な懸案事項を抱えている。また、米国は大統領選挙を控えているということで、総理の訪米が米国の国内政治にいわば利用されることのないように十分配慮すべきではないかというふうに思っております。昨年十一月のクリントン大統領の訪日の延期、こういう事態が二度と起こらないように期待いたします。
すなわち、外交に関しては、日中正常化後の外交方針、日米安保条約のあり方、今後の日台関係等について、また、防衛については、緊張緩和と四次防策定との関係、防衛費の限界、防衛と社会保障等にわたりましたが、まず外交、防衛の基本的問題としては、「日中国交正常化自体は高く評価できるが、それ以後の政府の動き、すなわち、日米安保条約の堅持、四次防の作成は、国際緊張緩和の動きに逆行するものではないか」との質疑がありました