1979-05-25 第87回国会 参議院 農林水産委員会 第11号
あるいは栃木県の私のところにおける日光イチゴなんというのは、これは特産物ではございますが、あっという間に、たった十五年ぐらいであれだけの市場のシェアを持つようになったというようなことも、選択的拡大であって、これも一つのりっぱな例で、数えれば幾つも私はそういう問題があるし、そういうことはやっぱり時代の消費者の動向に即した物をこしらえたからだということが言えるのじゃないか。
あるいは栃木県の私のところにおける日光イチゴなんというのは、これは特産物ではございますが、あっという間に、たった十五年ぐらいであれだけの市場のシェアを持つようになったというようなことも、選択的拡大であって、これも一つのりっぱな例で、数えれば幾つも私はそういう問題があるし、そういうことはやっぱり時代の消費者の動向に即した物をこしらえたからだということが言えるのじゃないか。
日光イチゴなんというのは一箱四百円とか幾らで売っていますが、これは豊かだからそれでもどんどん売れる。しかしながら、豊かでなかったら、一粒二百円の伊予カンが飛ぶようになんか売れませんよ、食うや食わずだったら。豊かだからこれは売れておるという現実なので、やはりそういうように消費者が喜ぶようなものを選択的につくっていけばいい。
ただいまイチゴが一ぱい出ておりますけれども、これは、ほとんど栃木県の日光イチゴというものでございます。この日光イチゴをつくりますにも、ハウス農業というものが行なわれておりまして、これは十月からこちらずっと、とにかく寒くならないように毎日毎晩、農民の各位が、ほんとうに寝ずでそのハウスの管理をやっておられる。その管理をやっておられる——熱の維持ですね。保温、そういったことに油が重大な関係がある。
○武藤委員 いま山中農林大臣候補がいないので聞かせようと思ってもちょっと残念でありますが、実はこの裏作が、なたねにしてもだめ、私たちの地帯では日光イチゴをビニールハウスで促成栽培し、ナシ、キュウリもやるこういう都市近郊はそういう方向にある程度は転換できるのでありますが、東北地方あるいは都会から離れた地帯においては裏作を遊ばしておる。国土有効利用という立場から見てまことにもったいない話である。
○戸叶武君 たとえば、私のところは栃木県ですが、農村地帯においていわゆる日光イチゴというようなイチゴ裁培によって農家が相当の収入をかち得ているのですが、いつでも農家が心配するのは、やっと値がよくなってこれならば農家所得も安定するというような段階に、いろいろな突拍手もない形において台湾その他からバナナが入ってくるとこのイチゴのほうには大きな打撃を受けるのでありまして、政府がこのいろいろな農作物の転換を
○山田(長)委員 草分けに日光イチゴの海外進出を試みられたという話で、大へんこれは産地たるわれわれとしては喜んでおる次第でございますが、問題は、やはり消費地の開拓という問題につきましては、歩いてみて東南アジアの各都市におけるくだもの店というのは、まことに日本の国内などから見ますると貧弱です。