1991-08-05 第121回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第1号
とりわけ、本年三月にチジョフ駐日ソ連大使と北方領土問題について懇談を行うとともに、四月にはゴルバチョフ・ソ連邦大統領の訪日を前にして北方領土問題の解決促進に関する決議を行うことができましたことは、強く記憶に残るものでございます。ここに改めて厚く御礼申し上げます。 最後に、当委員会における皆様方のますますの御活躍を心から御祈念申し上げまして一言御礼のごあいさつといたします。ありがとうございました。
とりわけ、本年三月にチジョフ駐日ソ連大使と北方領土問題について懇談を行うとともに、四月にはゴルバチョフ・ソ連邦大統領の訪日を前にして北方領土問題の解決促進に関する決議を行うことができましたことは、強く記憶に残るものでございます。ここに改めて厚く御礼申し上げます。 最後に、当委員会における皆様方のますますの御活躍を心から御祈念申し上げまして一言御礼のごあいさつといたします。ありがとうございました。
○国務大臣(中山太郎君) ヤコブレフ・ソ連政治局員の十一月来日につきましては、本日、駐日ソ連大使のソロビヨフ大使から衆議院議長あてに正式に御連絡がございました。御連絡によりますと、十一月十二日から十八日まで、ヤコブレフ氏を団長とする団員六名から七名の団でございまして、随員は十五名から十八名という通知があったと伺っております。
○国務大臣(倉成正君) 経過の問題に入る前に基本的な立場を申し上げますと、私が外務大臣に就任した直後、ゴルバチョフ書記長の来日を駐日ソ連大使に要請をしました際にも、この北方領土の問題を解決して平和条約の締結ということが我々の最大の関心事である、この件についての前進があることによってのみゴルバチョフ書記長の御来日が意義深いものになる、そしてまた両国の友好関係、そして確固たる両国の諸問題についての基礎になるということは
ソ連の内部事情については私からコメントすべき立場ではございませんが、ただいま委員お話のように、年内か明年一月末までというふうに我が方が申しましたのは、これは一つの目安と申しますか、我が方にとって昨年の八月の段階で駐日ソ連大使に私の方から申し入れたわけでございますので、なお早期来日ということについては我々の方の考えは変わっておりませんけれども、一月ということにこだわっているわけではございません。
先般、アブラシモフ駐日ソ連大使を招致いたしまして、シェワルナゼ外相に対する私の所信をお伝えをしたわけであります。日ソ関係がこんなに改善の方向に向けて日ソ外相会談が行われた、さらに第二回目が行われようという状況の中で、非常に問題解決の可能性が出てきておるそういう状況の中で、今まで円満にずっと決着してきた漁業交渉が暗礁に乗り上げて進まないということは極めて残念である。
それから、私は昨日実はアブラシモフ駐日ソ連大使に、実は大阪へ三日間旅行しておりまして、きのう八時五十九分の新幹線で帰ってまいりましたが、特に外務省を通じてお願いしましたら、駅からすぐ本省に来てくれました。そんなことで、ソ連大使を招請し、漁獲量あるいは漁業協力費などの基本的問題に関し、できる限り早く円満な解決を見、本交渉の最終的な決着が図られるよう、ソ連側の協力につき強く実は私からお願いしました。
大詰めを迎えた昨夜、私がアブラシモフ駐日ソ連大使を招致し、ソ連に最後の協力を要請するとともに、現地においても佐野水産庁長官をしてカメンツェフ漁業大臣に要請を行わせしめたところであります。 いずれにいたしましても、佐野水産庁長官、中島海洋漁業部長を初め、日本側代表団の最大の努力を多とするものでございます。 どうもありがとうございました。 ─────────────
なぜならば、最近赴任したアブラシモフ駐日ソ連大使は、去る四月十六日、日本記者クラブでの着任後初めての講演と記者会見を行い、日ソ関係を中心としたソ連の対外政策について見解を明らかにした中で、北方領土問題に関連して言及し、日ソ間に戦後未解決の諸問題があるとの一九七三年旧市・ブレジネフ共同声明は有効ではなくなった、したがって、現在日ソ間に未解決の問題はもはや存在しない、そういうようなソ連側の公式見解を明らかにしたと
ただしかし、つい先日、この十六日にアブラシモフ駐日ソ連大使の日本記者クラブにおける講演の中で、グロムイコ外相の訪日が実りあるものになるなら実現をするが、旅行のための旅行ならば難しい、こういうような発言があります。具体的に成果が生まれる可能性があれば訪日するんだ、こういう態度表明と受けとめてもいいかもしれません。
○青山委員 なぜ私がこんなことを言ったかといいますと、この間の日本記者クラブでのアブラシモフ駐日ソ連大使の発言、これは新聞によっていろいろな報道がされておりまして、その真偽を調査するということにこの間の十七日の当委員会でも実はなっておりまして、事の真相は外務省も既にある程度つかんでおられると思うのです。
基礎科学の面におきましては、各国とも日本は自由に広く交流してしかるべし、こう私は思いますし、実は昨日、駐日ソ連大使の来訪を受けまして、大使の方から従来以上に科学技術協力の枠を広げようじゃないかという大変熱心なお申し出も受けているわけでございまして、先生の今のお話は私から外務大臣にもよく伝達さしていただきます。
続いて、これはきょうの一部新聞によりますと、アブラシモフ駐日ソ連大使は、きのう日本記者クラブでの講演と記者会見の中で、「北方領土問題に関連して日ソ間に「戦後未解決の諸問題がある」ことを盛った一九七三年の田中・ブレジネフ共同声明について「その後の日米の行動にかんがみ、(同声明のくだりは)有効ではなくなった」と言明、現在では「未解決」の問題はもはや存在しない、とのソ連側の公式見解を明らかにした。」
○斎藤(実)委員 日ソ漁業協力協定でございますが、先ほど御答弁がございましたように、日本側から最終譲歩案が提示をされて、二十二日まで交渉期限を延長し、最後の詰めに入っているわけでございますが、なお十五日には、外務省の柳谷外務次官が駐日ソ連大使に対し協力協定の早期妥結を要請した、こういうふうに伝えられておるわけでございますが、六回にわたりましてソ連側と協議を続けて、難航しているわけでございますが、この
○角屋委員 この機会に、これは当然近くなされると思うのでありますけれども、パブロフ大使がやめられて、新しくアブラシモフ駐日ソ連大使が日本においでになっておるわけでありますが、まだ信任状の認証手続を終わってないわけであります。
そんなことで、この代表団が最大の努力を尽くすことを期待しておるわけでございますが、実は本件の協力協定交渉及びサケ・マス実体交渉の早期かつ円満な解決につきましては、先般、私モスコーに参りましたときに、アルヒポフ第一副首相、カメンツェフ漁業相に対し、また駐日大使がモスコーに帰るときに、パブロフ前駐日ソ連大使にもよく私からお願いいたしたということでございます。
○安倍国務大臣 私は、今回訪ソした際にグロムイコ外相に対しましても、あるいはこれまで何回かパブロフ駐日ソ連大使に対しましても、なぜソ連が極東に軍事力を増強するのか。例えばSS20も百八といっているのが百三十五、こういうふうに言われておる。
今回の日ソ、ソ日漁業交渉におきましては、十一月の二十四日に交渉を開始いたしまして、幸いにいたしまして十二月の六日に安倍外務大臣とパブロフ駐日ソ連大使との間で署名が行われたわけでございますが、期間は比較的短かったものの、その間においてきわめて濃密な交渉を行い、また非常にむずかしい局面もあったわけでございます。
ここで長官、がらっと変わるようですけれども、この間、駐日ソ連大使のポリャンスキー氏が北海道の羅臼の町へ行ったわけです。そうしてそこで日ソ親善協会の会員証を配ったわけですね。この出来事、これも事実なんですが、これについての感想をひとつここで聞いておきましょう。
ポリャンスキー駐日ソ連大使が七日に外人記者クラブで行いました講演の中で、北方領土におけるソ連軍事基地の正当性を主張したことにつきましては、すでに同僚委員からも質問が行われたところでありますが、今日までソ連は、北方領土におけるソ連の軍備増強に関する日本政府の抗議に対しまして、事実関係そのものを認めようとしないで、そして内政干渉だということで突っぱねてまいりました。
これはアフガニスタン軍事介入直後に、昨年の十二月二十九日に日本政府はそういう日本政府の立場を明らかにして、駐日ソ連大使にもそういう覚書を手交いたし、日本政府の意向を伝えたわけでございますし、国連総会その他の機会にも意向を伝えております。
そこで私は、アフガンの問題もございますけれども、今月の七日に、朝日新聞の記者と駐日ソ連大使との会見内容というのが報道になりました。この中で大きい課題と私が考えますのは、一つは北方領土の問題について述べられているくだりでありまして、それは「はっきりいっておこう。日ソ間で、領土問題は解決済みだ。将来、どのような条件のもとでも、再検討することはありえない。
○国務大臣(大来佐武郎君) これは駐日ソ連大使の発言でございます。最近、ソ連の政府筋の発言には、この領土問題はすでに解決済みという発言がしばしば行われておるわけでございますが、日ソ共同宣言、鳩山内閣時代の共同宣言にはこの領土問題が残されていることが明らかでございまして、これはソ連側の一方的な発言でございまして、日本側としては絶対に承認できないことだと考えております。
○国務大臣(大来佐武郎君) この点はソ連側にも、実は私ども帰りまして、鹿取審議官が駐日ソ連大使を呼びまして説明をいたしました。先方側からも、早い時期に説明を得たことを非常に評価するという発言があったようでございますが、この北方領土問題、その基地問題の意図がどこにあるか、これは私どもにも的確にはわからない、いろいろな理由があるのかもしれないと思いますけれども。
次いでもう一点は、本件に関する、すなわち北方問題に関する日本政府の立場は、本年二月五日の対ソ申し入れ、これは高島外務審議官から、東京におきまして駐日ソ連大使に行った申し入れでございますが、二月五日の対ソ申し入れのとおりであるが、改めてソ連政府が、ここに、このような申し入れに真剣な考慮を払うように要請する。
本問題に対して外務省が厳しく抗議をしておられるわけでございますが、これに対しまして駐日ソ連大使は、北方領土問題は存在しない、ソ連の領土で何をしようとソ連の自由であり、それに抗議するのは内政干渉である、このように日本の抗議を拒否しておるわけでございます。そこで、このようなソ連の主張を黙って見逃しているということでよいのだろうかどうだろうかという点について一点お尋ねいたします。