1981-04-15 第94回国会 参議院 決算委員会 第7号
日ソ親善友好協会は、これに対する批判をする外務省の姿勢はこっけいな小児病的な感覚であると、こう反論をしておりますけれども、私はこの会員証に船主と船名が入っておる、かつロシア文と和文が併記されておる、こういう事実から、ソ連水域での操業に免罪符的な性格を持ついわゆる期待感を与えるのではないか。
日ソ親善友好協会は、これに対する批判をする外務省の姿勢はこっけいな小児病的な感覚であると、こう反論をしておりますけれども、私はこの会員証に船主と船名が入っておる、かつロシア文と和文が併記されておる、こういう事実から、ソ連水域での操業に免罪符的な性格を持ついわゆる期待感を与えるのではないか。
○国務大臣(鈴木善幸君) 私も北海道根室地方におけるレポ船の問題、それから羅臼地域周辺における日ソ親善友好協会の発給したところの会員証の問題、これには重大な関心を私は持っておるところでございます。 日ソの現在の新しい二百海里時代の漁業秩序というのは、日ソ漁業協定、ソ日漁業協定、これによって秩序がつくられておるものでございます。私が農林大臣当時にこれは締結をしたものでございます。
この具体的な問題を私はイシコフ漁業相に突きつけまして、明確なこれだけの事犯が、いつ、どこそこで、どの船で、どういうふうになったという被害の実態がありながらこういうものを解決しないで日ソ親善友好とか善隣友好ということを言ったって、わが国としては納得できない、払うものは払うべきだと厳しい申し入れを私はいたしてまいりました。
日ソ親善友好の基本方針は何ら変わらない」とのわが国の説明に対し、ソ連政府は「事実をもってそのことを示せ」と開き直っているのであります。このことは、ソ連側のかねて主張する日ソ善隣協力条約の交渉に応じろということを意味するものと思われます。北方領土問題は解決済みとする前提に立ったこのような条約の交渉に、わが国が応じられないことは言うまでもありません。
しかし、やはり赤城さんはいまこそ国会に席を置いていらっしゃらないようでありますが、農林大臣までやられた方であり、特にこの日ソ親善友好運動には先頭に立っていろいろ活躍されている方でありますので、自民党の大物の一人だろうと私は思うわけでありますが、そこで政府と見解が非常に違うと。
日ソ親善と言いながらも、日ソ親善友好の言葉はかけ声だけであって、まことに悩みとむなしさを感じてならない、何とかひとつ努力してほしい。現在七億円ぐらいの水揚げがあっているのですけれども、これが全部ふいになるし、三百三十隻の船が、普通ならば六月一日から出漁するわけですけれども、一切これがストップしているということで、民間協定の復活を早くしなければならぬ。
○安井委員 もう一つ、北方領土交渉に関連する、考えられる限りの問題点を、きょうはずっと挙げてきておるわけですが、その一つに、日ソ親善友好条約の提案の問題があります。 ソ連側は、領土問題は一応たな上げして、とりあえずこのような条約を結ぶべきではないかという提案をしばしばしているように伝えられております。
また、ソ連側が漁業の問題に名をかりて太平洋に船を出してきているということが、この間、日ソ親善友好協会の会合でも、ソ連と友好関係を持っていきたいという人々でも、岩手県の漁民や千葉県の漁民その他を刺激しているのも事実であります。
その結果、ヒューマニズムの問題、そして日ソ親善友好のためと、こういう立場から、グロムイコさんは前向きに検討するという約束をして帰られた。その結果、昨年の十一月、岡田さんは日本国民の大きな歓迎の中にきわめて印象的な帰国をされたわけであります。
日ソ親善友好運動と分離した形で、片面的な領土復帰運動は、いたずらに反ソ運動につながったりしてソ連政府を刺激し、領土復帰を困難ならしめるものであると私は判断しております。でありますから、表は領土返還運動である、同時にそれは友好親善運動であり、平和条約促進運動である。こういう形でとらえで運動を展開していくように、この対策本部の御指導を私は願いたいと思うわけであります。
何といいましても、原則的には日ソ親善友好を進め、平和裏に一日も早く平和条約を締結する、こういう機運をつくりつつ、北方領土問題は解決しなければならない、私はそう考えております。政府の見解も同じだと思うのでありますが、この点どうですか、どうもいままでの国民大会というのは、いろんな批判がありますよ。
最近その交渉が多少むずかしい段階に入っておるというふうに私たちは解釈をいたしておるわけでございますが、基本的な問題として、先日川島副総裁がソ連を訪問いたしましたときに、マズロフ副首相といろいろ会談をいたしましたとき、領土問題の態度は従来と変わらない、特に注目すべき発言がありましたのは、領土を云々することは第三国の利益になるだけで、日ソ親善友好の増進に役に立たない、このような発言をされたわけでございます
総理がおっしゃるように、日ソ親善友好の中でこういうことが起きるということは、はなはだこれは合点がいかない。だからして、どういう政治的な国際的な背景の中で、ソ連が日本に非常に問題が起きるような爆撃をあえてやるかという、その政治的な背景を示してもらいたいと思うんです。
けると、四つぐらいに集約できると思うのでありますが、しかし、その問題すらも、たとえば抑留船員を早く帰してもらいたいという問題、あるいは全面返還という問題等々、いろいろとあるわけでありますが、いままでしばしば考えられ、判断の裏づけとされてきた一つの考え方をもう一ぺんこれは再確認という意味でお伺いしておきたいのでありますが、北方領土を返還しない限りにおいては日ソ平和条約を結ぶべきじゃない、あるいは日ソ親善友好
ここで感ずることは、大臣もソビエトに行かれていろいろ御苦心の交渉をされた、その中で、日ソ親善友好、平和提携ということばはたくさん出てきたと思うのです。コミュニケを見てもそうですね。そうしますと、もしそうであるならば、中ソ不可侵条約というものの前段には、日本の侵略がまた復帰してくるかもしらぬ、悪いやつと手を組んでまたやるかもしらぬということをおそれたということがうたってある。
私どもはやはりもっと大きな観点から、親ソ運動と申しますか、日ソ親善友好運動というものを並行して展開していただくということが、この問題を一刻も早く円満に解決する道である。これさえやれば、ほんとうに友好親善の空気を作れるんだということですよ。
なお本件に関しまして参考人として——証人でなしに参考人として、日ソ親善友好協会議長菅道君、日本復員者連盟議長小沢常次郎君、民主主義擁護連盟事務局長和田敏明君より事情を聴取いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
日ソ親善友好協会、日本復員者連盟、それから民主主義擁護連盟でございますか、この三つでございました。もし日ソ親善友好協会が真にその意義を持つならば、なぜその親善をもつてわが引揚げの問題を解決してくださらないかと思つたのであります。日本復員者連盟の方も、もしいまだに自分が帰らないときに、ほかの人がこういうことを要請したならばどんな気がするだろうかと私はその方々にお尋ねをしたいのであります。
昭和二十六年一月二十七日 海外同胞引揚に関する 特別委員会委員 中山 マサ 若林委員長殿 引揚促進を妨害する如き書簡を国連に送つたと推定される団体一、日ソ親善友好協会議長 菅道一、日本復員者連盟議長オザワツネジロウ(小川常次郎の誤)一、民主主義擁護連盟事務局長ツダトシアキ(和田敏明の誤)以上三団体は何れも東京に本部を有するものなる由、特審局近畿支局中村調査係長言明