1977-05-18 第80回国会 衆議院 内閣委員会 第15号
こうした事実を前提にするならば、ソ連の二百海里線引きについて最も現実的な解決策は、やはり現行の日ソ国境線に基づいて線引きを行い、四島周辺水域、いわゆる三角水域における零細北海道漁民の漁獲実績の確保を図るという水産庁の当初の構想、こうした現実論に立脚した交渉の促進をする必要があっただろう。
こうした事実を前提にするならば、ソ連の二百海里線引きについて最も現実的な解決策は、やはり現行の日ソ国境線に基づいて線引きを行い、四島周辺水域、いわゆる三角水域における零細北海道漁民の漁獲実績の確保を図るという水産庁の当初の構想、こうした現実論に立脚した交渉の促進をする必要があっただろう。
○森元治郎君 そうすれば、私が話にけじめをつけないと、大体北なんといってもこれはどこまでが北かわかりませんから、昔の樺太の日ソ国境でやった五〇度以南━━カムチャッカは入るのか入らないのか、そこらのところはどうでありますか。
日本領土の解決の根本方針として三つある、一つは南千馬の潜在主権を認めさせる、もう一つはアデナウアー方式によって日ソ国境の画定を延期する、第三は南千島を含む千島列島と南樺太を日本が放棄するとして、この島々の領土権の所属を明記しないでおく、この三つのうちの一つを選びたいと言っておりますが、これは外務省も同じ意見でありますか。