1951-10-26 第12回国会 衆議院 本会議 第8号
日ソ中立條約成立中、不戰、不可侵の原則を犯して、ひそかに盗取を企てたるがごときは、国際道義蹂躙もこれよりはなはだしきはないのであります。ソ連は武力をもつて侵略、併呑を続けるでありましよう。しかしながら、われらは、国際信義の名において、その帰属が定められておらない以上、失地回復を永久に叫び続けなければならないのであります。歯舞、色丹諸島の北海道直属の島たることは言を要しません。 一、安全條項。
日ソ中立條約成立中、不戰、不可侵の原則を犯して、ひそかに盗取を企てたるがごときは、国際道義蹂躙もこれよりはなはだしきはないのであります。ソ連は武力をもつて侵略、併呑を続けるでありましよう。しかしながら、われらは、国際信義の名において、その帰属が定められておらない以上、失地回復を永久に叫び続けなければならないのであります。歯舞、色丹諸島の北海道直属の島たることは言を要しません。 一、安全條項。
(拍手) 回顧すれば、ソ連は、日ソ中立條約の有効期間中であつた昭和二十年八月九日、突如として参戰し、一兵を損せずして戰勝国となりました。しかして、講和條約締結に先だつて、莫大なる日本の在満資産を沒収したではないか。あまつさえ百万の抑留者を数年にわたつて酷使した。今なお三十数万の未帰還の同胞を抑留または————————ではないか。
○佐々木(盛)委員 特に現実の国際情勢から考えまして、特に日本とソ連の関係を考えてみましても、われわれが当時戰争の末期におきまして日本とソ連の間に有効に存在しておりました日ソ中立條約というものがあつたにもかかわらず、日本に原子爆彈が落ちたすぐ直後に、われわれが宮中に御前会議を開いてポツダム宣言に涙の受諾を決定いたしましたと見まするや、とたんにソ満国境から一斉に満洲に侵略して来る。
そうしますと例えば日ソ中立條約のごとき、あれは批准降順がついておるわけなんです。併し殆んどもう調印と同時に発効するように、極めて短い、極めて短い期間しか時間的余裕しかないのでございます。
○曾祢益君 この問題は條約局長の技術的な御苦心は分りますけれども、特にその日ソ中立條約のごとく非常に重要なあれを、外交の運営の上の便宜からあと廻しにするというような、この考え方を打破して行かなければならないのじやないかという政治論を一つ外務省においてよく考えて貰いたいと思います。
日ソ中立條約は昭和十六年に成立して、そうして五年の期間があつたということはお話の通りでありますが、その五年は、昭和二十一年四月において失効することになつておつたのであります。併しながらその期間中、昭和二十年八月八日、日本に対して突然宣戰を布告した。これは事実であります。
日程第二 地方財政委員会委員任命につき事後承認の件 一、日程第三 日本国有鉄道監理委員会委員任命につき事後承認の件 一、日程第四 運輸審議会委員任命につき事後承認の件 一、日程第五 日本銀行政策委員会委員の任命に関する件 一、日程第六 阿波丸事件の見舞金に関する法律案 一、日程第七 昭和二十五年における教育委員会の委員の定例選挙の期日の特例等に関する法律案 一、日程第八 商品取引所法案日ソ中立條約及
また日ソ中立條約の調印の交渉の間にドイツと防共協定を延長するという交渉を行い、しかもドイツとソビエトとの間に戰争が起つたのに……。
を求める件 ○日本国有鉄道法第十三條の規定によ る日本国有鉄道監理委員会委員再任 につき承認を求める件 ○運輸省設置法第九條の規定による運 輸審議会委員再任につき承認を求め る件 ○日本銀行法第十三條の四の規定によ る日本銀行政策委員会委員任命につ き同意を求める件 ○職員任用の件 ○法制局長の法規上の地位に関する件 ○会派用自動車の割当に関する件 ○医薬分業に関する緊急質問の件 ○日ソ中立條約及
それから第二は共産党の細川嘉六君からで、問題は日ソ中立條約及び共産軍侵略の見解に関する緊急質問、要求大臣は総理大臣でございます。所要時間は同じく二十分でございます。