1982-04-23 第96回国会 衆議院 外務委員会 第11号
なお、先ほど若干答弁漏れになりましたのでその点もつけ加えさしていただきますが、このプログラムアプローチというのは初めてのケースでございまして、日カあるいは日米等同じく事前同意権を有しながら個別の形にとどまっておる国との関係を、このアプローチを一つの先例として私どもとしては整理してまいりたいと考えております。
なお、先ほど若干答弁漏れになりましたのでその点もつけ加えさしていただきますが、このプログラムアプローチというのは初めてのケースでございまして、日カあるいは日米等同じく事前同意権を有しながら個別の形にとどまっておる国との関係を、このアプローチを一つの先例として私どもとしては整理してまいりたいと考えております。
今後の問題につきましては、また後ほど大臣からお答えがあるかと存じますが、日カ首脳会談におきますCANDU炉の問題につきましての新聞報道がございましたので、私どもも外務省にその事実を問い合わせたわけでございます。
アメリカ、ソ連、カナダを初めとしまして、二百海里国内法の制定、二百海里宣言をいたしたわけでございますが、特に北太平洋の日本の漁業は海外漁業の中でも最も重要な海域でございまして、三百万トン程度の漁獲をこの海域でやっておりますから、これからの日米、日カ、日ソ漁業交渉、この成り行きによりましては、わが国の漁業に大きな影響があるわけでございます。
これは開発途上国対策と違いまして経済援助で片のつく問題ではございませんので、先ほど角屋先生の御質問がございましたが、日米なり日ソなりあるいは日カなりの外交あるいは友好親善の高い立場も踏まえながら、水産庁、外務省という個々の担当省の問題ではなくて、政府としていろいろ粘り強い交渉をやっていただくしか手はない。
○大平国務大臣 本来閣僚会議というのは、ほかの例、日米、日カ、日豪等に見られますように、特定の問題についてネゴシエーションをやる場ではないわけでございまして、複数の閣僚が相互に集まりまして、高次元の立場で意見の率直な交換を行なって理解を深めていく、そういう素地のもとで具体的な案件が出てきた場合に、それを処置する十分の理解と知識を持っておるという姿が私は望ましいと考えておるわけでございます。
それは無理ないことだと思うわけでありますが、外国のほうに行っておられまして日米貿易経済合同委員会のほうに出席なさってまたカナダのほうには日カ定期閣僚会議でございますか、そういう大事な席に列席をなさって御苦労なさっている。その大臣の実態というものも私はやはり実感がない。これと同じように今日の北海道の農業のいためつけられた今回の冷害にぜひとも大臣にわかって聞いてもらいたいという声があるわけです。
それと同時に、過渡的には二国間のいろいろな調整、いま現にわが国は日米経済閣僚会議、カナダとの間には日カ経済閣僚会議、日韓の間にもそういうものがあります。
○林説明員 ただいま中川入管局長からお話しございましたように、第一回目は昭和三十二年の十一月ごろにロンドンで査証の申請をしまして、当時はまだ日カ間に査証免除取りきめがございませんので、本件は中央の外務省にまいりまして、外務省として法務省入管当局と協議した結果、有効な旅券を持って、しかもこの際は短期視察というふうな名目でございましたので、当時は特定査証百八十日でもって入国査証を与えました。
○伊藤(惣)委員 次に、日英、日米、日カの原子力協定のほかに、ソ連とかフランスとかの各大国と同じような協定を締結する考えがあるかどうか、伺いたいと思います。そして、これは将来の国際関係の動向を考慮するならば、さらにまた動力源の国家経済生活の中枢をなす原子力開発も考慮するならば、その協力関係は、一国に依存するということは非常に疑問になってくるわけです。
そのおもな実績について申し上げますと、貿易振興のための諸施策につきましては米国においては議会、公聴会等への出席陳述、貿易団体との連携、対米輸出促進のためのPR活動等の方法により、またカナダ、豪州及び欧州においては業界の動向に関する情報の収集、日カ、日豪及び対欧州の貿易促進の必要性のPR等を行ない輸入制限運動の阻止に努めたのであります。 技術協力の実施につきましては次の通りであります。
○政府委員(杠文吉君) 国際規制物資は、ただいま椿先生からも御指摘がございました通りに、外国との間の協定に基づく物資でございまして、協定の中にはすでに規定されておりますけれども、その規定が、日カ、日米、日英等におきまして明確さを欠くうらみがございました。従いまして、今回は、告示をいたしまして、どういう範囲のものであるかということを明確にいたしたいということでございます。
そのかわりに日カ通商協定等にございますように評価権という制度がありまして、カナダ製品よりも著しく安い品物が入って参ります場合におきましては、それをカナダ政府で評価して、禁止的な関税をかけるという制度だけが唯一の制限になっておりまして、他に輸入制限措置というふうなことはとれない。
○政府委員(井上清一君) ただいま御質問がございましたが、先に締結をいたしました日米、日英、日カ、日仏間の航空協定と、今度のスイスなりブラジルとの間の航空協定との間に、内容的にそう違いがないというようなことだがどうかという御質問でございましたが、先ほどの提案理由にも申し上げましたように、いろいろ若干の表現その他において違っておる点があるかもしれませんが、内容的にはほとんど変ってはおりません。
それからもう一つ、スイスとブラジルの点だけまあ批准がございまして、従来の日米、日英、日カ、日仏等についてはすでに協定が行われ、あるいは批准が済んだところでありますが、南米方面の他の国との協定それから現にスカンジナヴィア三国の外務大臣が来ておられるようですが、北極を通っての欧州航空路は、おそらく今後地球の横を通って参ります航路よりも、距離の点、時間の点等からいって、開けますとこの方が多くなるのだと思います
日カ協定の成立あるいは日本のガット加盟によるカナダ側の関税引き下げ等によりまして、最近著しい改善を見せております。しかし繊維製品その他につきまして、やはりアメリカと同じような問題が起る可能性もございますので、その点は十分注意しながら秩序ある輸出の確立に努力をいたしたいと考えております。
と申しますのは、昨年の日カ通商協定の結果、わが国の洋品に対しまして全面的にカナダはガット税率を昨年の上半期の末から適用することに相なりました。
私どもはこの条約は日カの通商または投資の問題をすべて解決するのに非常に不十分なものだと考えます。今まで非常に不当な不利な立場におりましたものを、当然の関係にやや回復しただけでございます。そういう点については、政府におかれまして今後全面的な通商並びに投資に関しまする協定を早く促進締結されんことを希望いたしまして賛成いたします。
○上塚委員長 次に本日の公報で公告いたしております通り、日カ通商協定の批准について承認を求めるの件につき審議を進めたいと思いますが、この際諸般の情勢を考慮いたしまして暫時休憩いたし、後刻再開することといたしたいと思います。しかし再題のいかんにかかわらず、明日は引続き同協定に関する質疑を続けまして、予定通り質疑を終了して、採決をいたしたいと考えますから、さよう御了承を願います。
○川崎委員 そこで問題は、昨年カナダとの間に――ただいまアメリカの余剰小麦を買い入れることによつて、カナダの小麦の通常の輸入を削減することはないのだということでありますが、一九五二年の八月から五三年の七月まで、すなわち日カ協定で六十万トンの輸入を約束したにもかかわらず、実際の到着は五十六万三千トンというものになつておつて、去年の八月以降にカナダとの協定は新たに結ばれることになつておりながら、カナダ側