1948-06-07 第2回国会 参議院 決算委員会 第20号
次に第二の要旨は、中央氣象臺で昭和二十年四月株式会社實組に請負わせた鐵筋コンクリート造暗號書庫新築工事が空襲等によつて意のごとく進捗しない内に終戰となり、僅かに基礎工事を施行したのみで一時中絶していたところ、その後同年八月右契約の設計變更をなし、既濟の基礎工事を利用することなく別箇所に木造平家建を新築することとし、その請負代價は當初契約價格をそのまま踏襲し、結局前の基礎工事費を差引いた殘高の範囲で木造倉庫
次に第二の要旨は、中央氣象臺で昭和二十年四月株式会社實組に請負わせた鐵筋コンクリート造暗號書庫新築工事が空襲等によつて意のごとく進捗しない内に終戰となり、僅かに基礎工事を施行したのみで一時中絶していたところ、その後同年八月右契約の設計變更をなし、既濟の基礎工事を利用することなく別箇所に木造平家建を新築することとし、その請負代價は當初契約價格をそのまま踏襲し、結局前の基礎工事費を差引いた殘高の範囲で木造倉庫
本件工事はいずれもその年度末において、五月末には完成する見込みが十分でありましたし、他方請負人からは、工事費の前金拂を要求せられておりましたので、手續としては、一まず支出を濟ませ、請負人には既濟部分拂をいたしまして、工事の竣功を急がせたのであります。
本件工事はいずれもその年度末において、五月末には完成する見込が十分でありましたし、地方請負人からは、工事費の前金拂を要求せられておりましたので、手續としては、一先ず支出を濟ませ、請負人には既濟部分拂をいたしまして、工事の竣功を急がせたのであります。