1994-09-16 第130回国会 参議院 決算委員会 閉会後第5号
それから、非常時の弾力的な効率的運用についてでありますけれども、これは今回も例えば渇水調整について発電事業者等に、既得水利権者の協力を得ながら発電用の水を生活用水に配慮していただくというような調整も行ってもらったわけでありますけれども、そういうことも十分踏まえて、そうした経験を通じて今後の渇水対策にも万全を期していきたいというふうに考えているところであります。
それから、非常時の弾力的な効率的運用についてでありますけれども、これは今回も例えば渇水調整について発電事業者等に、既得水利権者の協力を得ながら発電用の水を生活用水に配慮していただくというような調整も行ってもらったわけでありますけれども、そういうことも十分踏まえて、そうした経験を通じて今後の渇水対策にも万全を期していきたいというふうに考えているところであります。
具体的には、水源地の用地交渉、それから下流の既得水利権者の同意取得ということが一つの大きな問題だったと思います。それから、さらに全体といたしましては、全体の公共事業の予算の伸び悩みの中で、工事単価は年々全事業を通じて上昇してきておりまして、そういった点でなかなか事業の進捗が図れなかったということは事実でございます。
私どもやはりこの筑後川水系の基本問題を処理するに当たって重要な問題の一つに、実は漁業者の問題それから既得水利権者の保護の問題、これがありますから、そこは十分考えていきたいと思いますが、一方、私ども現在仕事をしております筑後川の下流地区の国営灌排事業、こういうものがありますから、これはそもそも、先生御存じのとおり、下流地区の水利の俗称淡取水の安定を図るというのを主な目的としている事業でございますが、それをできるだけ
○政府委員(松村賢吉君) 河口ぜきをつくりまして皆さん方に喜んでいただくということが、一つの私どもの使命でございますので、これにつきましては、やはり地元の既得水利権者でございますか、こういうものの御意見も十分尊重いたしまして、管理規程その他にも反映さしていきたいというふうに考えております。
一、「ア」として、「水利権許可申請にあたり、関係既得水利権者の同意書添付を絶対的条件としている場合は、そのため不当な補償要求に応ずる等の弊害もあるので、許可権者は合理的資料に基づいて、関係者を納得させ自主的に許可処分をもできるような体制を逐次推進すること。」、まずこう言うておりますが、この措置は一体どういうふうにとられているのですか。
そして公益性が著しく大きい場合であれば、既得水利権者が損害をこうむるものがあっても許可する、こういうふうなことになるかと思うのでございますが、そういうことになりますと、公益性が著しく大きい場合といえば、たとえば発電所であるとか、あるいは上水道であるとか、工業用水であるというような点が考えられると思いますが、そのために既得の水利権を持っておるところの非常に弱い立場にある農漁民の水利権が制約をされるし、