2020-03-10 第201回国会 参議院 財政金融委員会 第3号
この下で、金融政策としては政策効果を発揮していると思っておりまして、長期金利はゼロ%近傍で安定的に推移しておりまして、実質の長期金利もマイナス一%程度で推移していると、貸出金利も既往最低水準で推移しておりますし、貸出残高も緩やかな拡大を続けているということで、こういった点を考えますと、イールドカーブコントロールの下で従来の国債の買入れ額をターゲットにしていた枠組みと比べますと、経済、物価、金融情勢に
この下で、金融政策としては政策効果を発揮していると思っておりまして、長期金利はゼロ%近傍で安定的に推移しておりまして、実質の長期金利もマイナス一%程度で推移していると、貸出金利も既往最低水準で推移しておりますし、貸出残高も緩やかな拡大を続けているということで、こういった点を考えますと、イールドカーブコントロールの下で従来の国債の買入れ額をターゲットにしていた枠組みと比べますと、経済、物価、金融情勢に
なお、この二〇一六年九月のイールドカーブコントロールの導入以降、経済、物価、金融情勢を踏まえながら、物価安定の目標の実現のために最も適切なイールドカーブの形成というものを促しておりまして、こうした下で我が国の長期金利は海外の金利が大きく上昇するような局面でもゼロ%近傍で安定的に推移しておりますし、それから、貸出金利も二〇一六年九月以降一段と低下して、既往最低水準で推移しております。
こうした下で、我が国の長期金利は、実は海外の金利が大きく上昇するような局面でもゼロ%近傍で安定的に推移しておりますし、貸出金利も二〇一六年九月以降一段と低下して、既往最低水準で推移しております。また、大企業、中小企業のいずれから見ましても、金融機関の貸出態度は引き続き積極的であり、貸出残高も増加を続けております。
実際、私どもがこの間金融緩和政策を進めている下で金利全般は大きく低下しておりまして、貸出金利も既往最低まで下がってございます。 こうした下で銀行貸出しは伸びを高めておりまして、最近では前年比三%程度の伸びとなってございますので、日本銀行の金融政策が現金保有が多いことそれ自体によって効果が低減させられているというぐあいには考えてございません。
そうした中に、貸し出しが余り伸びないのではないかとか、いろいろな意見が出されたことは事実でありますが、そういう議論が出て、最終的にマイナス金利つき量的・質的金融緩和の決定に至った議事の流れについては、議事要旨をぜひごらんになっていただきたいと思いますが、銀行貸し出しにつきましては、委員御指摘のとおり、貸出金利が既往最低水準まで低下するもとで銀行貸し出しが前年比で二%台の伸びを続けておりますし、それまで
また、貸出金利が既往最低水準まで低下するもとで、この委員提出の資料のとおり、銀行貸し出しは前年比二%台の伸びを続けておりまして、従来は前年比で減少していた中小企業向け貸し出しも、二〇一三年半ば以降は増加に転じております。 このように、量的・質的金融緩和は、金融機関の貸し出し面も含めて効果を発揮しているのではないかと思っております。
○参考人(黒田東彦君) 二〇一三年の四月に量的・質的金融緩和を導入したわけですが、この表にある二〇一三年の四月に導入したわけですが、その後、貸出金利が既往最低水準まで低下する下で、銀行貸出しは前年比で二%台の伸びを続けております。それまで前年比マイナスで推移していた中小企業向け貸出しも、二〇一三年半ば以降はプラスに転じております。
○参考人(黒田東彦君) 先ほど申し上げたように、二〇一三年の四月に量的・質的金融緩和を導入した後、貸出金利が既往最低水準まで低下して、貸出しも増加しております。 そうした下で、企業収益は史上最高の水準になり、労働市場も完全雇用状態になり、雇用や所得も改善をしているということでありまして、金融政策がその効果を果たしているということは一般的に言ってよいのではないかと思っております。
銀行の貸出金利が既往最低の水準まで低下するなど、企業の資金調達コストは低水準で推移しています。企業から見た金融機関の貸出態度は改善傾向が続いており、CP・社債市場では良好な発行環境が続いています。銀行貸出残高は、中小企業向けも含めて緩やかに増加しており、前年比二%台前半で増加しています。
報告の中にもあったんですが、銀行の貸出金利が既往最低の水準まで低下するというお話がありました。私も、副大臣終わってから地元に帰れるようになりまして、頻繁に帰って、若手の経営者等々といろいろ話をしていたんですが、びっくりしました。
その後、金融資本市場の動向を見ますと、非常に緩和した金融環境というのが続いておりまして、貸出金利は既往最低水準ということでありまして、短観等を見ましても、企業から見た金融機関の貸し出し態度も改善傾向が続くということでございます。
○黒田参考人 我が国の金融環境を全体として見ますと、貸出金利は既往最低の水準で推移しておりまして、企業から見た金融機関の貸し出し態度も、私どもの短観で見ますと、相当改善した状況になっているということでございまして、全国の銀行貸出残高は前年比二%台前半のプラスで推移しております。
貸出金利もずっと低下してきておりまして、既往最低水準まで低下している。銀行貸出残高は、確かにまだ二%台前半の伸びでございまして、緩やかな増加にとどまっております。
○黒田参考人 御指摘のとおり、量的・質的金融緩和のもとで、長期金利が非常に安定しておりまして、また、新規の貸出金利は既往最低水準まで低下してきているわけでございます。 一方で、先ほど来申し上げていますとおり、予想物価上昇率は徐々に上がってきておりますので、実質的な資金調達コストは極めて低い水準まで低下してきております。
引き続き低下傾向をたどっていると言ってもいいぐらいの金利の低下ぶりということでございまして、レベルから申し上げましても、最近は、既往最低水準の〇・六%台というところで推移いたしております。
また、貸出基準金利につきましては、原則として、民間長プラと同水準に定めておりますけれども、昨今、民間の長プラが四・九%から五・一%に改定された場合に、中小企業に対する金融の円滑化等の観点から基準金利を据え置いたために、現在、長プラを下回る既往最低の低金利を維持しているところであり、公的金融機関は民間金融の補完という原則にかんがみれば、これ以上引き下げるのはなかなか適当ではないと思いますが、御趣旨に沿
○唐沢国務大臣 特に六十二年度の予算の編成に当たりましては、年度内二百八十人の要員を純減するとか、あるいは支出の伸びを既往最低に抑えるとか、非常に努力してNHKも予算を作成したわけであります。
金融の方では、御承知のように金融機関の貸出金利は月を追いまして既往最低記録を更新して、低下に向かっていることは御承知のとおりでございますし、また量的な面でも私どもの短期経済観測等の結果にかんがみましても、企業の資金繰りは大変暖和されておる、また金融機関の貸し出し態度も大変楽になっておるというようなことがございまして、この金融の緩和はかなり浸透しておる。
金融はもちろん、そのときどきの経済情勢に応じまして機動的に、弾力的に誤りなきを期していかなければならないわけでございますけれども、現在、やはり景気刺激の主役は財政が担うべきものであると考えておる次第でございまして、その理由としては、昨年来数回に及ぶ公定歩合引き下げの効果としての市中金融機関の貸出金利の低下が、その後もずっと続いておるわけでございまして、毎月既往最低記録を更新しつつあるのが現状でありまして
なお、長期金利につきましては、これもいま既往最低の水準まで下がっておるわけでございまして、外国と比較いたしましても決してひけをとらないぐらいの低さにおさまっておるのでございますが、企業側におきましては、この円高騰の情勢もあってでございましょうか、採算をよくするために長期金利を云々というような要請も出てきておることは承知いたしておりますけれども、長期金利も、やはり資金の需給によって金利が決まる、その需給